2008年4月28日月曜日
№72)これが進化したノルディックウォーキング・ストックウォーキング・ポール&ストック
みなさん、ノルディックウォーキング・ストックウォーキングで使うポール&ストックの、現在実際に市販しているなかでもっとも進化したものと私が判断しているところのポール&ストックが上記です。
まず、なんといっても先端の形状と機能が見たとおりまったく違いますね。アスファルトでもぴったり路面にフィットする角度と構造、そして材質になっていて、しかも草地ではワンタッチで金属突起がパッチンと中から出たり引っ込んだりする特許を使用してます。実際の動画映像もあるので参考にされるといいですね。ハイエンドな方ならすぐにでも求めたくなるもので、私も激しく推薦する逸品ですよ!!!
それに、ストラップも独創的でこの会社説明によれば、親指と人差し指の間にストラップを通さないから手を傷めることがないそうです。これも特許を取得しています。(でも私の持論は「車両の行きかう市街地では危険なストラップを外しましょう!」ですからご注意を。)
これを希望するならばインターネットで販売してますし、このポール&ストックの販売代理店になることも可能でしょう。
☆私にメールくださればこの会社へのアクセス方をお教えいたします。この動画も見れます。
♪♪♪日進月歩のノルディック・ストックウォーキング・ポール&ストック!!!
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2008年4月25日金曜日
№71)北京にも広がれノルディックウオーキングの輪
私も仕事の関係で長い間仙台に通っていましたから知っているのですが、仙台で一番人気のある新聞はなんといっても河北新聞ですね。で、このたびその河北新聞で2008年4月24日木曜日、昨日ですがノルディックウォーキングの記事が出ました。それがなんと本日25日に北京で千人規模の大会があるのだそうで、「北京五輪を盛り上げると同時にノルディックウオーキングを中国国内で普及させるのが狙いで、北京市などが主催。1000人以上が出場して、10キロを歩く。」とのこと。これは驚きです。もうこの時間、終わってるでしょうね? これからのニュースに注目です。
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080424t14036.htm
***以下に記事を引用***
中国・北京で25日開かれるノルディックウオーキングの国際大会に、仙台市に本部を置く「日本ノルディックフィットネス協会」(JNFA)の海老名真綾さ ん(34)=仙台市=ら2人が、唯一の海外招待選手として出場する。大会は北京五輪のプレイベントで、海老名さんは「スポーツを通じて北京の人々と交流し たい」と意気込んでいる。 大会は、北京五輪を盛り上げると同時にノルディックウオーキングを中国国内で普及させるのが狙いで、北京市などが主催。1000人以上が出場して、10キロを歩く。 海老名さんはアジアでノルディックウオーキングの普及に先進的に取り組む日本の第一人者として、同協会副会長で仙台大教授の三浦望慶さん(69)と共に招待された。 大会出場のほか、日本でのノルディックウオーキング普及の取り組みを紹介したり、技術指導をしたりするという。 ノルディックウオーキングは、2本のポールをスキーのように持って歩くフィンランド生まれのスポーツ。手軽で効率的な運動として2004年に国内で初めて仙台市に紹介され、幅広い年齢層に普及している。 海老名さんは山形市出身で、3歳でアルペンスキーを始めた。大学卒業後にフィンランドに留学し、ノルディックウオーキングに出合った。「簡単ながら運動を激しくも緩やかにもでき、奥が深い」と魅力を語る。 04年から、仙台市や仙台フィンランド健康福祉センター(青葉区)の嘱託職員をしながら、全国で体験会や講習会を重ねている。07年に日本初の公認団体、JNFAの設立に携わり、事務局次長を務めてきた。 突然の招待に驚きながらも「中国でどれぐらい普及しているのか見てきたい。フィンランド生まれのスポーツが日本で普及していることを、中国の人にPRする」と抱負を語った。2008年04月24日木曜日
***引用終わり***
おおよそ30年ぐらい前に私も天安門を訪れたことがあります。もしあそこを千人もの人がノルディックウォーキングで歩いたなら、それこそワールドニュースになるでしょうねきっと!!! 中国というのは実に凄いことをする国ですね。最近香港のノルディックウォーキングの記事は読んだことがありますが。そうそう、中国といえばもうノルディックウォーキング用のポール&ストックを多くの業者が造っているのです。その業者が広告を出していますから生産力があることは私も視野に入っていました。が、まさかプレーするまでになったかと、改めて驚いています。河北新聞の記事を読む限り行政側が旗を振っているのでしょうね。
♪♪♪五輪だけに終わらせないノルディック・ストックウォーキングの輪!!!
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2008年4月22日火曜日
№70)我が国の健康政策とノルディックウォーキングの開発進化
☆ 国の健康政策の流れをこのブログへ記録するために、政府行政関係資料から以下にまとめておきます。ご興味のある方はどうぞご参考に☆
***
我が国では、近年、急速な人口の高齢化や生活習慣の変化により、疾病構造が変化し、疾病全体に占めるがん、虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病等の生活習慣病の割合が増加し、これら生活習慣病に係る医療費は、国民医療費の約3割となっている。こうした疾病構造の変化に対応し、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会とするために平成12年に「健康日本21」が策定され、平成22年度までを運動期間とし平成17年度を1目途に中間評価、平成22年度に最終評価を行い、その後の運動の推進に反映させることとしている。
http://www.kenkounippon21.gr.jp/
平成14年に健康日本21の法的基盤の健康増進法が制定され、「国民の健康の増進のための総合的な推進を図るための基本的な方針」として位置づけ、都道府県には健康増進計画策定の義務、市町村には同努力義務が規定された。 また、国の統計調査である従来の国民栄養調査の内容に生活習慣の状況に関する調査を加え、国民健康・栄養調査として内容の拡充が図られた。 健康日本21を推進するための体制の整備も進んでおり、平成12年12月からは、年1回、広く各界関係者の参加により国民的な健康づくり運動を効果的に推進することを目的に「健康日本21推進国民会議」が開催されている。平成13年3月には、健康日本21に賛同する関係団体により、「健康日本21推進全国連絡協議会」が設立され、「健康日本21全国大会」が開催され、130の加入団体となっている。
平成16年5月には、国民一人ひとりが生涯にわたり元気で活動的に生活できる「明るく活力ある社会」の構築のため、国民の健康寿命を伸ばすことを基本目標に置き、「生活習慣病予防対策の推進」と「介護予防の推進」を柱とする平成17年度からの10ヵ年戦略(健康フロンティア戦略)が策定された。 近年、内臓脂肪型肥満が、糖尿病、高血圧症、虚血性心疾患、脳卒中等の生活習慣病の発症リスクを格段に高めることが明らとなり、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の概念が世界的に提唱されている。このような流れの中で、平成17年4月、日本内科学会をはじめとする関係8学会が「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の日本人向け診断基準をまとめた。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0508-1.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0508-1a.html
身体活動・運動に関しては、平成元年に策定された「健康づくりのための運動所要量」を見直し、平成18年7月に健康づくりのために必要な運動量・身体活動量を「健康づくりのための運動基準2006」において示すとともに、生活習慣病予防のために「エクササイズガイド2006」が策定された。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/undou01/pdf/data.pdf
また、人材育成の観点からは、財団法人健康・体力づくり事業団が設置した「健康づくりのための運動指導者普及定着方策検討委員会」において、健康運動指導士を安全で効果的な運動指導の専門家を目指す上で、まず取得すべき標準的な資格であると位置づけ、その養成及び普及定着を積極的に図っていくため、その資質向上、確保、定着方策について検討が行われ、平成19年度から新たな健康運動指導士の養成事業が同事業団により実施されることとなった。以下URL参照。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/07/dl/s0711-8h.pdf
http://www.health-net.or.jp/undoshidosha/menu03/new_undoshidosha.pdf
http://www.health-net.or.jp/undoshidosha/menu03/housaku_report.pdf
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/point.pdf
☆国家予算の内からノルディック・ストックウォーキングのような新しい運動プログラム開発の予算を、該当する項目から小生の判断で列記してみた☆
http://www.bb.mof.go.jp/cgi-bin/bxss110a?rno=88
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/point.pdf
・健康増進事業の円滑な実施(新規)(厚生労働省) 57億円
・健康情報の把握と健康投資を促進するための環境整備(新規)
(経済産業省) 2.9億円
・生活習慣病対策等に関する技術開発研究の推進(一部新規)(文部科学省) 83億円
・再生医療による治療法の研究開発を推進(文部科学省) 20億円
(6)介護予防対策の一層の推進(介護予防力) 816億円(748億円)
(9)運動・スポーツの振興(スポーツ力)
・身体機能の回復改善による健康増進技術の研究開発
(経済産業省) 産総研運営費交付金(642億円)の内数
Ⅱ 新健康フロンティア戦略を支援する家庭・地域・技術・産業
(1)健康を家庭・地域全体で支援(家庭力・地域力) 467億円(391億円)
・「放課後子どもプラン」の着実な推進
放課後児童健全育成事業等(放課後児童クラブ) (厚生労働省) 187億円
(3)医療・福祉技術のイノベーション(研究開発力) 478億円(353億円)
・基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発(経済産業省)
☆現在の→「新健康フロンティア戦略アクションプラン」←に、続いています☆
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/plan.pdf
(2) 一生涯にわたる豊かな「スポーツライフ」の実現
・ 身体運動による動作調節機能、循環調節機能の改善度を簡易かつ精度よく評価するための方法や指標を開発し、有効な身体運動プログラムやそれを支援するシステムの開発を推進する。(経済産業省)
3 医療・福祉技術のイノベーション(研究開発力)
超高齢社会に突入する日本において、「人間活動領域拡張力」を実現するためには、その基盤となる研究開発力の向上を図る必要がある。
また、研究開発力を向上させ、健康科学技術産業の国際競争力を強化することや、今後高齢化が進行する世界への国際的貢献を行うことが重要である。
このため、有病者、障害者、高齢者等のニーズを踏まえ、汎用技術(技術的にはある程度確立しているものについて改良・普及を行うことが可能なもの)、事業リスクが高い技術、革新的技術の開発・普及の促進を図る。
☆予算はやはり経済産業省と文部科学省なのですかね?☆
スポーツ力:身体機能の回復改善による健康増進技術の研究開発/身体運動による動作調節機能,循環調節機能の改善度を簡易かつ精度よく評価するための方法や指標を開発し,有効な身体運動プログラムやそれを支援するシステムの開発を推進する。※産総研運営費交付金の内数(64,237,356/千円)
♪スポーツ産業に進出を期待するノルディック・ストックウォーキング♪
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№69)わかりやすい進化のプロセス→ノルディックウォーキングの発展
①ノルディックウォーキングの発祥は雪山で、ポール&ストックを突いて歩いた。
雪
健康増進に貢献
↓
②雪のない野山でも、ポール&ストックを草地に突き刺してその推進力で歩いた。
草地・砂浜
健康増進に貢献
↓
③硬い舗装道路でも、アスファルトパットの摩擦力を利用して歩くようになった。
アスファルト
低迷・危険
↓
④アスファルトや舗装道路ではポール&ストックが滑り、推進力弱く効果がない。
.............................使い勝手が悪い............................
↓
ストック歩行の原理を採用
⑤先端に逆転止め車輪を装備し、グリップを水平に、シャフトを逆に曲げて解決。
全ての路面に対応
健康増進に貢献
↓
.....................生涯スポーツに発展 .....................
⑥車輪の摩擦力で歩く構造のポール&ストックのため、環境にやさしく安全である。
♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは安全で環境にやさしい!!!
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2008年4月21日月曜日
№68)最近の動画で見るノルディックウォーキング
アメリカ・カルフォニア州サクラメントより発信しているニュースサイトに、sacbee.comというのがあって、その中でノルディックウォーキングに関する最近の映像を公開しております。今回はこれをご紹介申しあげます。
http://www.sacbee.com/500/story/814555.html
この動画・写真は、硬い舗装路をトレーニング・フィールドとする、ランナーやウォーカーに混じって、ノルディックウ-キングに取り組む人々を写したもので、本年3月末の最近映像であるという点で、検証するにはそれなりに意味があると思いました。
この中ではインストラクターがなにやらその運動効果を語るものの、ポール&ストックを使う手の動きはまだまだ小さく、その角度も高いためにこのグループの歩行推進力は今のところはなはだ不十分である。これではウォーキングに毛の生えたぐらいの増進効果しか望めないから、何のためにポール&ストックを両手にもっているのか疑問になってしまう。だが、しかしながらこうして硬い舗装道路をランナーやウォーカーと混じってノルディックウォーキングに取り組んでいるというその姿は、これからの方向性を示すという意味で、私はこれに大きな評価を与えます。(市街地で危険なストラップは外してね!)
これまでの動画の多くは、海岸の砂浜とか野山の草地で、ポール&ストックを地面に突き刺して推進力を得ている映像とか、舗装道路でもメタボ対策みたいな特殊な対象者のものが多かった。が、その点この動画は舗装道路においてごく自然に健康運動に取り組む人々を写し、臨場感が伝わってくるというかリアリテー溢れたものである。すでにヨーロッパのフィンランド、オランダ、ドイツ、オーストリア、スイスあたりではウォーキングから徐々にノルディックウォーキングに変化してきている。が、まだまだアスファルトでは使い勝手が悪いままのポール&ストックなのである。
ここに強く望ましいのは、ポール&ストックを改良して、もっともっと推進力のある構造でノルディックウォーキングに取り組んで欲しいのである。このメーカーであるLEKIさん、そしてEXELさん、SWIXさん、KOMPERDELLさん、ONEWAYさん、そしてExerstriderさん、なんとか早くポール&ストックの推進力を現在の十倍にも二十倍にもしてください。ノルディックウォーキング進化のためになにとぞよろしくお願いいたします!!!
♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは推進力が決め手!!!
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2008年4月18日金曜日
№67)日本から発信するノルディック・ストックウォーキング
ま、およそ健康づくりとか健康運動というテーマほど、それがどうしても必要があるからこそ日常の生活習慣として我々一人一人が心掛けなきゃならない問題はありませんね。人生における生活の質(クオリティオブライフQOL)、を維持向上させたいからこそこれと取り組むわけです。しかしまったくのそれは個人問題であって、行政にどうしてくれとかどうのこうのという次元ではけっしてない。スポーツだってそれが楽しいから個人個人が主体でやったりまたは観戦したりするわけですよね。それとだいたい同じ理屈の言わば自己責任の範疇だとは思います。が、我々にとって実はこの健康問題ほど重大な問題はないのです。
ひるがえるに私がここでノルディック・ストックウォーキングを薦めているのは、あくまでもアイディアの提供者という立場からのものであります。過去にも現在も将来もこのことを職業とする者ではありません。またその分野の専門家でもなく、既にお分かりの通りけっして健康づくり問題の研究者でもない。前に述べましたのでお読みになられた方があると思いますがただ単にある出来事からストック歩行という新しい運動方法を考案したというその運命的出会いからのものであり、たまたまそれを趣味としてこのブログで個人的発信をしているというただそれだけのことです。
ですが、私は前回の書き込みで我が国の健康づくりの指針である健康日本21に言及し、それが厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会というところで中間報告がなされ、我々にもその結果がはっきりとわかりました。で、なかでも運動習慣の目安とした国民全体の平均歩数の結果数値自体が、全て後退したことは驚愕の事実でした。が、これをお読みになったみなさん如何お思いになったでありましょう。実は目標数値自体が誤っていたのだとか、これこれこういう事由で後退したのだとか、ならばこれからはどうしなければならないとか、私は最低それだけは検証されそしてそれらを明らかにしてほしかったですね。
私が思うに、期待に反したこの後退は、急速な高齢化現象の現われではないでしょうか。一方でここのところの社会全体における活力が失われている証明というか、経済の低迷にも大きく影響されているのではないでしょうか。もちろんだからこそ一段と健康づくりに励み、日本に活力を回復させなければならないと思います。その意味でも、国民全体の運動習慣のバロメーターは引き続き監視されねばならない。という意味で、この指標を取り下げることだけは私はしてほしくない。一日一万歩というスローガンほど判りやすいものはありません。だがしかし、何時までもそれだけでは前進がなくやがては後退するのではないか。というのも、それはもう今日の厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会の中間報告で既に証明されたことではないか。
私は自分自身ひどく若いころから山歩きに親しんで来ていて、この歩行体験に関しては研究者・学者先生にもけっして引けをとることはありません。もちろん三浦雄一郎さんのようにプロフェッショナルなお人は別格として、世のベテランウォーカーとともに、歩くということに関しては第一線の専門家と自認いたします。だがしかしそれは既にもう、ただ単なるウォーキングだけでは弱点があり限界があることを我々は認識する必要があります。(この件に関しては後述いたします)ですからこのノルディック・ストックウォーキングという新しいウォーキング法の分野を、以前シンクロ・メダリストの小谷実可子さんがおっしゃったように、これを国レベルで採用する必要をここに提言させていただきます。そうです、この四肢歩行であるノルディック・ストックウォーキングこそこれからの時代をリードする健康づくり運動の担い手なのであります。(行政のみなさま、なにとぞよろしくお願い申し上げます。と、恐れ多くもここでちゃっかり宣伝。)
新健康フロンティア戦略アクションプラン
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/index.html
新健康フロンティア戦略関係平成20年度予算(案)のポイント
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/point.pdf
♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは世界の人々に恩恵を齎す次世代のウォーキング・ムーブメント!!!
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2008年4月16日水曜日
№66)日本の健康戦略はノルディック・ストックウォーキングで
我が国の健康づくりに関する指針としては、現在進行中の「健康日本21」というものがあり、これは実に総合的包括的で、各分野にわたる立派な奥の深い内容のものが伺えます。
が、さらに画期的なのはそれぞれの分野・9分野70項目におきまして、具体的な目標数値を提示していることがかつては見られなかったものであり、明白にその結果が判明するという、それがこの「健康日本21」の特徴でありましょう。
ここにノルディック・ストックウォーキングというこのブログのテーマからの運動習慣の関係でいえば、それは「2 身体活動・運動」でありますが、我々がそこに注目すべき以下の内容があります。
http://www.kenkounippon21.gr.jp/kenkounippon21/about/kakuron/index.html
***以下に引用開始**********
イ 日常生活における歩数の増加 日常生活において身体活動量を増やす具体的な手段は、歩行を中心とした身体活動を増加させるように心掛けることである。健康増進関連機器の中で、歩数計を実際に使用している者は20歳以上の16.7%を占め、特に中高年者では3~4人に1人が使用しており(平成8年度健康づくりに関する意識調査)、個人が取り組む目安としても、歩数の目標値を設定することは有用である。 身体活動量と死亡率などとの関連をみた疫学的研究の結果6)からは、「1日1万歩」の歩数を確保することが理想と考えられる(注)。日本人の歩数の現状では、1日平均で、男性8,202歩、女性7,282歩であり、1日1万歩以上歩いている者は男性29.2%、女性21.8%である(平成9年度国民栄養調査)。最近10年間の歩数の増加傾向を考慮して、当面10年間の目標として、男女とも歩数の1,000歩増加を目指し、1日平均歩数を男性9,200歩、女性8,300歩程度を目標とする。1,000歩は約10分の歩行で得られる歩数であり、距離としては600~700mに相当する。その結果1日1万歩以上歩く者は男性37%、女性30%になると見込まれる。 歩くことを中心とした身体活動を増加させることにより、生活習慣病の発症の数%減少が期待できる(参考資料)。
○日常生活における歩数の増加
目標値:男性9,200歩、女性8,300歩 注)1日当たり平均歩数で1,000歩、歩く時間で10分、歩行距離で600~700m程度の増加に相当
基準値:男性8,202歩、女性7,282歩(平成9年度国民栄養調査)
***引用終わり*****
この目標値である男性9,200歩、女性8,300歩というものは、あくまでも日本全体の平均値ですが、それがいかに至難の業であることかを平成19年4月10日、厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会において作成された『「健康日本21」中間評価報告書 』で、この6年間にわたる結果を知るとき、私は言葉を失いました。
http://www.kenkounippon21.gr.jp/kenkounippon21/ugoki/kaigi/pdf/0704hyouka_tyukan.pdf
結果は、あまりにも惨憺たる状態で、歩数における目標数値はすべて後退を見たのであります。(また次回で)
♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングを普及させましょう!!!
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2008年4月15日火曜日
№65)目次№1→目次№65までの一覧表
まことに早いもので脈絡もなくこのブログに書き込みしてから3ヵ月がたちました。この間ノルディック・ストックウォーキングにこだわり続けてまいりましたがさすがにネタが切れたというかすでに書きたいことは全部書き込んだという感じがいたします。そこで今回は今までのものをここに目次の変わりに一覧として、ご興味をもたれた皆様には覗きたい時に便利なように目次を作成いたしました。この文章の中身はタイトルと必ずしも合致せず、またなにかと誤字脱字など間違いが多いですが元のままにしてあり、校閲とか校正は一切しておりませんので悪しからずご容赦くださいませ。 (それから申し訳ありませんが、コメント投稿の手順方法がわからずお手数ですがプロフィール記載のEメールにて筆者あてに送ってくださいまし。)
進化するノルディックウォーキング
目次№1→目次№65までの一覧表
№1)ノルディックウォーキングのポールを検証する
№2)なぜノルディックウォーキングのポールにストラップが必要なのでしょうか?
№3)アメリカでは既にストラップを外していますね!
№4)♪ノルディックウォーキングの歩き方♪
№5)ノルディックウォーキングポール改良の中間まとめ
№6)ノルディックウォーキングは「四足歩行」、同時に「ストック漕ぎ歩き」でもある
№7)ストックに車輪のノルディックウォーキング
№8)名称としてのノルディックウォーキング
№9)海と山のノルディックウォーキング
ここでちょっと可笑しなノルディックウォーキング
№10)いやはや、イタリーの海岸でしたね;;;
№11)ストックウォーキングへのシフト
№12)「二足歩行」とノルディック・ストックウォーキングの「四肢歩行」
№13)ノルディックウォーキング・ストックウォーキングの進展
№14)新しいノルディック・ストックウォーキングの世界
№15)ノルディックウォーキングの歴史
№16)ノルディック・ストックウォーキングの発展テンポを考える
№17)ノルディック・ストックウォーキングとネットワーク
№18)高橋尚子選手のノルディックウォーキング体験記
№19)現状のノルディックウォーキングポールは舗装道路の使い勝手が悪い
№20)「東京マラソン2008」:42.195キロ、全コース踏破の成功を祈ります!!!
№21)特集:舗装道路におけるノルディック・ストックウォーキングの歩き方
№22)特集2:舗装道路における歩き方のお手本動画
№23)特集3:上級者のお手本動画=ウォーキングorランニング&ジャンピング
№24)運動不足と肥満解消にノルディック・ストックウォーキング
№25)Let's evolve Nordic walking!!! ノルディックウォーキングを進化させましょう!!!
№26)The strap is a handcuff of the nordic pole walking !
ストラップはノルディック・ストックウォーキングの手かせ(手錠)になっています!
№27)ノルディックウォーキング、ストックウォーキング、ポールウォーキング、スキーウォーキング発展のために
№28)ノルディック・ストックウォーキングの試作品解説
№29)ノルディックウォーキングのストックに車輪
№30)ノルディックウォーカーであるスオミンさんの快挙 その1
№31)ノルディックウォーカーであるスオミンさんの快挙 その2
№32)ノルディックウォーキングの進化のために市街地ではストラップを外して歩こう!!!
№33)ノルディックウォーキングのポールを曲げると解決する
№34)ジェロントロジースポーツ>リ・コンデション>ハンズウォーキング>ノルディックウォーキング
№35)リ・コンデションという考えとジェロントロジースポーツ
№36)アスファルトロードに適したノルディックウォーキングストック&ポールの開発について
№37)1986年に特許出願された「ストック歩行法」を閲覧する方法
№38)ノルディック・ストックウォーキング関係の特許出願を検索する簡単な方法
№39)スエーデンにおけるNWの映像
№40)DVD and VIDEO of Nordic Walking Academy
№41)Why Don't Exerstrider Poles Have Straps?
№42)ノルディックウォーキングのポール&ストックを進化させましょう!!!
№43)ノルディック・ストックウォーキングのポールを製造・販売しているメーカー
№44)This my designed, and is nordic walking pole with a strong impellent.
№45)ヨーロッパのノルディックウォーキング専用ポールのメーカー
№46)ノルディックウォーキングにおけるストラップの作用
№47)ノルディックウォーキングとはその程度のものですか?
№48)ノルディックウォーキングはまだ確立されていない
№49)ノルディックウォーキングはこれからだ!!!
№50)間違いだらけのノルディックウォーキング
№51)ノルディック・ストックウォーキングとの出会い
№52)ノルディックウォーキングネットワークのテクニックは素晴らしい
№53)アスファルト路上におけるフィットネス
№54)Let's evolve Nordic walking !!!: アスファルト路上におけるフィットネス
№55)今では一輪車も体力づくりの立派なスポーツになりました
№56)ノルディック・ストックウォーキングの戦略的特性と停滞の原因
№57)オンデマンド⑥条件を満たしているノルディック・ストックウォーキング
№58)四肢歩行とノルディック・ストックウォーキング
№59)四足歩行とノルディック・ストックウォーキング(その2)
№60)四肢歩行のストックウォーキング→Wheel Cycle Walking
№61)日本と世界のノルディックウォーキングの動向
№62)科学的な証拠・ノルディックウォーキング
№63)バイオニクスから見たノルディック・ストックは義肢である!!!
№64)ITと結びつくストックウォーキング
№65)目次№1→目次№65までの一覧表
♪♪♪ ハンズウォーカーもよろしく !!!
…
2008年4月12日土曜日
№64) ITと結びつくストックウォーキング
今般、「バイオニクス」をキーワードにしてストックウォーキングに関係するものをWEBで検索してみましたら、東京工科大学ハイテクリサーチセンターの「高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発」というプロジェクトにたどり着きました。読みにくくて申し訳ありませんが記録のためこれをコピー&ペーストしておきます。このプロジェクトのコンセプトは、「活動から快適が生まれる-身体的に健康な人が、その能力をできる限り長く維持するための支援技術、知的な活動・社会的な貢献ができる環境実現のための支援技術-これが本研究プロジェクトの課題である」としておりますので、これはノルディック・ストックウォーキングとまったく同じ目的を有するものですね♪
***以下引用します(コピー&ペーストのままですみません)***
Research Report No.4
研究紹介
l ユビキタスIT ステッキの開発
Ø 目的
Ø 高齢者は,健康維持のため日常生活の中で無理なく運動を行う必要がある.本研
究では,高齢者が外出に幸福感を感じるという点に着目し[1],義務感からではな
く,楽しく歩行・外出に取り組める道具として,ユビキタスIT ステッキを提案す
る.
Ø 夜間の安全確保のためのLED の点灯,緊急時に周囲の注意を引くためのサイレン
発生,ステッキの置き忘れ防止の機能を付加したステッキの開発に取り組んでき
た.同時に,振動式あるいは握力式の発電型IT ステッキの開発や,ニッケル水素
電池あるいは電気2 重層コンデンサを内蔵した充電型IT ステッキの開発を行った
[2][3][4].
Ø 街中に存在するIC チップを,RFID(Radio Frequency Identification)技術で読み
取り,場所の認識,対象物の認識等を行って歩行者の案内をするシステムの試み
が行われている[5].本研究では,ステッキを常用する歩行者が楽しく歩行,外出
に取り組むための道具としてRFID リーダを内蔵したステッキを製作した.環境
に存在するIC タグを読み取ることにより状況に応じた情報の提供を試みるた.
Ø 原理・製作
Ø ユビキタスIT ステッキを下図に示す.ステッキに内蔵したRFID リーダが環境に
存在するIC タグを読むと,その結果は情報端末に送信され,対応する内容が表示
される.ステッキに内蔵するRFID リーダライタ1の,アンテナを除いた基板サイ
ズは19mm×30mm である.対応するIC タグの規格はHitag2 で,キャリア周波
数は125kHz である.リーダから電力を供給するパッシブ方式のIC タグである.
ステッキと情報端末の通信インターフェースはUSB か Bluetooth を想定する.
USB の場合は情報端末からバスパワーで給電する.Bluetooth の場合,電気2 重
層コンデンサを用いる.電気2 重層コンデンサは,2 次電池と比べて短時間の充電
が可能であること,充放電による劣化がほとんど無いこと,その重量が軽いこと
がその特徴である.
概念図 ユビキタスITステッキ 情報提示用端末とステッキ操作部
Ø 結果・考察
Ø 読み取り距離,範囲
Ø タグとアンテナの間に障害物が存在しても,看板や掲示物の裏面に貼り付ける等,
距離が数センチ以内の場合,読み取りできた.ステッキの長さを活かした長方形ア
ンテナを用いることにより広範囲で,タグの読み取りが可能になった.
Ø 省電力化の検討
Ø 電気2 重層コンデンサ(2.3V, 60F)と昇圧型電源IC を用いて5V で駆動する.消費電
流はRFID モジュールが13mA,Bluetooth モジュールが35mA である.電力消費を
抑制するため,タグの読み取りと通信時のみRFID リーダとBluetooth への給電を
するようマイコンで制御し,IT ステッキの実用的な稼働時間を確保した.
Ø 結論
Ø 高齢者の外出活動を促進するためRFID リーダを内蔵したステッキを製作した.読
み取り結果を端末に表示するインターフェースにUSB あるいはBluetooth を検討し
た.電源はUSB バスパワーあるいは電気2 重層コンデンサを用いた.電気2 重層
コンデンサの使用により超急速充電を可能にした.RFID リーダおよびBluetooth モ
ジュールの使用時のみ給電する省電力化により実用的な稼動時間を確保した.
Ø 謝辞
㈲五用設計 代表取締役 斉藤昭仁氏にはステッキの機械加工について協力頂いた.本研究
は新製品・新技術開発助成事業(東京都中小企業振興公社)の支援を受けて行われた.
参考文献
[1] 森岡,"高齢者の幸福感と外出行動", 都市計画第204 号(1996)
[2] 小林,三田地, ”IT ステッキ”, 計測自動制御学会第5 回システム インテグレーション部門
講演論文集, 3K1-2, つくば(2004.12.19)
[3] 北村,三田地,”置忘れ防止機能付きIT ステッキの開発-インターバル回路の試作と間歇
無線通信実験-”, 電子情報通信学会 2006 年総合大会, A-19-13, 東京(2006.3.27)
[4] 斉藤,三田地, ”IT ステッキ(高齢者安心ステッキ)の研究開発”, 八王子産学公連携機構
第6 回研究成果発表講演会要旨集, 284-285(2006)
[5] 東京ユビキタス計画, http://www.tokyo-ubinavi.jp/
***引用終わり*******
まぁとにかくおよそこれからのプロジェクトというものは、バイオテクノロジーとかITと密接に結びついたものになるようですね。ノルディック・ストックウォーキングはアナログ的なものの代表ではありますが、バイオテクノロジー、そしてナノテクノロジーと結びつくことで鬼に金棒みたいな威力を発揮していくのではないでしょうか。
<参考>ナノテクノロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ナノテクノロジー (nanotechnology) は、物質をナノメートル (nm、1 nm = 10-9m)の領域において、自在に制御する技術のことである。ナノテクと略される。物質を原子レベルの大きさで制御しデバイスとして使うという考えは、リチャード・P・ファインマンが1959年におこなった講演"There's Plenty of Room at the Bottom"[1]にすでにみられている。「ナノテクノロジー」という用語は1974年に元東京理科大学教授の谷口紀男が提唱した用語。
2001年にアメリカのクリントン大統領がナノテクを国家的戦略研究目標としたことから、日本でも多くの予算が配分されるようになり、現在最も活発な科学技術研究分野のひとつとなっている。
♪♪♪ ナノテクで結ぶノルディック・ストックウォーキング !!!
…
2008年4月10日木曜日
№63)バイオニクスから見たノルディック・ストックは義肢である!!!
しかし私はエクセル社の今日までの貢献に敬意を表する意味でこのノルディックウォーキングを使います。が、同時に正しくはストックウォーキングであることからあえてノルディック・ストックウォーキングも使ってきました。もちろんポールウォーキングも正しい用語ですしスキーウォーキングというのもある。ですからノルディック・ストック・ポール・スキー・ウォーキングとすれば一番いいのですが、それでは長くなりますからね。
そこで話は代わりますがいつも疑問に思うのはこのようなノルディック・ストックウォーキングというまったく新しい運動方法というものは、いったいどういう学問から研究したらいいのでしょうか? ということをちょっと考えてみました。どうも人間の二足歩行を研究しているのはバイオメカニクスとかバイオニクスの分野のようですから生体工学(せいたいこうがく、英: Bionics)ということになるのでしょうか。またそれをウィキペディアで調べて見ました。
***以下引用******************
生体工学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(バイオニクス から転送)
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生体工学(せいたいこうがく、英: Bionics)とは、科学的方法や自然界にあるシステムを応用して工学システムや最新テクノロジーの設計や研究を行う学問領域である。バイオニクスとも。'bionic' の語源は、ギリシア語の "βίον"(生命体)に接尾辞 -ic(-的、-の方法で)が付いたもので、「生命体的」という意味である。辞書によっては、biology(生物学) + electronics(電子工学)としているものもあるが、間違い。同義語として生体模倣技術(Biomimetics)もある。
生命体には進化的な圧力による高度な最適化があり、効率的であるため、これを人工物の構築に応用することが考えられた。古典的な例としてはハス科の植物の表面を研究することにより、撥水加工技術が生まれた(ロータス効果)。他にも、イルカの肌を模倣した船殻、コウモリの反響定位を模倣したソナー、レーダー、医用超音波画像などがある。
コンピュータの分野では、生体工学の研究から人工神経、ニューラルネットワーク、群知能などが生まれた。進化的計算も生体工学的な考え方が根底にあるが、In silico(コンピュータを用いて)進化のシミュレーションを行うことから生まれた考え方であり、自然界にはなかった最適化された手法が生み出されている。
イギリス、バス大学の生体模倣技術の専門家 Julian Vincent によれば、「現在、生物学とテクノロジーの間でメカニズムが共有されている部分は 10% にすぎない」とされている。
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[編集] 歴史
バイオニクス(生体工学)という用語はアメリカ空軍の医師 Jack E. Steele が1958年に提案した。また、生体模倣技術(Biomimetics)という用語は1950年代に発明家 Otto Schmitt が提案した。
[編集] 手法
生体工学では、生物の機能を実装するのではなくその構造を模倣することが強調される。例えば、計算機科学やサイバネティックスでは人間を知性のある存在たらしめている生体的構造をモデル化しようとし、人工知能では手段を問わずに知能をモデル化しようとする。
自然の生体や生態から機構を明示的にコピーすることは、自然界を「機能することが既に証明されている解法群」のデータベースとして扱い、そこから解法を引き出して応用していると見ることができる)。進化の圧力により、生命は間違いのない方法を選び取って(事例ベース推論きたとも言われる。
あらゆる工学は生体模倣的側面を持つが、このような考え方の起源はバックミンスター・フラーであると言われ、それを学問分野として確立したのがジャニン・ベニュスである。
工学におけるモデル化という観点で、生物学的レベルを次のように分けることができる:
自然の生産手法を模倣し化学的に合成した物質を生み出す。
自然界に見られる機構/構造を模倣する(ベルクロテープなど)
生命体の社会的行動の生体的原則を研究する。例えば、鳥の群れ、ハチやアリの創発的行動など。
[編集] 例
ベルクロテープは生体模倣技術の有名な一例である。1948年、スイスの技術者 George de Mestral が犬の毛皮にくっついたゴボウの実のフック状の棘を見て思いついた。
レオナルド・ダ・ヴィンチの飛行機械や船の設計は自然界にあるものを工学に取り入れた例である。
Julian Vincent は松かさの研究から2004年に温度調節が可能な服(smart clothing)を開発した。
2004年、ペンシルバニア州立大学の生体模倣技術の研究チームは形状を変化させる翼を持つ飛行機を開発した。これは、鳥の翼の形状がその鳥の種によって異なり、同時にそれぞれ飛行速度が異なることから発想された。また、翼の内部構造を変化させたときに表面をそれに表面を合わせて変形するため、魚のウロコから発想し、ウロコ同士を若干重なるよう配置することで変形可能な表面を作った。これは可変翼設計の進化したものと見ることも出来る。
ハス科の植物の葉から発想した、撥水/自浄作用のある塗料やタイル
ニューラルネットワークに基づいた、シリコン網膜、シリコン蝸牛
植生の保護と復元のために、その機能を人工的に模擬した人工植生[1]
2006年11月、イスラエルの副首相シモン・ペレスは、軍事・諜報活動に使うスズメバチ大の飛行するロボットを開発する計画を発表した。プロトタイプは3年以内に完成する予定という[2]。
[編集] 各分野での用法
[編集] 医学
生体工学という用語は、生物学の考え方を工学に持ち込むことを示すと同時に、逆の流れも指す。従って、そこには2つの若干異なる意味が存在する。
医学において、生体工学とは器官や他の人体部品を機械的なものに置き換え、改良することを意味する。人工臓器などの生体工学的インプラントは本来の器官の機能を模倣し、場合によってはそれをしのぐこともある。従って、単なる義肢とは異なる。
ドイツ語では "Bionik" という用語が相当するが、こちらはより広範囲に自然をモデルとして技術的解法を開発することを指す。これは、生物の解法は常に進化の圧力によって最適化させられているという事実に基づいた考え方である。
生体工学技術によるインプラントはまだ初期の段階だが、既にいくつかの実例がある。最もよく知られているのは人工内耳であろう。これはろう者のための機器である。2004年までに完全に機能する人工心臓が開発されている。今後、ナノテクノロジーの進歩によってさらなる発展が見込まれている。
ペンシルバニア大学の Kwabena Boahen は、生物の眼(網膜)と同じ方式で動作するシリコン網膜を開発した。彼はシリコン網膜とサンショウウオの目から発する電気信号を比較し、同じ画像情報を伝えていることを検証した。
[編集] その他
あまり一般的でない用法として、生体と機械の結合を指して生体工学(バイオニクス)と呼ぶことがある。これはつまり、サイボーグとほぼ同義である。
[編集] 脚注
^ Woodley, M. A. (2005). "Synthetic Vegetation: An Ecosystem Prosthesis", Int. J. Environ. Sci. Tech, 2:4, 395-398. [1]
[編集] 参考文献
"Warum Fliegen sich im Kino langweilen" ('why flies get bored in the cinema') by Helga Kleisny. ISBN 3-8311-0155-8. ドイツ語
European Space Agency - Advanced Concepts Team Biomimetics Website
BioMimicry
Biomimicry: Innovation Inspired by Nature. 1997. Janine Benyus.
Biomimicry for Optimization, Control, and Automation, Springer-Verlag, London, UK, 2005, Kevin M. Passino
Ideas Stolen Right From Nature (Wired Magazine)
Bionics and Engineering: The Relevance of Biology to Engineering, presented at Society of Women Engineers Convention, Seattle, WA, 1983, Jill E. Steele
[編集] 人物
軽部征夫 東京工科大学副学長、独立行政法人産業技術総合研究所バイオニクス研究センター長。バイオニクスの第一人者。
[編集] 関連項目
生物物理学
数理生物学
システム生物学
サイボーグ
環境問題関連の記事一覧
医用生体工学
バイオメカトロニクス
バイオテクノロジー
インプラント
義肢
東京工科大学 応用生物学部、バイオ・情報メディア研究科
[編集] 外部リンク
Bionics & Evolutiontechnique at the Technical University of Berlin
Technology And The Quality Of Life: Part One--A Vision Of The Future
Boxfish - DaimlerChrysler
Bionics2Space: Bionics & Space System Design
Biomimicry Institute
Biomimicry Guild
Duke's Center for Biologically Inspired Materials and Material Systems
LiveScience on Biomimetic armour
An overview of biomimetics/biomimicry at the Science Creative Quarterly
Rehabilitation Institute of Chicago's Neuro-Controlled Bionic Arm.
Neural Interface bionic Arm
Brain Controlled Video Game
Biomimetics Network for Industrial Sustainability (BIONIS)
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E4%BD%93%E5%B7%A5%E5%AD%A6" より作成
カテゴリ: 生物学 工学 学際領域
***引用終わり**************
なんだかよけい判らなくなってしまった。とにかく工学という分野からの研究が必要だということなのかもしれませんね?!!! 上記のなかに私が以前から開発時に注目していた「義肢」を発見いたしましたので今般このウィキペディアを引用したのですが。
♪♪♪ノルディック・ストック&ポールは義肢である!!!
…
2008年4月8日火曜日
№62)科学的な証拠・ノルディックウォーキング
「プログラムの2 日目にDr. Mrs. Raija Laukkanenより,Nordic Walking research updatesと題しての講演があった1)。その中身の詳細をここで述べるのは省くが,およその概要を述べると,ノルディックウォーキングに関する論文は世界で既に50本以上に及び,ほぼそのすべての論文が生理学的,バイオメカニクス的,医学的に見て,ノルディックウォーキングの有益性を認めるものであるということである。特に普通のウォーキングとの比較の論文が多いが,そこでは普通のウォーキングに比較して,エネルギー消費量としてみた場合で運動の効果がおよそ1.2倍になるということである。健康的な高齢者,各種生活習慣病などの疾患者に対する実証研究も既に行われており,それぞれの疾患に対する有益性は,普通のウォーキングに比較して高いことが確かめられている。膝関節への負担軽減という観点からのバイメカニクス研究も行われており(証明は十分とは言えないが),その分野でも関節への負担軽減が示唆されている。」
とあります。冒頭に述べたごとく今般ニュージーランドのHPにその一端をうかがわせる記述があるので、つきましては更新でこれが無くなる前にこのブログにてご紹介申し上げ、長文になりますがこれを記録しておきます。
http://www.nordicwalking.net.nz/index.aspx?pageID=7
***(以下原文のコピー)***
Scientific Evidence on Nordic Walking
This paper reviews 34 scientific articles published on Nordic Walking in years 1992-2005. Studies are classified according to the target group into four categories:
Nordic Walking studies related to health and health-related fitness (done on sedentary, on elderly individuals or in patients)
Nordic Walking studies related to fitness (done on physically active individuals)
Nordic Walking studies related to sports type of performance (done on athletes)
Other (done on various groups or reviews)
Summary
References
Studies related to health
First research results on responses to pole walking training were published in 1992 by Stoughton, Larkin and Karavan from the University of Oregon. They studied psychological profiles (mood states) as well as muscular and aerobic fitness responses before and after 12 weeks of exerstriding or walking training in sedentary women. Exertriding is a modified form of walking that incorporates the use of specially designed walking stick (Exertriders®) in a standard walking workout. This study group consisted of 86 20-50 year old women whose fitness was at moderate level. Maximal aerobic power (VO2max) varied between 34-37 ml/kg/min. A study group was divided into three sub-groups. Control group did remain all their exercise habits. Walking and Exertrider groups did walk 30-45 minutes four times a week at the intensity corresponding to the 70-85 % maximum heart rate for twelve weeks. In Exertrider group both the walking speed and the distance walked were slightly less than in the walking group.
In both groups the maximal aerobic power and maximal treadmill time increased significantly. These increases were 8 and 19 % on an average. A slight increase in maximal ventilation occurred in the Exertrider group, but not in the walking group. Muscular endurance did improve in the Exertrider group by 37 % and in the walking group 14 %. Muscular strength assessed using triceps pushdown and a modified lateral pull-down did not improve in either group. Exerstider walkers showed significant improvements in depression, anger, vigor, fatigue, total mood disturbances and total body-cathexis scores. The walking group showed significant improvements only in vigor and total body-cathexis. It was speculated that the Exertrider group may have felt more unique and special because of their opportunity to do a new and more enjoyable method of walking.
Exerstriders were also compared to the weighted vests, angle weights, hand and wrist weights, weighted gloves and Powerbelts™ by Porcari (1999) with similar results as above.
The effort involved during Nordic Walking has also been investigated in coronary heart patients (Walter et al. 1996). In this study fourteen men aged 61 years walked two eight minute repetitions: the first consisted of normal walking while during the second the subjects used half kilogram poles. The subjects walked at the maximum pace allowed in the light of their symptoms. All subjects had had either heart bypass or angioplasty operations or had suffered cardiac infarctions. During pole walking average energy consumption increased 21%, heart rate by 14 beats/minute and highest systolic/diastolic blood pressure figures by 16 and 4 mmHg respectively when compared with figures during normal walking. Oxygen pulse figures (i.e. oxygen consumption multiplied by heart rate) are indicative of changes in oxygen consumption and are not connected with undesirable rises in blood pressure. The research group concluded that pole walking is a safe form of rehabilitation for heart patients.
A Finnish study (Anttila et al. 1999) did compare Exel polewalking with the regular walking training for 12-weeks on 55 female office workers. The EMG-measurement showed that electrical activities of the muscles in the upper body neck-shoulder-upper back) where significantly higher when walking with poles. Polewalking training diminished neck and shoulder symptoms and subjective feeling of pain. Mobility of the upper body increased as well. The similar results were obtained also in the study by Karvonen et al. (2000). They did study neck-shoulder area pain on 31 44-50 year old person who had no previous experience on Nordic Walking. Exercise group did train twice a week for ten weeks and for 60 min per session. Nordic walking did decrease neck and shoulder pain in general and at work. In addition, the disturbance of neck and shoulder stiffness and pain in the movement of head were significantly decreased. A third study (Koskinen et al. 2003) did examine the effectiveness of NW on ageing employees on their postural control as well as to the muscular strenght of lower extremities and the middle trunk. Subjects (n=24) were 45 to 61 year old , majority of women. They did NW three times weekly and partly instucted. The group did improve in health-related fitness parameters evaluated by the Fitness Test battery developed by UKK Institute.
In a study by Baatile et al. (2000) 16 72-year old veteran males with Parkinson's disease did Nordic Walk 8-weeks in an interval training program three times weekly for 60 min per session with the perceived rating of intensity (Borg 13). Researchers concluded that regular NW exercise program increased perceived functional independence and quality of life in individuals with Parkinson Disease
The aim in Parkatti et al. study (2002) was to examine the benefits of NW on functions important to everyday life among older sedentary individuals in Virginia, USA. Altogether 18 73-year old (62-87 yrs) person participated. They did exercise was 60 min twice a week for 12 weeks (10 min warm-up, stretcting in the middle and cool-down at the end) by Nordic Walking. Functional capacity battery of tests included: chair stand, arm curm, chair sit and reach, scratch test, 2 min step in place and "up and go" test was used before/after intervention. Also a health questionnaire was used. The results of all functional tests were statistically signifigantly better after training. The study showed that NW is suitable for elderly and effective to affect on functional capacity.
In 2003 Collins et al. did publish a study where they studied 52 (65-70 yrs) patients with pheriheral vascular diseases (PVD). The program consisted of three weekly session of pole walking for 30-45 min . Also Vitamin E (dose 400 IU daily) was studied. Pre- and post peak oxygen uptake, Quality of Life -interview and biweekly ankle blood pressure measurements were conducted. Pole group improved exercise tolerance significantly, they had also less claudication pain after exercise. Additionally, distance and walking speed improvement in pole groups. Researchers concluded that pole walking effectively improved both the exercise tolerance and perceived quality of life of patients with PVD. E-vitamin caused little additional benefit.
Purpose of a research by Kukkonen-Harjula et al (2004 ) was to study training responses of brisk walking with or without poles on cardiorespiratory fitness (both in submaximal and maximal exercise) and on some other indicators of health-related fitness in healthy middle-aged women. Training prescription was aimed at moderate intensity (50-85 % of HR reserve, HRR). Two-hundred-and-twelve women volunteered. Their age was 50-60 years, no major health problems, BMI 20-30 kg x m-2 and leisure exercise training no more often than twice weekly. After screening examinations 121 women were accepted and randomized into a NW or a walking (W) group. Walking and NW techniques instructed in small groups. Training was 4x weekly for 40 mins, intensity 53% HRR, Borg 13.7. The increase in peak VO2 (about 8 % in both groups) during 13 weeks training was modest. Study also showed that the mode of maximal exercise testing (with or without poles) had no influence on peak VO2 and its change during training in women with initially little familiarity with NW technique.
In a study by Aigner et al. (2004) 20 untrained healthy individuals (average age 47 years) were studied while walking with or without poles on separate days. The speeds of walks were 7.9 km/h on an average and mean heart rates 165 and 158 bpm with and without poles. The corresponding blood lactate levels were 5.7 and 5.0 mmol/l. In all speeds between 3 to 7 km/h heart rates and lactates were significantly higher in Nordic Walking conpared to regular walking.
Heikkilä et al (unpublished 2004) did study NW in 13 33-54-year old overweight (BMI 32 kg/m²) individual. Subjects did exercise NW 4 months regularly HR controlled with progressive load. The results did show that subjects did lose weight (- 5kg on an average), and body fat (waist- 6.6cm), improved in aerobic fitness (+29%), and in blood lipids.The key factors, according researchers, to these very positive results were that intensity of training was moderate-high and that is was progressive in nature.
Wilk et al. (2005) did study NW in 16 acute coronary disease patients in Poland. Based on this exercise intervention they concluded that NW is a purposeful activity for cardiac rehabilitation.
Studies related to fitness
The physiological responses to walking with and without Power Poles™ were studied by Hendrickson (1993) and by Porcari et al. (1997). Power Poles are specially constructed, rubber-tipped ski poles designed for use during walking. Hendrickson's study group consisted of sixteen fit women (VO2max 50 ml/kg/min) and men (59). They did walk with and without poles on a treadmill with the speeds of 6-7,5 km/h. There were no differences in the responses between males and females. It was found that the use of poles significantly increased oxygen uptake, heart rate and energy expenditure by approximately 20% compared to the walking without poles in fit subjects. In Porcari's study on 32 healthy men and women walking with poles resulted in an average of 23% higher oxygen uptake, 22% higher caloric expenditure and 16% higher heart rate responses compared to walking without poles an a treadmill. RPE values averaged 1,5 units higher with the use of poles and the pattern of responses was similar for men and women.
A dual-motion treadmill Cross Walk has been studied by Knox (1993), Foley (1994) and by Butts et al. (1995) . The Cross Walk Dual Motion Cross Trainer as a motorized treadmill designed to increase the energy cost of walking by incorporating arm activity during walking, thus increasing the muscle mass used during exercise. The activity is not the same as field walking with poles, but can be used as reference to NW. Knox did study thirty-seven 17-35 year old women and they all performed six 5-min steady-state exercises with and without arm activity. Walking with arm activity increased significantly heart rate, ventilation, oxygen uptake and energy expenditure compared to the walking without arm activity. E.g. heart rate increased 17-31 beats per minute. Rating of perceived exertion as well as energy expenditure increased with an average of 14 percent. In Butt's study both the 24-year old women and men were studied with a similar design. In this study arm work increased energy expenditure by 55 % on an average compared to the regular walking, but did increase rating of perceived exertion only little. This was consistent with the results from the Foley, who did study Cross Walk in 24-year-old men.
Rogers at al. (1995) did compare energy expenditure during submaximal walking with Exerstriders® in ten 24 year old fit women. Mean maximal aerobic power (21 vs. 18 ml/kg/min) and heart rate (133 vs. 122 bpm) were significantly greater during the walking with poles compared to walking without. Also the total caloric expenditure in a 30 minute session was significantly greater during pole walking (174 vs. 141 kcal). In contrast, the rating of perceived exertion did not differ significantly between the two conditions.
Laukkanen (1998, unpublished) did compare heart rate during normal and fast walking speeds with and without Exel Walker poles. Ten middle-aged men and women were studied on an indoor hall track. The heart rate increase, measured with telemetric Polar HR monitor, was between 5-12 bpm and 5-17 bpm in women and men.
Gullstrand & Svedenhag (2001) from Sweden did study acute physiological effects on walking on a treadmill with or without poles. This study on 13 55-year old subjects did show that VO2max, VE, blood lactate and HR did increase, but RPE (rating of perceived exertion) remained unchanged in NW compared to regular walking
The effects of Exel's Nordic Walker pole training on heart rate responses was studied in ten men and women. Their heart rates were 5-12 and 5-17 beats x min-1 higher for moderate and vigorous Nordic Walking in an indoor sports hall in comparison with walking without poles (Laukkanen 1998).
In the study published by the Cooper Instiute group from Texas, USA the metabolic cost of NW was compared to normal walking in 22 31-year-old men and women (Morss et al. 2001, Church et al. 2002). Participants of this study did walk on an outdoor 200-m track with Cosmed K4b for oxygen consumption and Polar Vantage heart rate monitor for HR measurements. Study indicated significant increases of oxygen consumption (20% on average), caloric expenditure and HR in NW compared to normal walking. The range of increase was large, i.e. in oxygen consumption 5-63% indicating differences in poling intensity and technique. Perceived exertion did not differ between the walks. Same group did also compare separately metabolic cost of high intensity poling (Jordan et al. 2001). In high intensity poling NW increased HR 35 bpm on an average compared to regular walking.
In a study by Willson et al. (2001) the purpose was to determine whether walking with poles reduces loading to the lower extremity during level over ground walking. Three-dimensional gait analysis was conducted on 13 healthy adults who completed 10 walking trials using three different poling conditions (selected poles, poles back, and poles front) and without the use of poles (no poles). Results did show that there were differences in kinetic variables between walking with and without poles. The use of walking poles enabled subjects to walk at a faster speed with reduced vertical ground reaction forces, vertical knee joint reaction forces, and reduction in the knee extensor angular impulse and support moment, depending on the poling condition used.
A study done in Germany by Ripatti (2002) 24 individuals (48±8 yrs) did NW for 6 weeks 2 times weekly for 60 min (65-85 %HRmax). This improved their endurance capasity even walking at lower speed.
Mänttäri et al (2004) did conduct a pilot study for Kukkonen-Harjula et al. intervention study (2004). In this pilot they compared the cardiorespiratory and musculoskeletal responses of NW and W in field conditions in middle-aged women, with three self-guided exercise intensities. After screening examinations 20 middle-aged women performed a maximal exercise test on a treadmill with poles. All the subjects were familiar with Nordic walking or cross-country skiing. These results showed that Nordic walking increased the mean HR compared to regular walking only from 2.6% to 4.9% and the mean VO2 from 2.5% to 10.8%, during the three different self-guided walking intensities. This increase seems to be due to the increased muscle activity in the upper body muscle groups. Compared to previous studies the statistically significant mean differences between NW and W were modest.
Studies related to sports
In a Norwegian study by Haugan and Sollesnes (2003) 16 sports students (22 yrs) were measured in a laboratory walking at the speeds of 5.5, 6.0 and 6.5 km/h with or without poles on an elevated treadmill (17%). Half of the subjects were cross-country skiers. Oxygen uptake increased significantly at all speeds when using poles in walking in others, but not in c-c skiers.
Other
Nordic Walking has also been under study in The Netherlands. Lande et al. did publish in 2003 a systematic review of the physiological effects of pole walking.
Parkkari et al. (2004) did evaluate injury risk in various commuting and lifestyle activities in a cohort of 3657 15-74-year old Finns. The individual injury risk per exposure time was overall relatively low, ranging from 0.19 to 1.5 per 1000 hours of participation. Highest risk in all recreational and competitive sports was in squash (18.3) , judo (16.3) and orienteering (13.6). In Nordic Walking (pole walking) the risk was 1.7. In the cohort 11 % participated actively this sports.
In a questionnaire study by Schmidt et al. (2004) 226 German adults (66% women) who practiced NW regularly were interviewed during winter 2003-2004. The average age was 52 yrs and BMI 25 kg/m2. The main motivation for NW was health, 12% wanted to test something new, 6% did it as an option for c-c skiing in summer. 71% worked out for arm and trunk muscles, 23% in order to reduce joint load. 54% would prefer to have a similar net of trails like those for hiking.
Nordic Walking has also been studied from the consumer perspective (Shove and Pantzar 2004). Authors conclude that popularity of the NW has arisen through the active and ongoing interaction of images, artifacts and forms of competence; a process in which both consumers and producers are both involved.
Summary
To summarize the acute physiological effects of Nordic walking, it increases the energy consumption of the body compared to regular walking with the same speed without poles both in women and men and in fit and less fit individuals. The increase is due to larger working muscle mass in the upper body. The increase varies individually according to walking speed and technique. If the speed is very fast, there is less time for efficient pushing off with poles and thus decreased upper body muscular involvement. Similarly to energy consumption the increase in heart rate is variable. Because perceived exertion in pole walking is often less than true physiological strain, controlling heart rate may beneficial for those tending to overreach. The resulting increases in energy consumption and heart rate in Nordic walking mean that the cardiovascular strain induced by Nordic walking is greater compared to walking without poles at the same speed. This is desirable for those people who have difficulty reaching their training heart rate by walking - instead of having to start running they can start using walking poles and continue walking. Walking involves less harmful impacts to the lower extremities compared to running, and therefore may prevent from injuries.
To summarize, the training effects of Nordic walking on cardiorespiratory fitness and endurance have been shown to be similar to walking training in middle-aged and elderly women. In fit individuals and in men intervention studies are missing. In the studies, the improvement in Nordic walking was reached by lower speed and thus by shorter distance walked, because the cardiovascular strain was greater in Nordic walking than in ordinary walking without poles if the same speed was used. Walking with poles improves mainly aerobic fitness, muscular endurance, decrease neck-shoulder area disabilities and pain and can have positive effects on mood state. In order to improve muscle power, uphill walking is required. Pole walking affecting on body coordination and motor fitness has been published little. Nordic Walking is safe activity and individuals are motivated to Nordic Walk mainly due health reasons.
Even there is rather strong scientific evidence on both acute and long-term effects of Nordic Walking some research challenges still remain. Ranzomized controlled trials on dose-responses of health and fitness improvements in men and in women, in healthy , in fit and in individuals with minor health problems (body weight, insulin-resistance, blood pressure, osteoporosis) are still lacking. Also, motivation and adherence in NW as well as overall global participation (walkers, their demographics and their social and other status) in Nordic Walking activity is missing.
Dr. Raija LaukkanenPh.D, FACSMDocent, University of Oulu, Department of MedicineDirector, Exercise SciencePolar Electro OyProfessorintie 590440 KempeleFinland.Tel.+358 8 5202100, GSM +358 400 588624Fax.+358 8 5202331e-mail raija.laukkanen@polar.fi
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References
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***(引用終わり)***
♪♪♪ウォーキングに勝るノルディック・ストックウォーキング!!!
…
2008年4月7日月曜日
№61)日本と世界のノルディックウォーキングの動向
http://elib.doshisha.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/U_CHARSET.utf-8/BD00011938/Body/027000460007.pdf
http://209.85.175.104/search?q=cache:zEfAwYCU3KQJ:elib.doshisha.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/U_CHARSET.utf-8/BD00011938/Body/027000460007.pdf+%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0&hl=ja&ct=clnk&cd=90&gl=jp
この内容はお読みいただいた通りでありますが、研究者の方がこのようなタイトルでお書きになったものとしては最新のものと思われますので、非常に貴重なご意見と私は受け止めています。
私は個人的に興味があったのは、(以下に引用させていただきます。太字は筆者。)
「健康科学,健康教育,あるいはスポーツ科学
という立場では,多くの収穫があった。例えば,
ポールの開発に関する話題では,誰でもが使い
やすく,しかも手に衝撃の少ない用具はどうあ
るべきか,グリップや尖端のチップの形状はい
かなるものが望ましいのか、」
という項であります。また先生は、冒頭の要約の中でも英文では「他の有酸素運動より安全で優れた効果がある」と評していらっしゃいます。また、
「今後の世界および日本のノルディックウォー
キングの普及には大変興味深いものであった。
我が国においても心臓病のリハビリテーション
としてノルディックウォーキングを普及させよ
うという動きがあるが,一研究者や指導員が単
独・個別に行うのではなく,協会や学会との組
織間連携がこのスポーツの普及あるいはリハビ
リテーションや健康教育に大きく貢献するもの
と考えられた。」
とあって、このことは深く考えさせられるものであります。まとめでは、「この素晴らしい健康運動を日本においても普及させたいと筆者は願うばかりである。」と結んでおられます。すでに世界で800万人が取り組んでいるという事実は大変に重く受け止めなければならないと思います。
♪♪♪世界の800万人がノルディックウォーキングに取り組んでおりますね♪♪♪
…
2008年4月4日金曜日
№60)四肢歩行のストックウォーキング→Wheel Cycle Walking
いままでのノルディックウォーキングというのは、雪の場合と同じくストックで地面を突き刺して推進力を得るという発想です。したがって、海岸の砂浜が雪と同じで突き刺さりますから皆さんは海岸の砂浜を好んで歩いていらっしゃる。また、草地も鋭い金属の突起で刺さります。ですから草原・野山を問わず「刺す」ことで推進力がつくわけですね。おまけに斜面であればその角度分がシャフトの角度から差し引かれるので、より水平に近くなりますから余計推進力があるように感じられる。
ところが日本では、ほとんどがアスファルト道路である。というか大滝国際ノルディックのような理想的コースのインフラ整備がなされていない。であるのにどんどんメーカーが宣伝して販売が優先してしまった。そこでアスファルトパットという部品を舗装道路では装着するわけですが、高橋尚子さんもおっしゃっていたように誰でもポールに思いっきり力を入れると必ず滑ってしまう。砂浜とか草地と同じ構造ですから例えゴムパットと交換してもそれでは追いつかない。ですから皆さん恐る恐るそっと突いているのですね、つまりこれでは目的とする四肢歩行の推進力はとても求められないのです。
私が考案した「ストック歩行」(1986年)は、その当初からあくまでも地面との強い摩擦力で四肢歩行が必要とする推進力を得るという発想です。ですからまもなく車輪という選択肢にたどり着いたわけですね。その車輪を装備することを想定して【出願日】平成6年(1994)9月27日の改良した出願文書にはすでにそれは明記してあります。
ストックウォーキング→地面との摩擦力で推進力を得る→摩擦部材→Wheel Cycle
ノルディックウォーク→地面を突き刺して推進力を得る→金属突起 →ゴムパット
もちろん、ノルディックウォーキングのポール&ストックに、Wheel Cycleがこれから装着されることを私は望んでいます。そうなれば一緒にノルディック・ストックウォーキングとして楽しむことができます。でももうそのときには名称も考えなくてはならないでありましょう。ノルディックという特定の地域を示す用語ではなく、国際的なキーワードとして Wheel Cycle Walking となるかもしれませんね?
***YouTube楽しく笑うとアイディアが生まれる!***********
靴履いて嬉しい? 靴が犬を履いているようですね?!
http://www.youtube.com/watch?v=LXwjvcgDDEw&feature=related
おしゃべりする犬、真剣さがおかしい。お互いを大好きなんですね。
http://www.youtube.com/watch?v=ZCYaw5tGYAs&feature=related
サイレンのものまね犬(拍手を忘れずに!!!)。
http://www.youtube.com/watch?v=58CZcCvwND4&feature=related
おーノーノーノー、 おーおいおいおい、おーおーけーOK?
http://www.youtube.com/watch?v=ONmhQJy1ViA&NR=1
♪♪♪ 四肢歩行は Cycle Walking !!!
…
2008年4月3日木曜日
№59)四足歩行とノルディック・ストックウォーキング(その2)
ネコ科の四足歩行というものは前足と後ろ足が同じで手と足をほとんど揃って前に動かすのですね。走るときはまた別かな? この猫、おいらの家の愛猫”めめ”にそっくりです、性格はまったく違うと思いますけどね。
http://www.youtube.com/watch?v=3pLwbMTypqM&NR=1
この子の名前は ”ハンフリー・ボガード” です。生後まだ十ヶ月ぐらいだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=q1yhtO1Iy60
この猫は足袋を履いているから動きがよくわかって研究するにはありがたい。
尻尾でも身体のバランスをとってますね。太ってるのはもしかすると雌でお腹に赤ちゃんがいるのかも。
http://www.youtube.com/watch?v=Srm-BDfy9G0&feature=related
ベンガルネコか。素晴らしくも美しい!!! 鳴き方にも野生味が感じられる。
http://www.youtube.com/watch?v=r4B9qT8zaPU&NR=1
この子はカメラ目線でモデル歩きしています。いや、モンロー歩きかも♪
http://www.youtube.com/watch?v=peLD2vlxRM0&feature=related
これが本物のパリコレクションのモデル。人間は二足歩行なのでよく転ぶのが弱点です。四肢歩行ならばどんなところでも転びませんよ。
http://www.youtube.com/watch?v=C-cqUj99zMI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=YwkWDmEamCA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Vz7l2oFbpcE&feature=related
歩かないで怠けると太ります。
http://www.youtube.com/watch?v=DPHyvWGuf9g&feature=related
タイガーは、手と足の大きさがほとんど変わらないのですね。
http://www.youtube.com/watch?v=sV9BMEKyCGo
最後に、ビューテフルな四足歩行のネコ科野生動物たちを存分にお楽しみくださいませ。
http://www.youtube.com/watch?v=-zw6UOaYMMw&feature=related
♪♪♪人間も四肢歩行で健康を取り戻しましょう!!!