さらに、図面による説明もあるが各社まったく考えが異なりその差は激しくまるでてんでんばらばらの状態。おまけに実際には実行することのできない歩き方を示しているものばかり。写真でも図面でも、歩行法を説明するのであれば最低でも右四肢VS左四肢の比較を同条件にしなければならないし、その際そこに力学的な整合性がとられていなければ説得力がない。ま、なにも力学的じゃなくとも実際にそのように歩けるかどうかが問われるわけです。それがどれもこれもどう考えても無理があり背景の違うのもある始末。初心者というか、まだノルディック・ストックウォーキングに取り組んだことのない人々にとっては、そんなこたぁどうでもいいとメーカーが考えているとしたら、それは違うよ!と私は強く言いたい。健康のための運動プログラムというものはそんないい加減なことでは済まされない。生身の人間の肉体を扱うのだから技術論が一番大切でそれはとても神聖で厳密なものです。たぶん彼らは意識して誤魔化すことをしているのではなく、メーカー内部でも然るべき歩行法が不確定なのではないか。だから鮮明な映像や根拠のある図面が示せないのだ。と、いつも不満足に思いながらそれらを眺めています。が、そう思いながらもう随分の年月がたちました。
ノルディックウォーキング歩行法は技術的な確立がまだなされていない現状がある。まぁ~そういう景色こそがノルディック・ストックウォーキングという運動法そのものが未成熟でありまだまだ端緒的なものであるということの証明だと思いますね。いつまでもマイナーな存在から抜け出せない。ですからそれを確立するためにはこれからの一日一日が勝負です。将来に向けて、ノルディック・ストックウォーキングを進化発展させるために、ゆっくりゆっくりときには速歩で、愛好者・プレイヤー、インストラクターの先生、そしてメーカーで活動されている専門家、研究者の皆さまと歩調をあわせ、世界中のより優れた健康運動プログラムを求める多くの人々とともに末永く共に考えて行きたいと思います。
ウエルネスウォーカー 拝
♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは始まったばかりの創成期 !!!
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