2008年2月14日木曜日

№23)特集3:上級者のお手本動画=ウォーキングorランニング&ジャンピング


またまたYouTubeにてこんどはかなりの上級者集団による素晴らしい映像を検索することができましたので、ここにご紹介申し上げます次第であります。残念ながらこれは舗装道路ではありません。草地でありますがその基本テクニックは舗装道路とまったく同一です、それを念頭に入れぜひともご覧ください。これは同時にノルディックウォーキングorストックウォーイキングorポールウォーキング&スキーウォーキングが、どのようにも運動負荷をコントロールできるのだという意味で実に良いお手本でもありますね。

http://www.youtube.com/watch?v=ce0cjcPnzqk

ここで走っている場面はかなり激しい運動で、「ストック・ランニング」ならびに「ストック・ジャンピング」という領域のものです。これはクロスカントリースキーの運動量をも凌駕するもので、彼らは元クロスカントリースキーの選手たちだったかもしれず、初心者の場合は十分なるトレーニングを経てから取り組まなければいけませんのでご注意ください。

私ウエルネスウォーカーといたしましてはここで彼らの技術を検証いたします。前回の特集2で指摘いたしましたように、今回も素晴らしいことにそのポールorストックを突く足元の位置関係であります。ストップモーションで見ていただくとわかりますがやはりそれは後ろ足の側面の位置、ないしは後方ですね。これが極めて重要なポイントであります。ポールorストックを突く位置はできるだけ後方にこしたことはありません、それが前回のウォーキングと今回のランニング&ジャンピングに共通するお手本のキモです。今回このビディオの出だしから1:07~1:15までのたった9秒間にウォーキングのシーンがありますが、それを見ても同様です。同じく後ろ足の側面ないしは後方にポールorストックを突いていますね。ここで恐れ入りますがもう一回前回ウォーキングのときのお手本ビディオを振り返りましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=R2OJ-VEcRgQ

確認いただけましたでしょうか? さらに次は共通するお手本の第二のキモ、ポールorストックにおけるシャフトの角度です。後方に突けば突くほど当然のごとくシャフトの角度は低くなる。今回の草地におけるお手本もほとんどが45度以下の角度で極めて強い推進力が生まれていることがわかります。(ただしジャンピングの場合はジャンプすることが運動目的ですからその角度は高くなります。)この映像を見てわかるのは、草地がやや傾斜していることですね。この場面は緩やかですが仮にここの傾斜角度を10度の斜面とすれば、シャフトの角度が50度でも実際にはマイナス10度で、草地に対しては40度ということになります。ノルディック・ストックウォーキングが急な登りに威力を発揮するのはその理屈からなのですね!!!


それにしてもこのパーティー、私が見てきました世界中の集団のなかではトップクラスのスキルを持っています。かなりの年配の方々もお見受けいたしますがこのような人々こそがジェロントロジー・アスリートと呼べるのではないでしょうか。今回のこのビディオはオランダです。この国はほんとうに国民の健康のためとかQOL向上には力を入れておりますね。ここのホームページを見ると「国民のコース日」というのも設けていて、ことこまかに指導している様子が伺え、行政というものはここまでできるのかと思わせます。この国の国民はまっこと幸せですね~!!!

<特集終わり>

♪ ともあれ以上でウォーキング、ランニング、ジャンピングという三段階のノルディック・ストックウォーキングにおける運動プログラムのお手本動画が揃いました。もちろんバッドなお手本もありましたがみなさま少しでもご参考になりましたでしょうか?
これからは皆様からの質問があればそれをテーマにするのも励みになりますのでどなた様でも結構です、質問がありましたらお寄せくださいませ。―ウエルネスウォーカー拝― ♪♪♪

1 件のコメント:

ウエルネスウォーカー さんのコメント...

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-ウエルネスウォーカー拝-