2008年2月12日火曜日

№22)特集2:舗装道路における歩き方のお手本動画

前回の特集におきまして、ノルディックウォーキングorストックウォーイキングorポールウォーキング&スキーウォーキングは、舗装道路において本来どのような歩き方が正しいのか?という問題につきまして私の独断による所見を述べさせていただきました。一見すると正しいように見えている動画ではあっても、実は手首、肘、肩関節に無理があって、しかもポールorストックで当然得られるはずの推進力・前進力が獲得することができない歩き方になっている、それらについて具体的に指摘させていただきました。
http://www.youtube.com/watch?v=GUlAuZFsW7M&feature=related


今般またまたYouTubeにて、もっともっと素晴らしい動画を発見いたしましたので、ここにご紹介させていただきます。どうか皆様、これはたった25秒しかない短い動画です。ですからこれを繰り返し繰り返しご覧になってくださいまし。ストップモーションでも検証していただきたいですね。そして前回の(上記URLの動画)とぜひとも比較していただきたいと存じ上げます。

http://www.youtube.com/watch?v=R2OJ-VEcRgQ

この動画における歩き方の素晴らしいところは、先ずポールorストックの突く位置です。それは後ろ足の横に突いていますね!!! 今までのものはほとんどが身体の重心の位置、前足と後ろ足の中間の位置でしたが、このプレイヤー、誰に教えてもらったのか実にスムーズに後ろ足の近くに突いています。ですからポールorストックの角度はその段階でもうすでに約50度になっていますね。そしてその後に身体が前進しポールorストックは最後には約45度前後となり、手のひらをパーにしてグッと突き放している。これは前回の動画に比較して関節に無理がなく、シャフトの角度も低いので、当然のごとく推進力は大きくなっています。しかも重要なのは身体重心が上下したりすることもほとんど見受けられませんね。ストックorポールを突く位置が後方のためにリズミカルなテンポがあって、気持ちよくぐんぐん前に前に進んでいて力強い推進力がこの動画画面から感じ取れるのです。

最後の上肢の角度を、どうか身体が真横になったときのストップモーションで見てください。肩からまっすぐに伸びた上肢全体がポールorストックに至るまで、一直線に45度になっていることがわかります。これですね!!! 前回とはわずかな差ではあるけれども、私の持論であるこのシャフトがいつでも45度以下という角度が、妥協できる限界だと私は考えているのです。そしてできるだけ後方にポールorストックを突くことですね。まぁ、現在の真っ直ぐなノルディック・ストックウォーキングのポールorストックではこれが限界であると思います。
それで、得点ですか? それは60点でしょうね、もちろん100点満点でです。60点ですから一応合格です。合格は合格ですが、やっぱり課題はストラップを外して、そのときにいったいどうなるか、ですね。


♪ ノルディック・ストックウォーキングはいまや世界中に広がっています。運動効果のよりよいものにするために、楽しく安全なものにするために、ポールorストックの進化・改良を皆様も一緒に考えてみませんか? さて、このへんで皆様方お勧めの動画をぜひともこの私にぜひぜひお教えくださいませ ♪

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