2008年2月8日金曜日

№20)「東京マラソン2008」:42.195キロ、全コース踏破の成功を祈ります!!!

http://www.nordic-walking.jp/bbs.php







はじめにご紹介申し上げますのは、ノルディックウォーキングをテーマにして、イギリスからブログを発信し世界の人々とコミュニケーションしているDavid Downerさんという人がおります。タイトルはそのものズバリの「Nordic Walking News」。

http://nordicwalkingnewsblog.blogspot.com/

このなかの最新のニュースとして、本年1月26日(土曜日)付けの英国の全国日刊紙、ガーディアンのノルディックウォーキングに対する評価記事を紹介していて、それに彼が評論を加えています。日本でもよくウォーキングと比較した分析はありますが、クロスカントリースキーと比較したものは見かけなかったので、ふーん♪と思いましたですよ。このデイビットさんがおっしゃるように、トレーニングのやりかたでいかようにもハードに持っていけるのがこのノルディックウォーキング&ストックウォーキングなので、簡単な比較としての☆☆☆☆数はあまり気になるものではありませんね。

ですが、そこでこの英国の全国日刊紙であるガーディアンのHPにアクセスいたしましたところ、その正確な詳細が読めました。それによると、タイトルは「クロスカントリースキー対ノルディックウォーキング 」で、

http://www.guardian.co.uk/weekend/story/0,,2246147,00.html

それを楽しくお遊びで星取表にしてみると、

       クロスカンスキーVSノルディックウォーク
有酸素効果 ☆☆☆☆☆    ☆☆☆
上半身効果 ☆☆☆☆      ☆☆☆☆
初心者適正 ☆☆☆        ☆☆☆☆
骨格筋効果 ☆☆☆☆      ☆☆☆☆☆
脂燃焼効果 ☆☆☆☆☆    ☆☆☆☆
          計21         計20

と、まぁーこの☆合計にデイビットさんはノルディックウォーキングもトレーニング次第で、合計25はいけるんだよと言ってるわけですね。愛好家としてのこの言質などは実に微笑ましいかぎりです。


他にこのデイビットさんのブログから、南半球の風光明媚な国ニュージーランドでも、多くの人々によってノルディックウォーキングが取り組まれていることを知り、その写真を見ると、オーストラリアと同じくここも海岸とか草地が好まれている様子がうかがえます。
http://www.sys4u.co.nz/frames1.php
写真の中には、マラソンのイベントにも参加している光景がありますね。これは舗装道路においてもノルディック・ストックウォーキングが楽しく取り組めるのだという、ムーブメントにとって非常に重要なアピールになっていると思うのです。



我々の住むエリアでもマラソンイベントに参加する、それは効果のあるパフォーマンスであろうと大賛同いたします。一方私はこのブログで舗装道路の使い勝手についてはなはだ厳しい内容の分析をしております。が、念のために申し上げますが、それはなにも舗装道路における使用そのものを批判しているわけではありません。あくまでも、ポール&ストックにおけるストラップ構造により、それが危険な因子であって、事故が予見できるかぎりはそれを取り除くべきだと主張しているのです。製造物責任法という見地からもそれはとても大切な問題です。このムーブメントが万が一の悲惨な事故発生により、メディアからバッシングされることは避けなければなりません。

これはノルデキックウォーキングとまったく関係のない話ですが、昔アルピニストの間ではスキーストックを持って登山するハイエンドなテクニックが知られていました。今のトレッキングポールではなく本物のスキーストック一本です。ある日、急峻な崖から単独行ではあるが熟練の登山者が転落死。手にはストラップを通したストック。風もなく崖の様子からはそこには雪もなく転落するほどの足場ではなかったことから、新聞雑誌でこの転落死が話題になり、ストックが何かに引っかかり重心のバランスを崩し転落したのではないかと書かれました。そのこと以来、ストックを使うときにはストラップを外すことが大切だという論議が登山家の間でなされたことがあります。危険因子、ファクターとしてのストラップの例ですね。

ありとあらゆるさまざまな車両が行き交う市街地。私はこのムーブメント発祥以来、市街地におけるストラップが危険であることを一貫して必ず付け加えておりますが、そのことは名前こそ伏せますがさる有力なインストラクターの方にも激しく賛同してもらったことがあります。その方もそれは使っているときに既に気にしていたとのことでしたが、それは製造するメーカーにはこの声が届かず未だに実現できていない。これからもストラップのことにつきましては私以外の発言がない限り発言しつづけます。ストラップは危険ですが、市街地こそが、このムーブメントをあまねくより多くの人々に取り組んでいただくことが出来るフィールドである、というのが私の考えです。どうかこのことに誤解のないようお願いいたします。



「東京マラソン2008」:42.195キロ、全コース踏破の成功を祈ります!!!

http://www.nordic-walking.jp/bbs.php





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