2008年2月7日木曜日

№19)現状のノルディックウォーキングポールは舗装道路の使い勝手が悪い

http://diet.walkandrun.net/2007/10/post_13.html
昨日書き込みさせていただきました高橋尚子さん名のブログですが、そこかしこに専門用語が出てきますね。例えば、

>ちょうど左足梨状筋を痛めドクターからウォーキングを奨められている

この「梨状筋(りじょうきん)」などという専門医しか使わないだろう部位名なんぞ、我々一般人にはトンとなじみがないですが。また、

>普段LSDは6分30秒くらいで流していますから、正直最初はイライラしました。

この「LSD」もそうですね。ウィキペディア(Wikipedia)によると「Long and Slow Distance の略。ゆっくりと長い時間をかけて一定距離を走ることにより体質の改善を目指す、
陸上競技長距離走のトレーニング法。」とあります。これも我々にはあまりなじみがない。


ですから限りなくこのブログはQちゃん本人であることが伺えます。ま、万が一本人でなくとも、彼女の側近であることには間違いないでしょう。高橋尚子さん今は全てをオリンピック出場に集中していると思いますが、私はこのノルディックウォーキング体験記のなかで、「踵に擦過傷を負ってしまいました」とか「手の親指の内側に小さなマメができました。」とかは、誰でもいきなりノルディックウォーキングポールを使って6kmも歩けばQちゃんでなくともそうなるでしょう。私が注目しておりますのは、

>普段走っている舗装道路を歩くと、急ぐほど、力強くポールで地面を押すほど、に着地したポールの先が滑ります。

と、まことに正直に書いていることです。さすがにアスリート中のアスリートの着眼点は違いますね。この体験記はノルディックウォーキングポール最大の弱点を鋭く見抜いています。私のこのブログの目的は、まさしくノルディックウォーキングポールを進化させるためですので、この高橋尚子選手が見抜いたこのことを見逃しません。そうです!!! 現状のポールもしくはストックは、舗装道路における使い勝手が悪いのです。Qちゃんがおっしゃっているように「着地したポールの先が滑ります」なのです。


だとすれば、いや、ならばならばどのようにポール&ストックを改良すれば、舗装道路でも使い勝手のよいものにすることが出来るのでしょうか? それは既にこのブログでこれまで明確に記してきましたが、

① 市街地でのストラップは危険だから外さなければならない。
② グリップは水平を維持し水平後方を強く交互にキックする。
③ シャフト角度は交互45度以下を維持し強い推進力を得る。
④ キックのポール先端位置:後足の半歩後方&一歩半後方。
⑤ ポールシャフトの先端に小車輪を装着し強い摩擦力を得る。


以上の5項目にまとめることができます。クロスカントリースキーという競技のポール&ストックは、クロスカントリースキーの競技では何の問題もありませんでした。が、舗装道路における使い勝手が悪いのは言わば当然です。それはあたりまえのように、雪面のごとくアスファルト道路は刺さらないのですから。それをストラップテクニックで補おうという今日までの危険なコンセプトは、はっきり言って大きな間違いです。したがい具体的な改良点である上記5項目を設計に取り入れれば、たちどころに使い勝手のよいノルディックウォーキングポールが出来上がり、世界中のアスファルト道路に、クロスカントリー(スキー)ウォーキングとして蘇るでありましょう。

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