2008年3月3日月曜日

№31)ノルディックウォーカーであるスオミンさんの快挙 その2

私が推察いたしますに、スミオンさんは現役かどうか別としてクロスカントリースキーの選手でもともとアスリートなのではないでしょうか?ならばマラソン全コースを踏破できたこともうなずけます。その技術も私には納得できるハイエンドなスキルですね。このコースを時間かけて走破する市民ランナーも、ノルディックウォーキング用ストックを突いて走れば、もっと楽にしかも早く走ることができるはずです。 マラソンとジョギングなどランナー人口は知りませんが、そのランナーの方々にもこのノルディックウォーキングは有効なので、むしろ日頃のトレーニングにストックは欠かせないギアであると思います。その意味でもスオミンさんの経験は貴重なものだと思いますし、彼をモデルにしてランナーの方々にこそノルディックウォーキングをお勧めしたいですね。ま、そのためにもストックの改良を考えなければならない。

手錠のようなストラップとかグローブとかはもう止めにして、より安全で推進力を強化したものに進化させることがますます必要になってきているのだと思っています。 スミオンさんは「腕もリラックスさせ、ストラップに力を預けるようにし、グリップは(地面をキャッチする際も含め)全く握りません。」とあります。このテクニックは私もそれを全て納得します。ですが、これを子供、年配者含め万人に勧めるのは危険です。市街地というものはさまざまな障害物があって、ありとあらゆる車両が行き交っています。何かにストック先端がからんでバランスを崩し、ストラップという手錠は絶対に外れないので引きずられそれが人身事故につながる可能性を否定できないからです。製造物責任法に照らしても選択してはならないものです。

もちろん市販のポールをご使用になっていらっしゃる方々には何の責任もあるわけではありませんし、むしろ皆さんが他にそれをお勧めなさっているのはこのムーブメントに熱心な証拠なのですよね。でも私はストラップを外すことを進言いたします。むしろ外すと推進力が増すこともある。例えば、ポール上部を手を丸めて持つと推進力が強化する。ストラップは無い方がいろいろなアイディアが生まれ実験することができるのです。 (上の写真はストラップを外してある私のストック)



そもそもこのノルディックウォーキングは、ポール手元のストラップ自体取り外した方がかえって推進力を強化できるのだということがわかっている。その方向性を追求せずストラップにこだわる誤った方向性は、ここらでしっかり反省するべき時期がきています。これは私の持論になりますが、ストラップ&グローブから脱却することがノルディックウォーキングの発展につながるのです。ストラップ自体がノルディックウォーキング発展の障害となっているのです。ストラップを外してもっともっとより推進力のあるポール&ストック機能と構造に進化させなければこれ以上健康運動、生涯スポーツとして発展させることはできないだろうと考えます。


♪♪♪皆様のご意見をお聞かせくださいまし♪♪♪



1 件のコメント:

スオミン さんのコメント...

ウェルネスウォーカー様

  …スオミンです。

私のNWの実践に注目して下さり有り難う御座います。

このブログで紹介されているYouTubeの映像は、とても参考になりました。

現在の日本のNWよりもバリエーションに富んだ自由なNWをしていますね。

特に所謂「V字ステップ」と云う、ワン・ダブルポール&外に向かうツー・ステップ、の動く映像を始めて目にしました。

 …これからも、色々と研究をなさって下さい。微力ながら応援しています。