2008年4月7日月曜日

№61)日本と世界のノルディックウォーキングの動向

「日本と世界のノルディックウォーキングの動向」というタイトルで、同志社大学スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科教授の竹田正樹(タケダマサキ)先生が昨年秋、ノルディックウォーキングに関する論文をWEB上で公開されておりますので、本日はこれをご紹介させていただきます。

http://elib.doshisha.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/U_CHARSET.utf-8/BD00011938/Body/027000460007.pdf

http://209.85.175.104/search?q=cache:zEfAwYCU3KQJ:elib.doshisha.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/U_CHARSET.utf-8/BD00011938/Body/027000460007.pdf+%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0&hl=ja&ct=clnk&cd=90&gl=jp

この内容はお読みいただいた通りでありますが、研究者の方がこのようなタイトルでお書きになったものとしては最新のものと思われますので、非常に貴重なご意見と私は受け止めています。

私は個人的に興味があったのは、(以下に引用させていただきます。太字は筆者。)

健康科学,健康教育,あるいはスポーツ科学
という立場では,多くの収穫があった。例えば,
ポールの開発に関する話題では,誰でもが使い
やすく,しかも手に衝撃の少ない用具はどうあ
るべきか,グリップや尖端のチップの形状はい
かなるものが望ましいのか、」


という項であります。また先生は、冒頭の要約の中でも英文では「他の有酸素運動より安全で優れた効果がある」と評していらっしゃいます。また、

今後の世界および日本のノルディックウォー
キングの普及には大変興味深いものであった。
我が国においても心臓病のリハビリテーション
としてノルディックウォーキングを普及させよ
うという動きがあるが,一研究者や指導員が単
独・個別に行うのではなく,協会や学会との組
織間連携がこのスポーツの普及あるいはリハビ
リテーションや健康教育に大きく貢献するもの
と考えられた。」


とあって、このことは深く考えさせられるものであります。まとめでは、「この素晴らしい健康運動を日本においても普及させたいと筆者は願うばかりである。」と結んでおられます。すでに世界で800万人が取り組んでいるという事実は大変に重く受け止めなければならないと思います。




♪♪♪世界の800万人がノルディックウォーキングに取り組んでおりますね♪♪♪



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