2008年4月4日金曜日

№60)四肢歩行のストックウォーキング→Wheel Cycle Walking

ストックの先に車輪を付け、角度を変えたグリップを両手にもって、交互に水平に身体後方を力強く突けば、それはもう実に立派な四肢歩行としてここに完成。あとはデザインに移行します。が、これはこれまでのクロスカントリースキーからの発想であるノルディックウォーキングとはまったく異なり、どう見ても別の世界ですね。どうしてこのような明らかな差となってノルディックウォーキングとかけ離れてしまったのでしょうか?

いままでのノルディックウォーキングというのは、雪の場合と同じくストックで地面を突き刺して推進力を得るという発想です。したがって、海岸の砂浜が雪と同じで突き刺さりますから皆さんは海岸の砂浜を好んで歩いていらっしゃる。また、草地も鋭い金属の突起で刺さります。ですから草原・野山を問わず「刺す」ことで推進力がつくわけですね。おまけに斜面であればその角度分がシャフトの角度から差し引かれるので、より水平に近くなりますから余計推進力があるように感じられる。

ところが日本では、ほとんどがアスファルト道路である。というか大滝国際ノルディックのような理想的コースのインフラ整備がなされていない。であるのにどんどんメーカーが宣伝して販売が優先してしまった。そこでアスファルトパットという部品を舗装道路では装着するわけですが、高橋尚子さんもおっしゃっていたように誰でもポールに思いっきり力を入れると必ず滑ってしまう。砂浜とか草地と同じ構造ですから例えゴムパットと交換してもそれでは追いつかない。ですから皆さん恐る恐るそっと突いているのですね、つまりこれでは目的とする四肢歩行の推進力はとても求められないのです。

私が考案した「ストック歩行」(1986年)は、その当初からあくまでも地面との強い摩擦力で四肢歩行が必要とする推進力を得るという発想です。ですからまもなく車輪という選択肢にたどり着いたわけですね。その車輪を装備することを想定して【出願日】平成6年(1994)9月27日の改良した出願文書にはすでにそれは明記してあります。

ストックウォーキング→地面との摩擦力で推進力を得る→摩擦部材→Wheel Cycle

ノルディックウォーク→地面を突き刺して推進力を得る→金属突起 →ゴムパット

もちろん、ノルディックウォーキングのポール&ストックに、Wheel Cycleがこれから装着されることを私は望んでいます。そうなれば一緒にノルディック・ストックウォーキングとして楽しむことができます。でももうそのときには名称も考えなくてはならないでありましょう。ノルディックという特定の地域を示す用語ではなく、国際的なキーワードとして  Wheel  Cycle  Walking  となるかもしれませんね?


***YouTube楽しく笑うとアイディアが生まれる!***********

靴履いて嬉しい? 靴が犬を履いているようですね?!
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おしゃべりする犬、真剣さがおかしい。お互いを大好きなんですね。
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サイレンのものまね犬(拍手を忘れずに!!!)。
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おーノーノーノー、 おーおいおいおい、おーおーけーOK?
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♪♪♪ 四肢歩行は  Cycle  Walking !!!










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