2008年1月18日金曜日

№2)なぜノルディックウォーキングのポールにストラップが必要なのでしょうか?

ノルディックウォーキングのポールが最近ドイツで改良され、そのグリップの角度が変更されました。しかし、まだストラップが付いたままです。そもそも車両の行き交う市街地でこのストラップを使うのは非常に危険です。万が一先端が巻き込まれると、絶対に手から外れないので、それは人身事故につながります。このまだ生まれてまもない運動用具の構造的な問題によって、もし重大事故が発生した場合、そのムーブメント全体が致命的打撃を受けます。その問題は発生してからでは遅すぎます。

そもそもストラップがどうして必要なのでしょうか?もともとスキー場でポールが外れると斜面を遠くまで滑り落ちてしまうから付いているストラップなわけで、雪も斜面もないウォーキングでなぜ外せないのでしょうか?路面では雪のクッションが無い分極めて危険なのにです。 安全でなければ健康運動をする意味がないですよね。危険なものは真っ先に取り除かなくてはならない。

ノルディックウォーキングでストラップが必要なのは実はちゃんとわけがあり、それは推進力を補完するためにある。できるだけ後方にポールを押しやり反動で推進力を得るためですね。それはグリップを握ったままではそこまで後ろの位置に持っていけないからです。なので手の平をパーのように開いた状態でポールを後方に押しやるテクニックなのです。だからストラップを外せない。つまり、目的とする推進力が得られないから、取り外したいが外せないわけですね。

ならば、どうして別の方法で推進力を得ようとしないのか。別の方法はないのか?

その解決法というか、危険なストラップに頼らずとも、もっともっと推進力を得る方法はあります。それは下記URLに記載してある事項をご参照ください。ここに登録してあります内容がその解決法です。ストラップは危険回避のためにすぐにでも取り外す必要があります。そしてもっともっと推進力を発揮できるノルディックウォーキングポールのために、いまその構造を根本から見直すことが必要な時期にきていると考えております。
http://www.ryutu.inpit.go.jp/PDDB/Service/PDDBService
「 ノルディック 」で検索してご参照ください。

今後ともポールの改良に関する皆様のご意見をお聞かせください!♪

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