申し上げるまでもなく経済産業省・特許庁が管轄する産業財産権制度は、「特許・実用新案・意匠・商標制度など、発明等の知的創造の成果を保護・活用し、産業の発展に寄与することを目的」としていて、科学技術の振興を推進するためにも、産業財産権制度は21世紀の日本にとってますます重要になっていくとされています。この世界に誇る日本国特許庁から、ノルディックウォーキングに関する関係特許が、実に簡単に検索することができます。
一方、文部科学省・文化庁が管轄する著作権制度とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸・学術・美術又は音楽の範囲に属するもの」で、芸術・学術界のみならず我々国民の知的創造の成果を保護・活用するために必要不可欠なものです。ただし出願制度はとっていません。
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これらが我々国民の知的財産(知的所有権)を守ってくれていますが今回は、ノルディックウォーキングに関する特許関係出願を検索するとっても簡単な方法についてご紹介させていただきます。
上記のURLを開き、お好きなキーワードを入れて検索してください。
例えば、[ノルディックウォーキング]と入れて[検索実行]をクリックすると2件の出願が出ます。
また、[運動用具 シャフト グリップ]と入れて[検索実行]をクリックすると8件の出願が出ます。
検索画面が出ましたら、同じ画面に[一覧表示]をクリックすれば、一覧表の画面が出ます。この中にノルディック・ストックウォーキングに関係する出願が合計で四件含まれています。
さらにその画面の[公開番号/登録番号]の内でお好きなものを選択してクリックすると、当該出願文書の要約が出ます。その同じ画面の下に[表示中の特許の詳細画面を表示する]をクリックすると 書誌+要約+請求の範囲など出ますので、各々を選択してその全てを閲覧することができます。
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というわけで、検索にはお好きな人名を入れてもよし、どの会社名を入れてもよし、好きな分野を検索できるので、「初心者向け簡易検索」は特許出願に親しむのには格好の検索システムですね。
<ご注意>この「初心者向け簡易検索」システムで注意しなければならないのは、この登録が初期のもので更新していないことです。例えばすでに特許が確定していたり、すでに審査請求が済んでいたりします。そのように必ずしも最新情報が反映されていない。ですからご自分で出願するときには弁理士先生にご相談したほうが無難です。また未公開の出願がありますのでご注意ください。
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♪♪♪ 特許制度を活用してノルディックウォーキングを進化させましよう ♪♪♪
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