インターネットによって世界の動きが日々刻々と伝わってきます。フィンランドの隣国であるスエーデンの、私はその言語がまったく読めないので文章はちんぷんかんぷんですが。しかしながら映像ならば言葉がわからずともその全部を理解できます。今般ノルディックウォーキングにおけるその素晴らしい映像を見ながら、いろいろなことを考えさせられました。ここにご紹介申し上げますのは下記URLの「Stav Akademin」という直訳すると「アカデミックなつづり」なのでしょうか?そのHPです。このページのスエーデン語は文字化けするので、パソコン上にある表示(V)をクリックして、エンコード(D)をクリックしてバルト言語をクリックすれば文字化けは直りますね。まぁ、文字化けしても映像を見る分には関係ありませんけど翻訳するなら支障がありますから。
http://www.stavgang.se/video.htm
このURLを開くと、とにかく力を入れてVTR制作した太文字の見出しがあり、国民の間に広がっているノルディックウォーキングの、歴史に始まりストックの使い方から悪い歩き方、テクニック、ロボットのシミュレーション、教育現場の景色、身体各部位への効果、心拍数、他のスポーツとの比較、いろいろな応用、最後にはストレッチまで。VTR全部を通算すると合計5分ほどですがこれを八つに分割して見ることができます。その他地方の人種別に写真の入った多言語文章もあります。
***
ここでつくづく考えさせられるのは、ポールにおけるストラップ&グローブの罪深さですね。ポールにおける最大の特徴であるにもかかわらず、今日までメーカーはこのストラップ&グローブの働きについて科学的論理的に説明したことがありません。ノルディックウォーキングを愛する世界中の人々が、ポール&ストックにわざわざ手を縛りつけて、不自由ながらも運動をしているその姿。愛好家であれアカデミックな研究者であれ、それがフィンランド発祥の正しいノルディックウォーキングでありそのテクニックなのだと信じて疑わない。私にはそれがとても悲しく見えます。もしかすると世界中の人々の創意をもこの手錠(ストラップ&グローブ)が縛っているのではないだろうかと。
0 件のコメント:
コメントを投稿