2008年1月21日月曜日

№4)♪ノルディックウォーキングの歩き方♪

特に、平地を歩いているときですね。ノルディックウォーキングに関する写真・図面を見ても、左右の手の高さを見れば一目瞭然ですが明確な高低の差が認められます。その手の先にポールがあって地面を突いているわけですから、必ずその落差分の身体の重心が上下に動いてしてしまうわけですね。なぜそれを問題にするかと言えば、通常の2足歩行=ウォーキングの際には重心が上下に動くということはほとんどないですから。(下記URLと4行目の動画参照)
http://www.nordicwalkingco.com/
http://fittrek.com/
http://www.adventurenordicwalk.com/techniques.php
http://www.dynamics.mech.nagoya-u.ac.jp/member/hase/synthesis_j.html

ノルディックウォーキングに必要な推進力は前方向にあるのであって、上方向ではない!重心が上下に動いてしまってはギクシャクしたウォーキングスタイルになって、みっともないばかりか無駄なエネルギーを費やすこととなる。ノルディックウォーキングのVTRをよーく見ると、みんな重心が上下に動いている。これは笑えません、そのような歩き方をしないように今後ポール自体を改良する必要があります。
http://www.youtube.com/watch?v=WygJuMWhXBE&feature=related

いや、実はポール自体に決定的問題があるわけではないのです。私はEXEL社、LEKI社のポールもそれぞれ持っていて長い年月歩いていますが、必ず体重を上下しないようにノルディックウォーキングします。それは、肘を曲げないで真っ直ぐに伸ばしたまま、肩を基点に大きく前後に振り子運動をするスタイルの歩き方です。これで身体の上下運動を伴うことなく前方への強い推進力が得られ、正しいノルディックウォーキングになります。下記URLのVTRを参照してください。この出だしの映像は悪い見本。後半は理想的な歩き方の見本です。
http://www.youtube.com/watch?v=io6DTRX_bOk&NR=1

とは言っても、ノルディックウォーキングポールにも改良点が大きくあります。それはひとまず置いといて、問題はノルディックウォーキングポールを突く位置です。上記の動画で理想的な手の振り方がわかりましたが、その先のポールは果たしてどの位置に突いたらよいか?それは昨日の書き込みに<ポールを突くその位置こそ重要な問題>として、
後ろ足のさらに半歩後方を突き、もう片方は一歩半後方の路面にある状態が一番効率よく推進力が得られるのです。
と、まぁつまりはポールのグリップも、ポールシャフトの角度も、ポール先端が突く位置も、全部が密接に関係してくるわけですね。これはノルディックウォーキングのポールを進化させるためにはどれも欠かせないものなのです。あとは摩擦力の問題なので、次回にそれについて書き込みさせていただくことといたします。
今後ともポールの改良に関する皆様のご意見をぜひお聞かせください!♪

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