ノルディックウォーキングとは「二本のストックを使って歩くスポーツのこと」である。と、どこでも言われています。いわゆる陸上の哺乳動物のように純然たる四足歩行ではないとしてもそれは両手を使って歩くのですから立派な四足歩行と言えなくもない。同時にこれは目立たないが驚くことに実は人類が道具を使って歩く初めての試みでもあります。しかも、従来のウォーキングに比べ全般にわたって運動効果が優れているとされ、安全な次世代の運動プログラム・トレーニング法として世界中に広がりつつあります。ここにその保健体育分野におけるノルディックウォーキングの戦略性が見受けられます。だとすれば同時にその優位な運動法の理論的根拠を簡単に説明できるようにしておかなくてはなりませんね。
この四足歩行というとずいぶん難しい理論による歩き方と思われてしまいます。わかりやすく例えば舟のように、手に長い竿を進行方向逆に突いて前に進む、あの渡し舟とか筏と同じに考えるとむしろわかりやすいですね。それが「作用・反作用の法則」であり、ストックを突いてその反発力を歩行の推進力に利用した歩き方、と考えると誰でも説明でき納得されます。健康のためにストックで地面を漕ぎながら歩く、ストックが地面を押す力を「作用」、地面がストックを押し返す力を「反作用」という。作用と反作用は、大きさは等しく方向が正反対の力のペアなのである、これが「作用・反作用の法則」。ですからこれからはこの根拠となる運動理論を簡単にわかりやすく説明するときには、「四足歩行」とともに「ストック漕ぎ歩き」とでも使ったらいかがでしょうか。
⑤ 摩擦力強化のポール先端採用
前述のように、「作用・反作用の法則」を使うにしても、ストック先端に摩擦力がないとまったく効果が無い、ですね。ノルディックウォーキングポールは、水平とはいかなくなくともできるだけ後方を突けば、強い推進力が生まれる。しかし実際には先端が滑って突けない。Q:ではどうすれば解決するのか? A:逆に折り曲げたらいいじゃん!!!? ここにその問題は解決です。上方の逆方向から押す力が加わり、それを押し返して地面との摩擦力が生まれるからストックは滑らない。これも「作用・反作用の法則」です。こうして出願いたしましたのが「【考案の名称】ノルディックウォーキング用ストック」です♪ 下記URLの出願の図面というものはリアルではありませんが、前記した登録の写真を参考例にしてください。
http://www.publish.ne.jp/JPU/0003130000/0003135900/JPU_0003135969.htm
(上記はいつまで閲覧できるかは存じませんが、正式な特許庁のHPで全文が閲覧できます。)
http://www.ryutu.inpit.go.jp/PDDB/Service/PDDBService
上記URLを開き「 ノルディック 」で検索して写真をご参照ください。
*次回は「車輪」につきまして書き込みいたします。
酷評でもかまいません、今後ともポールの改良に関する皆様のご意見をぜひともお聞かせくださいませ!♪
2008年1月22日火曜日
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