2008年2月1日金曜日

№15)ノルディックウォーキングの歴史

PoleAbout - International Nordic (Pole) Walking Resource Website
このpoleabout.com clubが運営するオーストラリアのHPは、鮮明で美しくそして明るくしゃれた映像で、ミュージックもハイテンポ、おまけにそれぞれの内容がとても充実していますね。あれ!びっくりしたことになんとここにノルディックウォーキングではかの有名なMarko Kantanevaさんがいらっしゃるではあーりませんか!!!

このマルコ・カンタネバさんこそノルディックウォーキングのパイオニアと言われている人物。あの北海道おおたき国際ノルディックウォーキングに欠かせない人でもありましたし、地球規模で出版物もDVDも出しています。日本でもこの人の書くものがネタになっていると思いますね。でも、でもいまだにストラップテクニックにこだわっていてはいけません。危険ですから早く脱却しなきゃ(洒落に非ず)いけませんね。
http://209.85.175.104/search?q=cache:H7T6ZF5JBBIJ:www.jpc.de/jpcng/books/detail/-/buchnum/124362003%3Fnode%3D1000001638+Marko+Kantaneva&hl=ja&ct=clnk&cd=16&gl=jp

ポールウォーキングの歴史についてもマルコ・カンタネバさんはこの豪州のHPでも書いていらっしゃっていて、それが同時に英語・ドイツ語・フィンランド語・エストニア語に翻訳されています。ま、しかし、ポールウォーキングという言葉ですと、アメリカの「トムRutlinは1988年に最初に合衆国でExerstridingを導入しました。」というすでにこのブログで紹介いたしましたものを外すわけにはいかないでしょう。各国でいろいろな動きがあるのですからね。ちなみに日本では1986年にストック歩行法が特許出願されています。
<当ブログ参照>2008年1月20日アメリカでは既にストラップを外していますね!

いずれにいたしましても、オーストラリアはオーストラリアの気候風土、風俗習慣のなかで、「ポール・ノルディックウォーキング」という運動プログラムとして育っていっておりますね。面白いのは、ポールのネーミングにKangapole、つまりカンガルーを文字っていることです。しかも昨日申し上げましたように、ところどころにあるイラスト動画は、ポール先端を突く位置が、けっこう後ろ足の後方になっているので、これは必ず研究者の指示があってのことと思えるのです。できましらもちょっと後ろに!!!

しつこいようですが、ストックでもポールでもこのウォーキング法に付ける名称なんかはまったくどうでもよくて、地面を斜め下にキックするのではなく、水平にキックしなければいけません。そのためにグリップは水平に保つ必要がある。それは同時にできるだけ後方に突くことでもあるのです。シャフトの角度は少なければ少ないほどよくて、その妥協点は45度以内。その二つを基本にしてこの運動用具を開発するならば、世界のノルディック・ストックウォーキングの歴史を瞬く間に一変させることが出来ます。それは各国の動きを見ていて私にはそう判断できるし、日本がそれをやらないのならばそれこそ「もったいない!!!」ではありませんか、というよりも何よりも、今の用具全ては舗装路においてあまりにも使い勝手が悪すぎるじゃないですか?!

皆様方のご感想をお待ちいたしております♪

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