2008年4月18日金曜日
№67)日本から発信するノルディック・ストックウォーキング
ま、およそ健康づくりとか健康運動というテーマほど、それがどうしても必要があるからこそ日常の生活習慣として我々一人一人が心掛けなきゃならない問題はありませんね。人生における生活の質(クオリティオブライフQOL)、を維持向上させたいからこそこれと取り組むわけです。しかしまったくのそれは個人問題であって、行政にどうしてくれとかどうのこうのという次元ではけっしてない。スポーツだってそれが楽しいから個人個人が主体でやったりまたは観戦したりするわけですよね。それとだいたい同じ理屈の言わば自己責任の範疇だとは思います。が、我々にとって実はこの健康問題ほど重大な問題はないのです。
ひるがえるに私がここでノルディック・ストックウォーキングを薦めているのは、あくまでもアイディアの提供者という立場からのものであります。過去にも現在も将来もこのことを職業とする者ではありません。またその分野の専門家でもなく、既にお分かりの通りけっして健康づくり問題の研究者でもない。前に述べましたのでお読みになられた方があると思いますがただ単にある出来事からストック歩行という新しい運動方法を考案したというその運命的出会いからのものであり、たまたまそれを趣味としてこのブログで個人的発信をしているというただそれだけのことです。
ですが、私は前回の書き込みで我が国の健康づくりの指針である健康日本21に言及し、それが厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会というところで中間報告がなされ、我々にもその結果がはっきりとわかりました。で、なかでも運動習慣の目安とした国民全体の平均歩数の結果数値自体が、全て後退したことは驚愕の事実でした。が、これをお読みになったみなさん如何お思いになったでありましょう。実は目標数値自体が誤っていたのだとか、これこれこういう事由で後退したのだとか、ならばこれからはどうしなければならないとか、私は最低それだけは検証されそしてそれらを明らかにしてほしかったですね。
私が思うに、期待に反したこの後退は、急速な高齢化現象の現われではないでしょうか。一方でここのところの社会全体における活力が失われている証明というか、経済の低迷にも大きく影響されているのではないでしょうか。もちろんだからこそ一段と健康づくりに励み、日本に活力を回復させなければならないと思います。その意味でも、国民全体の運動習慣のバロメーターは引き続き監視されねばならない。という意味で、この指標を取り下げることだけは私はしてほしくない。一日一万歩というスローガンほど判りやすいものはありません。だがしかし、何時までもそれだけでは前進がなくやがては後退するのではないか。というのも、それはもう今日の厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会の中間報告で既に証明されたことではないか。
私は自分自身ひどく若いころから山歩きに親しんで来ていて、この歩行体験に関しては研究者・学者先生にもけっして引けをとることはありません。もちろん三浦雄一郎さんのようにプロフェッショナルなお人は別格として、世のベテランウォーカーとともに、歩くということに関しては第一線の専門家と自認いたします。だがしかしそれは既にもう、ただ単なるウォーキングだけでは弱点があり限界があることを我々は認識する必要があります。(この件に関しては後述いたします)ですからこのノルディック・ストックウォーキングという新しいウォーキング法の分野を、以前シンクロ・メダリストの小谷実可子さんがおっしゃったように、これを国レベルで採用する必要をここに提言させていただきます。そうです、この四肢歩行であるノルディック・ストックウォーキングこそこれからの時代をリードする健康づくり運動の担い手なのであります。(行政のみなさま、なにとぞよろしくお願い申し上げます。と、恐れ多くもここでちゃっかり宣伝。)
新健康フロンティア戦略アクションプラン
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/index.html
新健康フロンティア戦略関係平成20年度予算(案)のポイント
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/point.pdf
♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは世界の人々に恩恵を齎す次世代のウォーキング・ムーブメント!!!
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