2008年3月31日月曜日

№55)今では一輪車も体力づくりの立派なスポーツになりました

一輪車といえば昔からサーカスの出し物で知られ、一般人にはとても無理と思われていた競技でしたね。その歴史を調べたことはありませんが

http://jp.youtube.com/watch?v=o-3-IhSkeYc&feature=related

http://www.japan-net.ne.jp/~mhayashi/ichirin/manual.htm

http://jp.youtube.com/watch?v=z1k4WHgzZ3E&feature=related

よーし↓これでもか!!!  (USA一輪車協会?)

http://www.sykoproductions.com/U2trailer.mov


そういえば1978年(昭和53年)ごろ、この私もどういうわけだったか一輪車に興味を覚えそれを買い求めて突然乗り始めたのです。もう中年になってからですがもっぱら自宅近辺で転び転び文字通り七転八倒しながらどうやら乗れるようになって、子供達にも教えて楽しんでいましたね。

あるとき湘南海岸の競技大会に参加したこともあります。息子達と三人でスピードレースに挑戦しました。そのときの僕の距離はたしか十キロだったと記憶しておりますが順位はもう忘れた。たしか入賞トロフィーをもらって長いことリビングに飾っていたんじゃないかなぁ~。あれはどこにしまっちゃったのか? もしかして今でも押入れにあるのかも知れません。

当時関係者達が私に、どうしたら普及させることができるかと相談されたこともあります。きっと今の社団法人日本一輪車協会創立メンバーの人達ですねたぶん。それはもう三十年も前のことですが↓YouTubeの親子ビデオを見て思い出した次第です♪

http://www.youtube.com/watch?v=uTRQ7KBYjuQ




♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは果たして一輪車を超えられるのか?!!!



2008年3月28日金曜日

№54)Let's evolve Nordic walking !!!: アスファルト路上におけるフィットネス

Let's evolve Nordic walking !!!: アスファルト路上におけるフィットネス

スオミンさん、荒川マラソンコースの完全踏破!!! 心より祝福申しあげます。

このブログにコメントが入らないことをお知らせくださったのでちょっといじってみました。こんど機会があったらまたコメントしてくださいましね。


♪♪♪ ノルディック・ストックウォーキングに栄光あれ !!!





...

2008年3月27日木曜日

№53)アスファルト路上におけるフィットネス





今回は珍しいフィットネスマシーンをご紹介いたします。これらは車両の通行しない専用コースでないと危険ですね。でも全身を使うのでバランスの取れた健康のための運動になるのではないでしょうか?
























♪♪♪ ノルディック・ストックウォーキングもよろしく !!!








...

2008年3月26日水曜日

№52)ノルディックウォーキングネットワークのテクニックは素晴らしい

元気学校NORDIC WALKING NETWORK より写真をご紹介してます。

http://www.nordic-walking.jp/howto/howto.html

いまさらのようですが元気学校のNORDIC WALKING NETWORK のホームページにおけるテクニックはまことに念が入っていて素晴らしい内容です。と、何故わざわざここでそういうことを申しあげるかといいますと、私がこのブログで、ポール&ストックのメーカーによるホームページのテクニックをくそみそに非難しているので、もしかすると誤解があるといけませんのでここに強調いたします。上記ノルディックウォーキングネットワークにおけるテクニックとその教え方にはなんら間違ったテクニックも認められず、その全ては理にかなったものとなっています。

あたりまえだと叱られそうですが、実はこれまでのところメーカーの教え方があまりにも悪いから、今般ノルディックウォーキングネットワークのテクニックを私は初めてチェックしてみたのです。もちろん私は指導内容を判定する立場にはありません。が、でもこれでも私は大滝国際ノルディックウォーキング協会で二泊三日の講習を受け、INWA(国際ノルディックウォーキング協会)のインストラクターの認証をいただいておりますし、なによりもそのときに高橋直博さんにもじきじきに教えていただいたことがあるのですからこれは間違いないことなのです。


*****以下元気学校の引用*****

また、普通のウォーキングよりも、歩幅を大きくすることも重要です。そのためには、胸の高さ位まで腕を大きく振ると、しぜんと歩幅が大きくなります。その時、ポールは、つま先ではなく、かかと付近に突くようにしましょう。右の画像のように、左手に持っているポールは、左足のかかと付近に突きます。かかと付近に突くことで、踏み出した時に、ポールの力を借りることができるため、歩きやすくなりますよ。


***以下は元気学校の写真(冒頭)の解説です***

これがポールを突く位置です。
分からない時には、腕に意識をよせて、しばらくポールをひきずって歩いてみてくださいね。自然とポールがひっかかる位置を必ず見つけることができます。
ポールを突く位置はだいたい歩いている時に後ろ足がある横あたりになります。
右の画像も参考にしてみてくださいね。ちょうど左足の横に左側のポールをついています。
こんなに後ろについていいんですよ。


*****引用終わり(太字は筆者)*****




みなさん、あちらこちらにポールを突く位置を後ろ足のそれもかかとあたりを突くと書いてありますね。これがいままで私がこのブログでも書いてきたことと完全に一致しています。実はそういうことをメーカーのホームページには書いてありませんね、みなさん。ポールのメーカーサイトでは、図面でも写真でも重心の前後で、前足と後ろ足の中間に突くように指導してますよね? どうしてあんなことを書くのかその方が不思議でならないのです。それでは楽しく歩くことにならないでしょうに。

ま、とにもかくにも恐れ多くもここ元気学校のノルディックウォーキングネットワークにてこのように指導がされているとは、いままでまったく気がつきませんでした。元気学校のみなさま、大変に恐れ入りました!!! いままで見ていなくて勘弁してください、悪しからずです。

そうです!!! 「こんなに後ろについていいんですよ。」
♪♪♪ 先ずはポール&ストックを購入しノルディック・ストックウォーキング!!! 



№51)ノルディック・ストックウォーキングとの出会い

私事になりますがいままでこのブログに書き込みしてきたごとく、私は1986年に、ある偶然の出来事に遭遇し、それがきっかけでノルディックウォーキングもしくはストックウォーキングと今日言われることに関わることとなりました。その当時自らが改良スキーストックを使って、単独でさまざまな道路を歩きながら「ストック歩行法」として工夫を重ねたわけです。当初はなにしろ昭和61年のことですからそのような歩行用ストックを日本中の誰もが見たことも聞いたこともないわけです。ですから人の目に触れるとあいつは頭がおかしくなったのではないか?と疑われるようで。それが嫌なので真夜中の、人気の無い場所を選んで試作してたのですね。それは坂道もあれば砂利道もあり、公園とか遊歩道も路という路は全て人目を忍んで歩きましたね。





そうしたら、何処でもなんと犬だけは突然けたたましく吼えるのですよ! きっと、犬といえども見たことも聞いたこともなかったからでしょう。犬は例え私の姿を見なくともその音が異常だったから吼えたのです。私の足音にではなくスキーストック先端がカチッ・カチッ・カチッと鳴るその音に反応したのですね。こりゃとんでもなく怪しい奴だ。これを吼えずして何を吼えるのかというわけです。ですからちょっと考えてから突然決断して吼える。だから余計けたたましいのだ。あのときはほんとうに自分で自分を笑ってしまいましたね。今の犬はもう慣れっこでしょうが当時は何処の犬にも吼えられて、ふと「俺は何のためにこんなことをしているのだろう」とね。





実は私の父親は理学療法士で、医科大学付属病院のリハビリテーション室長として勤務していました。その関係で私にも家業を継がせるべく専門学校へ通学を薦め、しかたがないのでいやいやながらそこで2年近く学んだことがあります。医科大学教授による講義、生理・病理・解剖・衛生、そして理学療法の実習。さらにレントゲンのアルバイトでその医科大学付属病院に勤務し当時の整形外科部長のさる有名な医大教授にも面通しさせられました。これが自慢の息子ですなにとぞお後をよろしくとね。しかしながら結果的に私はその道には進まなかった・・・。もしその道に進んでいたら今日のノルディック・ストックウォーキングとの出会いは無かったですね。でもしかしながらそのときに学んだことが寄寓にも25年以上も経ってから少しは参考になっていたのでしょう。





そんなこんだの背景があって、私は健康のための運動というものにけっこう関心があったわけです。なにしろ私の祖父も、昔々その昔(といってもたかだかおおよそ80年ほど前です)に欧米を視察後、昭和の初め大阪堂島において今でいうフィットネス・クラブを立ち上げているのです。その名も「革身術道場」で祖父が開祖です。その師範というかインストラクターに息子二人が当たり、それが私の叔父と親父でした。その「革身健康法」は出版されていて、現在も大阪府立図書館に蔵書が確認できます。冒頭の写真はその著書の表紙と奥付。顔写真は祖父、シアトルのスタジオにて。なんと裸姿は堂島・革身術道場の父。





ま、そんなことで、ノルディック・ストックウォーキングとの出会いも、こういったけっこう我が家の祖父時代からの「家業」に関係があったのかもしれない。という、まったくの私事をこのブログ、いわば「日記」に書きとめた次第であります。みなさまどうか本日はこの段、お許しくださいまし。














♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングも人間万事塞翁が馬ですね♪♪♪






2008年3月25日火曜日

№50)間違いだらけのノルディックウォーキング



間違いだらけのノルディックウォーキング
私がこのブログを始めたきっかけは、スイスでポール&ストックを製造販売しているKV+(プラス)という、規模は小さいけれどもその会社がすでにErgo Clipという革新的なグリップを採用してい、それを私はWEBで確認したのでその革新的グリップの特許を持つと思われる会社であるERGOFITという会社をノルディックウォーキング愛好家の皆様に紹介すべく、第一回のブログ<2008年1月17日ノルディックウォーキングのポールを検証する >に書き込み、スタートしたわけでありますね。そもそもこのブログの始まりはそのようにノルディックウォーキングに進化の兆しが見えた。それが動機だったのですが~・・・。

http://www.kv2.ch/headEnglish.swf


http://www.ergofit.at/Walking-ERGOFIT-Seite1-07web.pdf


ところがですね、同じ会社(ERGOFIT)の別のページに「NORDIC WAKING TECHNIK VORTRAG」(ノルディックウォーキング・テクノロジー講義)というのがあったのです。
まぁ、今まで、どの会社のHPの「テクニック」も、私は信用していませんでしたから、真面目に見ていなかったのですが、その図面と写真のどれもこれも全てといっていいほど間違いだらけであることを今般再発見して絶句してしまった。ということを今回はお知らせ申しあげます次第です。(ドイツ語だったのでドイツかと思ったのですがオーストリアかスイスでしょうか?ね)

http://www.ergofit.at/nordic_walking_technik_vortrag.htm

これはもう解説の必要はありませんね。そのポール&ストックの角度に注目してください。左右&右左もしくは前後ほぼ同じ角度になっております。これは明らかな間違いです。最初に突いたポール&ストックは、そのままそこに固定した位置に留まり、身体は歩幅だけ前進しますから後側のポール&ストックの角度はおおよそ15度前後低くなるのです。すくなくともこの図面や写真のようにほぼ平行には決してなりません。 それにしても最後の図面一枚だけがリアルなのはなぜですかね?不思議です。

つまり、間違いだらけのノルディックウォーキングの証明です。



♪♪♪清く正しく!ノルディック・ストックウォーキングを検証しましょう!!!




2008年3月22日土曜日

№49)ノルディックウォーキングはこれからだ!!!

この「進化するノルディックウォーキング」という題名でブログを開設して以来、ただただ思いつくままに脈絡もなく書き込みしてまいりました。が、なんだかんだもう今回で五十回目になったことに気づきそれでふと昔のことを想い出しましたですね。私が今から22年前の1986年に、ストック歩行法を考え出したきっかけはすでに<ノルディックウォーキングのポールを曲げると解決する >と<ノルディックウォーキングのポール&ストックを進化させましょう!!!>で書き込みいたしましたので、もしかしてご興味のある方はそれをご覧いただくとして、今回想い出したのは昔私が”ストック歩行法”を発明してからなんと13年後の、日本ウォーキング学会大会で研究発表したときのことです。昔といってもその学会はたかだか今から数えれば9年前のことですが。

それは第三回日本ウォーキング学会大会で、平成11年(1999)4月10日、東京学芸大学芸術館にて開催されました。私のそのときの研究発表の演目を当時の抄録集で確認すると、「21世紀の健康戦略・運動処方に、ストック・ウォーキング運動法の普及」となっております。この内容は後に「ウォーキング科学№3」という日本ウォーキング学会刊行(編集者:宮下充正)となり、それはブックハウス・エイチディという出版社から発売(A4判p112.\2,000)されています。鮮烈に記憶しているその想い出とは、私の発表とは別に特別講演があり、それはフィンランド・ポーラエレクトリック社特別研究員、ライヤ・ラウカネン博士による講演でした。演目は「Walking for health and fitness」で、なんとその一部にフィンランドにおけるノルディックウォーキングの紹介があったのですよ!!!

このようにノルディックウォーキングという名称が、日本のアカデミックな場で発表されたのは、おそらくこれが始めてであると思います。その同じ学会大会でストックウォーキングという名称も発表されたのですから。なにしろ皆さんびっくりして、波多野義郎先生(東京学芸大学名誉教授)は私に「村雲さんは先見の命があるね。」と囁かれたほどです。また、池田克紀東京学芸大学教授は「俺このストック、凄くいいと思うよ。」と仰ってその後いろいろご懇意にしてくださり過分な評価もいただきました。諸先生方へのそのときの感謝の気持ちは今も忘れません。が、それはともかくこの懇親会会場に、Drライヤ・ラウカネン女史とともに同行されたのはなんとMr. AKI・KARIHTALA氏。彼がそのパーテーにいらしたのです!!!

このMr. Aki Karihtalaさんと私は、懇親会会場で名詞交換、そしてDrライヤ・ラウカネン女史とともにいろいろお話をさせていただきました。通訳はなんと恐れ多くも賢くも池田克紀教授です。当時のMr. Aki KarihtalaさんはEXEL Oyiの販売責任者として紹介されました。(氏は現在、国際ノルディックウォーキング協会会長)当時の氏の名刺の肩書きはSenior Vice-Presidentで上級副社長です。私が受けた氏の印象は、即座にハリウッドの有名な俳優を想い浮かべましたが・・・、その逸話はまたの機会に譲りましょう。
http://japan.nordicwalking.com/JNFA/07INWA_convention.pdf


つづく。(この続きはまたの機会に。上のURLで日本ノルディックウォーキング協会事務局長INWAインターナショナルコーチ高橋直博氏活躍の様子も伝わってきます。私は高橋直博氏と大滝国際ノルディックウォーキング協会でお世話になったときにご懇意いただきましたのでその想い出もこれからいろいろ書き込みして行きたいです。とにかく皆さんと力をあわせ、ノルディックウォーキングを進化させて行きましょう!!!!)




♪♪♪関係者が力をあわせてノルディック・ストックウォーキングを発展させましょう♪♪♪





2008年3月21日金曜日

№48)ノルディックウォーキングはまだ確立されていない











ノルディックウォーキングはまだ確立されていない


発達したテクノロジーによって我々はパソコン上で画像や動画を鮮明に見ることができる。それにしてもノルディックウォーキングのポール&ストックを製造販売する会社のホームページは、結構頻繁に更新されていて、目を奪うほどの魅力に富んだ画面もあり、たくさんのお金もかけている。このような始まったばかりの運動プログラムや運動用具を宣伝するのに、ビジネスが先行してしまうのもそりゃそれで仕方がないことでもあろう。より美しくそして格好良く宣伝したりするために多少の粉飾をする。また運動効果の数値を含めそこに誇張や無理があるのも我慢すべきなのだろうか。が、我々にとって一番大事なのはテクニック。それがどうしたことか他のページは鮮明なのに、技術論を解明した画像になるとボケてしまう。中にはまったくそれが無い会社があるのはどうしてであろうか?

さらに、図面による説明もあるが各社まったく考えが異なりその差は激しくまるでてんでんばらばらの状態。おまけに実際には実行することのできない歩き方を示しているものばかり。写真でも図面でも、歩行法を説明するのであれば最低でも右四肢VS左四肢の比較を同条件にしなければならないし、その際そこに力学的な整合性がとられていなければ説得力がない。ま、なにも力学的じゃなくとも実際にそのように歩けるかどうかが問われるわけです。それがどれもこれもどう考えても無理があり背景の違うのもある始末。初心者というか、まだノルディック・ストックウォーキングに取り組んだことのない人々にとっては、そんなこたぁどうでもいいとメーカーが考えているとしたら、それは違うよ!と私は強く言いたい。健康のための運動プログラムというものはそんないい加減なことでは済まされない。生身の人間の肉体を扱うのだから技術論が一番大切でそれはとても神聖で厳密なものです。たぶん彼らは意識して誤魔化すことをしているのではなく、メーカー内部でも然るべき歩行法が不確定なのではないか。だから鮮明な映像や根拠のある図面が示せないのだ。と、いつも不満足に思いながらそれらを眺めています。が、そう思いながらもう随分の年月がたちました。

ノルディックウォーキング歩行法は技術的な確立がまだなされていない現状がある。まぁ~そういう景色こそがノルディック・ストックウォーキングという運動法そのものが未成熟でありまだまだ端緒的なものであるということの証明だと思いますね。いつまでもマイナーな存在から抜け出せない。ですからそれを確立するためにはこれからの一日一日が勝負です。将来に向けて、ノルディック・ストックウォーキングを進化発展させるために、ゆっくりゆっくりときには速歩で、愛好者・プレイヤー、インストラクターの先生、そしてメーカーで活動されている専門家、研究者の皆さまと歩調をあわせ、世界中のより優れた健康運動プログラムを求める多くの人々とともに末永く共に考えて行きたいと思います。
ウエルネスウォーカー 拝


♪♪♪ノルディック・ストックウォーキングは始まったばかりの創成期 !!!



2008年3月20日木曜日

№47)ノルディックウォーキングとはその程度のものですか?

元来人間の手というものは、物を強く握るようにできているのではないか。なにしろ我々の祖先は木の枝にぶら下がって全体重を任せ鍛えて来たのですからね。スポーツでいえばテニスのラケットや野球のバット、ゴルフのクラブなどを例に上げるまでなく、クロスカントリースキーでも同じく、ストック&ポールというものは、強く握るように工夫されてきた。それは人間として身体のバランスが取れたごく自然な動きでもある。

が、今日の我々が愛するところのノルディックウォーキングはそうではない。手品のように瞬時に離したり握ったりするのである。だからそのグリップはだんだん退化し、ストラップ&グローブが無ければただの棒で、まことに貧相なポール&ストックに様変わりしてきている。が、それって、ちょっと、ずいぶんオタッキーなテクニックではないでしょうかね。果たしてそんなものが運動として将来にわたって広く社会に受け入れられるものでしょうか。スポーツとしてまたメジャーな健康運動のためのプログラとして、そのように不自然な”テクニック”が世の中に普及するものなのでしょうか? 私はその方向性に危機感さえ持ちます。

それよりも何よりも、ストラップの紐というただただその一点だけで推進力を得るというのはあまりにも脆弱であり、そのようなものでは本来目的とする推進力を得るに、はなはだ不十分であると考えます。ここで何度も書き込みしましたがノルディックウォーキングの素晴らしさ、親しんだ人は皆共通してその運動効果に目覚めてしまう。それは何故かというと、いままで誰も経験したことのない「手で歩く驚き」なのです。ポール&ストックを通じて手の力で推進力を得たことに驚くのです。しかし、ヨーロッパのメーカーはそれをストラップだけに変えてしまった。それではもう目的を失ったのも同然ですね。

私は悲しい。このままだとこのムーブメントはすぐに時とともに忘れ去られてしまうことでしょう。それを変えられるのは現在欧州のスキー用品メーカーしかありませんが、彼らは今それに耳を貸さない。ヨーロッパで、そこそこ小さな成功を収めたためにこのままでよし、と考えているのでしょうか・・・。なにしろビジネス優先で運動の根拠をおろそかにしているし、写真やビディオはイメージだけで嘘が多い。肝心のポール&ストックの使い勝手を少しでも良くしようなんぞはまるで考えていないのだから。進化させなければ終わりが近づくだけなのに。



!!!!!!!!!!!!!!! 断乎ここで力説します !!!!!!!!!!!!

そうではないそんなものではないですよ四肢歩行というものの真価は!!!

ノルディックウォーキングというものはそんなチャチなものではないぜ!!!



♪♪♪  今日は雨だというのにテンション上がりっぱなしじゃね; ♪♪♪

№46)ノルディックウォーキングにおけるストラップの作用

アメリカ人であるTom Rutlin 、彼もクロスカントリースキーを基に開発してきたのがExerstriderだと言っている。

今やヨーロッパでもアメリカでも世界中にそれが受け売りされてしまい、人々は疑うことなくそう信じているわけですね。ではメーカーとしての彼らは本当にクロスカントリースキーを研究したことがあるのでしょうか。それが力学的にいったいどのような作用で、身体が雪面を移動しているのかを調べたことがあるのでしょうか? 

クロスカントリースキーに限らず、平地をスキーストックで移動する場合、ストック&ポールの雪面に対する角度に注目してみましよう。まず、身体を腰から折り曲げて、膝も曲げる。肘も曲げますよね。何故かと言えば、それはすべてストック&ポールの角度を雪面にできるだけ低く、水平に後方をキックするための動作なのですね。ですから手の位置も低ければ低いほどよりスピードが得られる。もっともポールを突き刺すときだけは角度が高いですが瞬時に身体が移動し低くなります。よくクロスカントリースキー競技のゴール・フィニッシュで、選手が猛烈にダッシュしているときに両手で思いっきり雪面近くを漕いでいる映像が流れますがあれです。

ここでクロカンスキー部・NTT東日本の映像をご紹介いたします。
http://www1.nagano-ngn.ed.jp/vod/html/jtcros13/index.html

このようにストック&ポールの角度は、低ければ低いほど強い推進力が得られるのです。どれも力学でいう作用反作用の法則で動くのですから、水平に後方をキックすれば無駄なく前への推進力に置き換えることができるのです。つまりは、雪面であれ路面であれ水面であれ空中であれ、みなそれは同じことなのです。

ノルディックウォーキングも、真っ直ぐな棒を使っているかぎりその法則からは逃れられない。真っ直ぐなポールを斜め下に突けばどうなるか? 答えは→斜め上への反作用で身体が浮いてしまいます。だから、だからここで着けたくはないがどうしてもストラップ&グローブが必要となってくる理由がある。

では、ストラップの作用とはどのようなものなのか? この問題にいままでどのメーカーも解説していませんね。ただ、メーカーもインストラクターも、指導するときには、「最後にポールを持つ手を離して、手をパーにするのが正しいノルディックウォーキング」と、教えます。「そして手を前に戻しながらまた瞬時に握るテクニック」。まるで手品のようではないですか!!!

これをわかりやすく解説させていただきます。

つまり、ノルディックウォーキングのポールは真っ直ぐなので、そのまま斜め後方を突くと身体が斜め上に持ち上がる、が、それは避けたい。で、それを避けるためには先ずポールから手を離さなければならない。幸いストラップ&グローブの紐はポールに繋がっていて、その接点(これはほんとに点そのもの)を使い、できるだけ水平に後方に押しやって推進力を得る。これがストラップ・テクニックの真骨頂なのであります。

ですからベテランの域に達すると、ほとんどポールのグリップを握ることなくウォークします。その方がのべつ幕無しに推進力が得られるのですからメーカーはそのように指導するべきではないでしょうか? 「ポールのグリップは握らず、離せば推進力が得られる」とでも教えたほうがわかりやすいと思いますね。現状では一般のユーザーにとてもわかりにくく、それを高度で奥深いなどと頓珍漢なとらえ方をされている。そうでなくともノルディックウォーキンはけっこう難しいのものだと勘違いされている現状があるのだ。


つづく


♪♪♪ 私はそう考えますが、みなさまはどのようにお考えでしょうか???



№45)ヨーロッパのノルディックウォーキング専用ポールのメーカー



エクセル
http://www.exelsports.net/index.php?lang=english

レキ
http://www.leki.com/

スウィックス
http://www.swixsport.com/eway/default.aspx?pid=278

コンパーデル
http://www.komperdell.com/index.htm

ワンウエイ
http://www.onewaysport.com/

こりゃヨーロッパ各国の選りすぐりのメーカーばかりが並んでいますが、ノルディックウォーキングの歴史を語るとき、必ず持ち出されるのがクロスカントリースキーです。例えば、わが国で最も知られている日本ノルディックフィットネス協会[JNFA]のホームページ冒頭には、以下の文章が掲載されている。

***引用はじめ***
ノルディックウォーキングの歴史
ノルディックウォーキングは、1930年代初めにフィンランドのクロスカントリースキーチームの夏場のテクニックトレーニングとして、ポールを持ってハイキングやランニングをした事からはじまります。それ以降このノルディックウォーキングは、クロスカントリースキー競技者にとって重要なオフシーズンのトレーニング方法となっています。1996年に、フィンランドでポールを持って歩くことの身体的効果について、初めての研究と試験が行われました。同年フィンランドのスポーツ用品メーカーであるエクセル社(Exel)、Suomen Latu(野外レクリエーションスポーツ協会)およびフィンランドスポーツ研究所の共同事業のもと、この新しいエクササイズを一般の人々に紹介するに至りました。1997年、エクセル社はこのエクササイズを国際的に「ノルディックウォーキング」という言葉で定義し、最初のカーボンファイバー製「ノルディック・ウォーカー」ポールを考案しました。それ以来、エクセル社はパートナー協力のもと積極的にノルディックウォーキングを展開し、最近ではノルディックウォーキングの活動を世界30カ国を越える国で見ることができます。
***引用終わり***

と、まぁ、そういうわけです。でもね、今ではストラップなしでは成り立たなくなっているこのノルディックウォーキングのポール。だけれども、そもそもクロスカントリーではストラップは使わないですよね? ストラップが付いているのは外して落としてしまうと遅れて競技に負けるから。遠くに滑り落ちちゃうと不便だから付いている物、ですよね? 

クロスカントリースキーではストラップを頼りにするテクニックはありませんでしょ!!!

それなのに、なーんで、ノルディックウォーキングにこーもストラップテクニックを行使しなきゃならないんでしょうか?!

どなたかその答えを言える人いませんか?

つづく


2008年3月19日水曜日

№44)This my designed, and is nordic walking pole with a strong impellent.




これが私の設計による、強力な推進力を持った

ノルディックストックウォーキング用ポールです。




♪♪♪ ノルディックウォーキング・ストックウォーキング・ポールウォーキング・スキーウォーキングを発展させましょう !!!





...



2008年3月18日火曜日

№43)ノルディック・ストックウォーキングのポールを製造・販売しているメーカー


現在流通するノルディック・ストックウォーキングのポールを、製造・販売しているメーカーはいったい幾つあるのだろうか? 

北米ではなんといってもTom Rutlin が開発してきたExerstriderでしょうね。というかノルディック・ストックウォーキングのポールに限定するならばExerstrider以外を私は知りません。ただしカナダ・北米で販売のFITTREKをはじめOEMとして欧州メーカーで委託製造されているものがありそれはさまざまな名称で販売されています。ストラップ&グローブが付いていればそれは欧州メーカーによるOEMと見ていいでしょう。付いていなければExerstrider系の製品ですね。他は欧州勢の輸入品となっている。

私が推察するに、Exerstriderのポールは今や年配者とか高齢者にシフトしているように見受けます。それはExerstrider関係の宣伝映像で判断しているのですが、リハビリテーションや障害を持つ人々も対象にしている様子です。なぜならばポールの推進力よりも身体のバランスを保つことを優先し、ポールを突く位置が重心により近い位置であることからもそれが判断できます。以前の、まだストラップが付いている時期のExerstriderはそうではなかった。当時のVideoは若いカップルが勢いよくデモストレーションしていましたからね。その意味でストラップを外したのは当然の成り行きだったのかもしれない。つまり、ノルディックウォーキングのポール機能としてのExerstriderでは、欧州勢のポール機能に性能面で対抗できなくなったのではないか。要するに若いものには売れないので年配者用に特化して復活し生き延びようとしているのではないか? と、私は分析する。だからといってこれからも北米がこのままだとは思えないが。

そもそもノルディック・ストックウォーキングの対象者は、子供から年配者と実に多岐にわたる年齢層の生涯スポーツなのであります。またメタボ対策や介護予防、生活習慣病のリハビリテーションと奥行きは広く、運動用具としての商品もそれぞれに特化することは必然の成り行きだと思います。その意味で、私は国内メーカーの動きにも関心を向けています。<参考:2008年2月4日
ノルディック・ストックウォーキングの発展テンポを考える

日本国内開発のシナノによるポールウォーキング専用ポール「レビータ」は、その設計思想がExerstriderに類似していると私は見る。湖北電子による「KDポールウォーカー」も同様である。これは、日本の、高齢化問題。同時にいわゆる介護問題にも端を発しているところの社会的反映ではないかと私は考えます。が、それはそれで高く評価できる発展のプロセスでありましょう。

問題は、それ以外の圧倒的な巨大市場を対象にした、強力な推進力を持つ、よりスポーツ性の高いウォーキングストック&ポールを開発すること。四肢歩行の戦略性を生かした、生涯スポーツに相応しい全天候型次世代向けストック&ポールを製造・販売する企業が現れることに関心が移ります。

次回の書き込みで、欧州勢のメーカーを考察し、そのようなことの展望を視野広く考えて見ることといたします。




♪♪♪ノルディックウォーキング・ストックウォーキングは四肢歩行。その戦略性に注目しております♪♪♪



2008年3月17日月曜日

№42)ノルディックウォーキングのポール&ストックを進化させましょう!!!

私がこのブログを始めたのは本年の1月17日、丁度2ヶ月前のことです。以来もっぱらノルディック・ストックウォーキングということににこだわって書き込みしてまいりました。が、当然のごとくそれには理由があって、それはもう22年も前になる1986年に、二人の息子とともに北海道一周(山岳)旅行時、たまたま偶然な出来事がきっかけで私はストック歩行法というものを編み出し、それを特許出願したことに起因いたします。そのことはすでに書き込みしてあるので下記をご参照ください。<2008年3月5日「ノルディックウォーキングのポールを曲げると解決する 」>
以来私はこのウォーキング・ストックを「ウエルネスウォーカー」と称し、その運動効果を各界にアピールする活動をささやかながら進めて来ました。一方、関連する企業にその運動用具の開発・製造を呼びかけてもまいりました。そしてその間、新たにストックの機能・構造をより進化したものとして考案し出願もしてまいりました。現在、市場に流通するポール&ストック製品の全てに私は不満足であることからもその活動は続けなければならないでしょう。その理由は、
① グリップの角度が悪い。
② ストラップが危険。
③ 摩擦力が無く推進力不足。
という使い勝手の悪い3条件を満たしているからであり、アメリカ型・ヨーロッパ型双方とも、いまのところは進化の兆しさえないからでもあります。

それでは現段階で私が理想とするストックとは如何なるものか?その答えは以下です。
① グリップは地面に平行で後方水平にキックする。
② 先端に車輪があってワンウエイクラッチ内蔵で一方向のみ回転。
③ シャフトを曲げて最大の摩擦力効果。

このたった3条件で使い勝手の良いものとすることができる。

私はこのようなストック&ポールの構造と機能をもって関係者にこれを問います。これこそが進化した姿の次世代におけるポール&ストックであると。

このアピール内容は既に公的機関に登録してあり下記を参照してください。
<2008年1月22日
ノルディックウォーキングポール改良の中間まとめ

または下のURLにて、[   ノルディック   ]でもご覧になれます。
http://www.ryutu.inpit.go.jp/PDDB/Service/PDDBService


♪♪♪ ノルディックウォーキングのポール&ストックを進化させましょう!!!




...

2008年3月13日木曜日

№41)Why Don't Exerstrider Poles Have Straps?







I will introduce a part of the content from the homepage of Exerstrider this
time.


今回は、Exerstriderのホームページから内容の一部をご紹介いたします。 最近になって更新された中にFAQs「よくある質問」の項があって、それに答えるかたちで,
今回のストラップを外したことに触れています。(引用開始)


Quotation beginning
http://walkingpoles.com/content/view/78/51/


Most walking and trekking poles I've seen have straps. Why don't the Exerstrider poles have straps?

Most walking and trekking pole grips were originally designed for use as ski pole grips. While many of these grip/strapping system designs work great for skiing, they are not well suited to year round walking with poles. It seems all the makers of these complicated grip designs call them “ergonomic”. In doing so, they’ve made ergonomic a rather worthless term. The definition of ergonomics is “the science of designing things for efficient use by people; design aimed at reducing user fatigue and discomfort.”
My strapless grips are truly ergonomic and allow the user to comfortably apply force to the poles without the need to maintain a tight, fatiguing hold on the grip. The large flared surfaces on the top and bottom of the ERGO/SC™ (ergonomic strapless comfort) grip allow a lightly clasped hand to both maintain control of the grip at all times and apply maximum force without the need for an uncomfortable, inconvenient, complicated strapping system. Straps (especially those perplexing strapping systems with Velcro fasteners) are hot and uncomfortable in warm weather, and clumsy to get in and out of while wearing gloves or mittens in winter. They can also restrict circulation and can cause chafing. Also, in the (unlikely) event of a fall, it is also much more likely that one might sustain a hand, wrist or arm injury if strapped into a pair of poles. While most walking pole grips are actually just recycled ski pole grips, the ERGO/SC™ grip was designed specifically with the aim of making the grip feel comfortable, natural and supportive as you apply a strong downward force to the poles. Our grip design will make you feel like the Exerstrider poles are a part of you.


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また、カナダにおいては「UrbanPoling」という名称でセールストークしており、ストラップレスと、むしろそれを特徴としてアピールしています。

Quotation beginning
http://www.fact-canada.com/Poling/nordic-walking-poles.html

UrbanPoling walking poles feature strapless ergonomic grips, easily adjustable length and rubber tips as well as carbide tips.Our ergonomic strapless handle means you do not have to grip the handle hard unlike other cross-country styled poles.

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strapless これはとても歓迎できる出来事であって、ヨーロッパ勢もこの際、ストラップ・グローブをポール&ストックから取り外したstrapless設計に移行されるよう、ぜひとも私はここに希望いたします。


2008年1月20日
アメリカでは既にストラップを外していますね!


2008年3月12日水曜日

№40)DVD and VIDEO of Nordic Walking Academy






昨日ご紹介申し上げました「スエーデンにおけるNWの映像」ですが、英語版のページがありましたのでここに追加させていただきます。これはやはりスエーデンの、社名をvisuell kommunikationという映像制作会社が作成したもので、このVIDEOとDVDを、ノルウエー、デンマーク、イギリス、ドイツ、フィンランド、スエーデンに配給する意図があるのでしょうか。それらの国旗がヨーロッパの地図上に6ヵ国載っています。でもアカデミーというのはどうやらネーミングのようです。少なくともスエーデンのアカデミックな研究という意味ではない。私、昨日はそのように早とちりしてしまいましたね、申し訳ない。

http://www.nwakademi.eu/index.html
http://www.nwakademi.eu/omoss.htm

この制作には、Ingbritt Ekman女史と、Ronny Karlsson氏が中心的役割を果たしているが、彼らはEUでは著作も多く有名で、ノルディックウォーキング分野でもEUでは経験を積んできた人物であるそうな。ま、圧巻なのは、教育現場の映像ですね。実際の映像は相当に長いものでしょうから、これなら学校関係の教材に使えます。教育関係の方は参考までに購入して全巻を通してご欄になったらいかがでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=8eRR8PC2nfc

YouTubeでもその要旨を通して見ることができます。なかなか説得力がありますから実際のDVDを取り寄せて見たくなりますね。


♪♪♪このような環境ではストラップ&グローブがまったく気になりません。
でも、何のためにストラップ&グローブが付いているのでしょうね???



2008年3月11日火曜日

№39)スエーデンにおけるNWの映像


インターネットによって世界の動きが日々刻々と伝わってきます。フィンランドの隣国であるスエーデンの、私はその言語がまったく読めないので文章はちんぷんかんぷんですが。しかしながら映像ならば言葉がわからずともその全部を理解できます。今般ノルディックウォーキングにおけるその素晴らしい映像を見ながら、いろいろなことを考えさせられました。ここにご紹介申し上げますのは下記URLの「Stav Akademin」という直訳すると「アカデミックなつづり」なのでしょうか?そのHPです。このページのスエーデン語は文字化けするので、パソコン上にある表示(V)をクリックして、エンコード(D)をクリックしてバルト言語をクリックすれば文字化けは直りますね。まぁ、文字化けしても映像を見る分には関係ありませんけど翻訳するなら支障がありますから。

http://www.stavgang.se/video.htm

このURLを開くと、とにかく力を入れてVTR制作した太文字の見出しがあり、国民の間に広がっているノルディックウォーキングの、歴史に始まりストックの使い方から悪い歩き方、テクニック、ロボットのシミュレーション、教育現場の景色、身体各部位への効果、心拍数、他のスポーツとの比較、いろいろな応用、最後にはストレッチまで。VTR全部を通算すると合計5分ほどですがこれを八つに分割して見ることができます。その他地方の人種別に写真の入った多言語文章もあります。

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ここでつくづく考えさせられるのは、ポールにおけるストラップ&グローブの罪深さですね。ポールにおける最大の特徴であるにもかかわらず、今日までメーカーはこのストラップ&グローブの働きについて科学的論理的に説明したことがありません。ノルディックウォーキングを愛する世界中の人々が、ポール&ストックにわざわざ手を縛りつけて、不自由ながらも運動をしているその姿。愛好家であれアカデミックな研究者であれ、それがフィンランド発祥の正しいノルディックウォーキングでありそのテクニックなのだと信じて疑わない。私にはそれがとても悲しく見えます。もしかすると世界中の人々の創意をもこの手錠(ストラップ&グローブ)が縛っているのではないだろうかと。

2008年1月18日なぜノルディックウォーキングのポールにストラップが必要なのでしょうか?

2008年1月20日アメリカでは既にストラップを外していますね!

2008年3月10日月曜日

№38)ノルディック・ストックウォーキング関係の特許出願を検索する簡単な方法

ストックウォーキング実験写真 Experiment photograph of pole walking.(クリックすると拡大します。 It expands when clicking.)




申し上げるまでもなく経済産業省・特許庁が管轄する産業財産権制度は、「特許・実用新案・意匠・商標制度など、発明等の知的創造の成果を保護・活用し、産業の発展に寄与することを目的」としていて、科学技術の振興を推進するためにも、産業財産権制度は21世紀の日本にとってますます重要になっていくとされています。この世界に誇る日本国特許庁から、ノルディックウォーキングに関する関係特許が、実に簡単に検索することができます。

一方、文部科学省・文化庁が管轄する著作権制度とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸・学術・美術又は音楽の範囲に属するもの」で、芸術・学術界のみならず我々国民の知的創造の成果を保護・活用するために必要不可欠なものです。ただし出願制度はとっていません。

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これらが我々国民の知的財産(知的所有権)を守ってくれていますが今回は、ノルディックウォーキングに関する特許関係出願を検索するとっても簡単な方法についてご紹介させていただきます。

http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi?STYLE=login&sTime=1205117432375


上記のURLを開き、お好きなキーワードを入れて検索してください。

例えば、[ノルディックウォーキング]と入れて[検索実行]をクリックすると2件の出願が出ます。

また、[運動用具 シャフト グリップ]と入れて[検索実行]をクリックすると8件の出願が出ます。
検索画面が出ましたら、同じ画面に[一覧表示]をクリックすれば、一覧表の画面が出ます。この中にノルディック・ストックウォーキングに関係する出願が合計で四件含まれています。

さらにその画面の[公開番号/登録番号]の内でお好きなものを選択してクリックすると、当該出願文書の要約が出ます。その同じ画面の下に[表示中の特許の詳細画面を表示する]をクリックすると 書誌+要約+請求の範囲など出ますので、各々を選択してその全てを閲覧することができます。


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というわけで、検索にはお好きな人名を入れてもよし、どの会社名を入れてもよし、好きな分野を検索できるので、「初心者向け簡易検索」は特許出願に親しむのには格好の検索システムですね。
ご注意>この「初心者向け簡易検索」システムで注意しなければならないのは、この登録が初期のもので更新していないことです。例えばすでに特許が確定していたり、すでに審査請求が済んでいたりします。そのように必ずしも最新情報が反映されていない。ですからご自分で出願するときには弁理士先生にご相談したほうが無難です。また未公開の出願がありますのでご注意ください。


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♪♪♪ 特許制度を活用してノルディックウォーキングを進化させましよう ♪♪♪


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2008年3月8日土曜日

№37)1986年に特許出願された「ストック歩行法」を閲覧する方法


どなたでもご自宅のパソコンから特許関連の文書が簡単に閲覧できます。日本国特許庁のサービス部門のHPから、1986年に特許出願された、発明の名称「ストックで歩行力を増進する運動法」を、簡単に無料で閲覧することができます。本日はその手順をわかりやすくご説明させていただきます。全て半角英数にて入力してくださいまし。どういうわけか今回の書き込みは、ところどころ太字になったり斜体に変換されています。が、全て細字の立体で登録したもので、読みにくい点は悪しからずです。


① 特許・実用新案公報DBを開く。http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101


下の空欄にある文献種別


        A ←のように空欄枠内に半角英数大文字[A ]を入れます。


③ 右の空欄にある文献番号


         S63-97179 ←のように空欄枠内に英数[S63-97179]をS大文字


④一番下にある枠[ 文献番号紹介 ]をクリックします。


次の画面の1. 特開昭63-097179 をクリックします。



次に出たのが特許出願文書ですが、これはマイクロフィルムのため見にくいので拡大して閲覧します。下に線がありその下の○拡大 ←◎の中をクリックします。その次に同じページの右下にある[文献単位PDF表示] ←をクリックします。



次に出た認証画面で認証用番号を読み取り空欄に半角英数入力して送信ボタンをクリックすると、PDFの表示、またはダウンロードが始まります。


...


これにて全四ページ(出願の実際文書は8pと図面)の特許広報に記載された当時の出願文書全文と図面が閲覧できます。


...


これはあくまでも公開特許広報です。ですからその日付は広報を公開したという日付である公開日→昭和63年(1988)4月27日となっていて、その下の(22)番に出願日→昭和61年(1986)10月15日とあり、これが日本国特許庁におけるこの出願を受理したことを証明し効力を発揮する正式な年月日となります。


現在はテキストで閲覧できるようになっておりますがこの頃の出願文書はまだマイクロフィルムで保管してありそのOCR閲覧なのですね!!! 世の移り変わりは激しいものです。でもこのときの出願文書はワープロですよね。これもその当時としては結構先行ってるとお思いになりませんか?


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次回はその次の特許と、そのまた次の特許出願を閲覧する方法について書き込みさせていただきます。乞うご期待♪♪♪



ノルディックウォーキング・ストックウォーキング、ポールウォーキング、スキーウォーキング




2008年3月7日金曜日

№36)アスファルトロードに適したノルディックウォーキングストック&ポールの開発について

日本国中、どこに行ってもアスファルト道路は続いている。海岸においても川沿いでも田舎道でも、深山の峠を抜けてまでアスファルトの立派な舗装道路が、ガードレール付きで続いていますね。むしろダートとか草地の道を探すほうが難しいほどです。戦前や敗戦まもなくの道路事情を思えば、それは隔世の感ありです。世界の奇跡と言われた日本の高度成長、その大半を公共事業という名目でお金を道路整備につぎ込んだからでしょう。明らかにこれは我々一人一人の税金で造られたものだし、好意的に見れば(見なくとも)国民共有の財産でありインフラであります。

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ノルディックウォーキングに取り組んでいるヨーロッパ各国の映像を見ると、野山の道を草地のままにしているのが目立ちますね。日本ならすぐアスファルトの車両の行き交う舗装道路を通してしまうのではないかと思うのですが。これははたして国民性なのでしょうか。牧畜が盛んだったころからの民族的志向なのでしょうか。それがちょっと気になったので、道路整備の国際比較を覗いてみました。[出典:平成20123日、国立国会図書館、調査及び立法考査局、国土交通調査室・課。道路舗装率の国際比較等について]

http://www.murai.tv/nesage/7a.pdf

...

この国際比較の表を見るとやはり道路密度では日本はダントツのトップを維持しております。オランダはご存知のごとく国土のほとんどが埋め立てとか平地ですね。ですから比較になりませんが日本は山岳列島ですからそれを勘案すると飛び抜けて道路密度が高いことを示している。平均してもおおよそヨーロッパの倍となっています。これは知らず知らずの内にとてつもない影響を我々の生活に及ぼしているのだと思いますね。今後は、車両を通さない遊歩道とか散歩道専用のウォーキングトレイル事業がますます重要なものとなっていくでしょう。そのような方向性を望むものではありますが現実にはアスファルト道路の文化です。

...

さてしかし、我々を取り巻く道路事情はかくのごとき車両の行き交う舗装道路中心の社会であって、ドイツやヨーロッパ諸国のような環境は少なく、わずかな緑地でも道はアスファルト道路となっていて草地は猫の額ほどのものである。海岸はテトラポットに埋まり、川岸も湖畔もコンクリートで固められているのだから、我々はむしろ舗装道路を味方に付けなければならないのではないだろうか。それはオンデマンドな健康スポーツに欠かせない条件でもある。すでに、ウォーキング、ランニングがそれを証明している。都市部・市街地ではあらゆる車両が行き交う条件をクリアーしたトレーニングプログラムを、ノルディックウォーキングもより安全でしかもアスファルトにおいてこそ使い勝手の良いギアとして開発しなければならないと考えます。
もちろん、大滝ノルディックウォーキングのような専用コースは理想的で、どのような形状にも適用できる言わば全天候型のストック&ポールを追い求めて行くべきでありましょう♪♪♪




2008年3月6日木曜日

№35)リ・コンデションという考えとジェロントロジースポーツ


年齢に関係なく人間の身体コンデションは運動不足によって必ず崩れます。忙しい現代社会においては誰しもこの運動不足から逃れることができませんね。そこで必要なのが健康を取戻すための運動プログラムとそのための運動用具です。私はそのような取り組みを「リ・コンデション」と呼びます。本来人間が保持しているはずの健康な身体。そして調整能力である自然治癒力。それらを呼び起こし運動不足で崩れた身体コンデションを整え直すこと。それがこの「リ・コンデション」の考え方です。これは万人に共通するジェロントロジースポーツという大きな傘の下に入るものです。

http://www.gs-lab.jp/index.html

フィットネスクラブ&スポーツジム、プール・スイミング、ウォーキング、ジョギング&ランニング、そしてその他の素晴らしいスポーツもみな「リ・コンデション」になります。が、最近ここに新しいリ・コンデションプログラムが登場してきました。それがノルディック・ストックウォーキングです。両手にストック&ポールを持って歩く運動プログラムで、このストック歩行は四肢歩行が特徴の画期的なものです。人間は直立二足歩行ですがストックを使って四足歩行で歩く。四足というのは動物の場合ですから人間の場合手足をまとめて四肢と呼ぶので四肢歩行。類人猿の歩きをナックルウォーキングと言いますので我々の場合これを別名ハンズウォーキングと呼んでもいいのではないでしょうか。それは人類史上初めてのもので、人間が本来野生動物であったときのその本能を運動不足から呼び覚まし四肢をバランスよく使って歩く喜びがみるみる甦る。我々はそこに感動を覚えるのです。このような取り組みに使うギアが私の目指すハンズウォーキング用のストックです♪♪♪

ジェロントロジースポーツリ・コンデションスポーツハンズウォーキングノルディックストックウォーキング

№34)ジェロントロジースポーツ>リ・コンデション>ハンズウォーキング>ノルディックウォーキング


リ・コンデション」と呼びます。本来人間が保持しているはずの健康な身体。そして調整能力である自然治癒力。それらを呼び起こし運動不足で崩れた身体コンデションを整え直すこと。それがこの「リ・コンデション」の考え方です。これは万人に共通するジェロントロジースポーツという大きな傘の下に入るものです。
http://www.gs-lab.jp/index.html



フィットネスクラブ&スポーツジム、プール・スイミング、ウォーキング、ジョギング&ランニング、そしてその他の素晴らしいスポーツも「リ・コンデション」です。が、最近ここで新しいリ・コンデションプログラムが登場してきました。それがノルディック・ストックウォーキングです。文字通り両手にストック&ポールを持って歩く運動プログラムですが、このストック歩行は四肢歩行というのが特徴です。人間は直立二足歩行ですがストックを使って四足歩行で歩く。四足とは動物の場合ですから人間の手足をまとめて四肢と呼ぶので四肢歩行。これをハンズウォーキングと呼んでもいいのじゃないでしょうか。これは人間が本来野生動物であったときのその喜びがみるみる甦るような感動を覚えます。それが私の目指すハンズウォーキングのストックなのです♪♪♪


ジェロントロジースポーツリ・コンデションハンズウォーキングノルディック・ストックウォーキング♪♪♪




次回アスファルトというフィールドについて考えてみます。

・・・

2008年3月5日水曜日

№33)ノルディックウォーキングのポールを曲げると解決する




みなさまはもうおわかりでしょう、文章を書くのがものすごく下手くそな小生。もともと字を書くことを最も苦手とする私、それがどうしてこうもしつこくノルディック・ストックウォーキングについてくどくど書き込みしなきゃならないのでしょうか。みなさんそれをとても不思議に思っていらっしゃるのではないですか?用具メーカーに恨みでもあるのか、なんてね♪ 実を申せば私を駆り立てているのは、ノルディック・ストックウォーキングの素晴らしさを最も強く、おそらく世界で初めて実体験したという言わばその運命的出会いによるものなのです。



それだけならそのように自認している人は世界に五万といらっしゃるかもしれません。が、私の体験したその方法は、今日までのスキーストックを道具として歩く方法とまったく異なったものでした。しかもそれは日々改良されてきている現在のノルディックウォーキングのポールよりも抜群に優れている道具なのです。ですからそれは似て非なるものという言葉がぴったりですね。而して私は「間違いだらけのノルディックウォーキング」などとぬけぬけと世間に向けて申すことができるのです。



しかしながらそれは、クロスカントリースキーの作用と用具を、歩行に適用したところのノルディックウォーキングと、少しだけ似ていることも事実なので、説明するのにわかりやすいということからクロスカントリースキーを持ち出すことを私もしています。ただ、ただそこで大切な違いは、ポールの構造と機能はまったく異なるということですね。まずグリップですが上の写真を比べてください。真ん中のペアがLEKI社のポールでグローブを外したもの。左右のペアはウエルネスウォーカー社のストックです、といっても小生の手作り作品でありますけどね!!!(^!^);/¯



いやはや偶然ですが小生の試作品のシャフトも/¯のようにグリップを曲げあるのがおわかりでしょうか?そうです、もともとこれはスキーストックそのものです。それを手元でぐぐっぐっと曲げただけなのですよ。でもそれはコロンブスの卵。これで推進力が20倍増加いたします。なぜならばいままで説明してまいりましたように身体の上下運動を抑える。さらに水平に後方を強力に力いっぱいキックすることができるからです。この写真でグリップの(つば)があるのがご覧になっておわかりでしょう。これがキモです!!! これだけでもうストラップの10倍の働きをいたします。その心は→ストラップとのつばぜりあいに勝てます。失礼いたしました♪ 



このように、ポール&ストックの構造と機能は、グリップひとつ見ても似て非なるものだということがご理解いただけたでしょうか。先端が異なるということももうずいぶんと書き込みしてきましたからおわかりでしょう。極小さな車輪を取り付けてワンウエイクラッチを内蔵する。シャフトは逆に曲げ摩擦力を最大にする。これらはクロスカントリーの技術だけでは想像もできないアイディアと思います。冒頭に申し上げましたようにこれは私が世界で初めて実体験した以下に記すあの日のことに起因いたします。



それは1986年夏。北海道一周で礼文島久種湖湖畔の林道にたどり着き、前日は利尻岳に登頂してここにやってきた長旅に疲れもう歩くこともできないほどだった。ふと道端の一本の長い青木に目が留まった。その手元と先の両端は枝分かれして折れちぎれてはいるがよくしなる長い棒。だが、それを後方に突いて歩いてみたらみるみる体がどんどん前に前に進んで、歩いても歩いてもまったく疲れなかったあの体験からくるのだ。登山はベテランの域でピッケルとかスキーストック、トレッキングポールなど手に持つ道具にはそれなりのスキルがある。でもそのどれにも属さず驚くほど推進力があるその効果に、私は心底びっくりしたのがこの実体験だったわけです。



そしてその1986年秋に「ストック歩行法」として特許出願に至った。それまでは特許なんぞ無関係でしたからそれがいかに驚異の推進力であったことか。今更ながら当時を思い出します。以来この運命的出会いにこだわりストックの改良を重ねてきたということで、私が物申さなければだれも語れないだろうことを私がここで宣うているというわけなのです。これでもう私がノルディック・ストックウォーキングについてくどくど書き込みしなきゃならない理由が、このブログをお読みいただいているみなさまにもお分かりいただけたと存じます。






♪ こうやって書き込んでいくうちにいつかうまい文章が書けるようになる日が来るかもしれませんね。いやいややっぱ無理だろうな、世界一勉強嫌いのおいらだから ♪


2008年3月4日火曜日

№32)ノルディックウォーキングの進化のために市街地ではストラップを外して歩こう!!!


私が率先してこのブログでストラップ&グローブに警鐘を鳴らしているのは、その体験から著しく危険を感じているからです。市街地では徐行運転にしてもダンプカーや大型車両がすぐ近くを通り抜けますね。自転車でも対歩行者で死亡事故を発生させるほど道路を共有している。その他のポール&ストックを引っ掛けてバランスを崩す施設の要因は数知れずでしょう。これらが単独でも大きな事故になるし複合すればそれこそ悲惨な人身事故の発生を見ると誰でも予見ができます。一方、両手は雁字搦め(がんじがらめ)のストラップ&グローブによって上半身の自由とバランスは奪われその先には長いポール&ストックが離れずに肩から巻き込まれる。


ノルディックウォーキングを健康運動のプログラムとしてウォーキングやジョギングと並んで市街地でこのムーブメントをあまねく人々に勧めていく以上、ストラップ&グローブは取り外す必要があるものと考えます。むしろそれをマナーとしなければならないのではないでしょうか? 


もともとノルディックウォーキングのポール&ストックは、市街地の舗装道路では使い勝手がとても悪かった。それを補完する方法としてメーカーはストラップ&グローブを恐ろしく進化させてきたのです。でもどのように進化させても手錠のようなそれは誤りであり危険です。ボクシングや剣道の防具じゃあるまいし市街地で手を縛り付けて歩くスポーツが他にあるでしょうか? 


メーカーは今日まで著しく間違いを犯していると思いますね。そのようなストラップ&グローブは醜いものです。開発の視点をぜひとも正しい方向に移してほしいと私は考えております。


参考URL http://news.livedoor.com/article/detail/3363576/

ストラップ&グローブの危険性はすでにこのブログの「2008年1月20日アメリカでは既にストラップを外していますね! 」で記事にしておりますのでご参照ください。



それでもあなたはまだストラップを外さずに市街地を歩きますか?


...

2008年3月3日月曜日

№31)ノルディックウォーカーであるスオミンさんの快挙 その2

私が推察いたしますに、スミオンさんは現役かどうか別としてクロスカントリースキーの選手でもともとアスリートなのではないでしょうか?ならばマラソン全コースを踏破できたこともうなずけます。その技術も私には納得できるハイエンドなスキルですね。このコースを時間かけて走破する市民ランナーも、ノルディックウォーキング用ストックを突いて走れば、もっと楽にしかも早く走ることができるはずです。 マラソンとジョギングなどランナー人口は知りませんが、そのランナーの方々にもこのノルディックウォーキングは有効なので、むしろ日頃のトレーニングにストックは欠かせないギアであると思います。その意味でもスオミンさんの経験は貴重なものだと思いますし、彼をモデルにしてランナーの方々にこそノルディックウォーキングをお勧めしたいですね。ま、そのためにもストックの改良を考えなければならない。

手錠のようなストラップとかグローブとかはもう止めにして、より安全で推進力を強化したものに進化させることがますます必要になってきているのだと思っています。 スミオンさんは「腕もリラックスさせ、ストラップに力を預けるようにし、グリップは(地面をキャッチする際も含め)全く握りません。」とあります。このテクニックは私もそれを全て納得します。ですが、これを子供、年配者含め万人に勧めるのは危険です。市街地というものはさまざまな障害物があって、ありとあらゆる車両が行き交っています。何かにストック先端がからんでバランスを崩し、ストラップという手錠は絶対に外れないので引きずられそれが人身事故につながる可能性を否定できないからです。製造物責任法に照らしても選択してはならないものです。

もちろん市販のポールをご使用になっていらっしゃる方々には何の責任もあるわけではありませんし、むしろ皆さんが他にそれをお勧めなさっているのはこのムーブメントに熱心な証拠なのですよね。でも私はストラップを外すことを進言いたします。むしろ外すと推進力が増すこともある。例えば、ポール上部を手を丸めて持つと推進力が強化する。ストラップは無い方がいろいろなアイディアが生まれ実験することができるのです。 (上の写真はストラップを外してある私のストック)



そもそもこのノルディックウォーキングは、ポール手元のストラップ自体取り外した方がかえって推進力を強化できるのだということがわかっている。その方向性を追求せずストラップにこだわる誤った方向性は、ここらでしっかり反省するべき時期がきています。これは私の持論になりますが、ストラップ&グローブから脱却することがノルディックウォーキングの発展につながるのです。ストラップ自体がノルディックウォーキング発展の障害となっているのです。ストラップを外してもっともっとより推進力のあるポール&ストック機能と構造に進化させなければこれ以上健康運動、生涯スポーツとして発展させることはできないだろうと考えます。


♪♪♪皆様のご意見をお聞かせくださいまし♪♪♪



№30)ノルディックウォーカーであるスオミンさんの快挙 その1


ノルディックウォーカーで「スオミン」というハンドル名の青年がいらっしゃいます。この方は先月2月11日、東京マラソン2008全コースをノルディックウォーキングで踏破された凄く体力・実力のあるお方です。そのスオミンさんご自身が、NWネットワーク掲示板にそのことを書き込みされていますので、以下引用させていただき私の思いつくままの感想など記しまして今回のネタといたします。

NWネットワーク掲示板参照 
http://www.nordic-walking.jp/bbs.php
引用はじめ*********************


東京マラソン2008:全コースNWで完歩してきました! 
Category:
ウォーク
Date: 2008/02/11
Posted by:
スオミン

天候に恵まれ、気持ちよいNWを満喫できました。 ★…2月11日-午前9時05分、都民広場を独りで(想定内)スタート。 飯田橋経由で竹橋から皇居周回コースに入ると途切れる事の無いランナーの群れ。 ★…10キロ地点:日比谷・10時55分:1h50m 此処から品川までは、コースが単調なので長く感じながらひたすら歩く。 11時以降は気温が上がりTシャツ一枚になる。 ★…20キロ地点:内幸町・12時52分:3h47m ★…ハーフポイント:日比谷・1時03分:3h58m 数寄屋橋から銀座四丁目は人が多く、まともにポールを振れない。 日本橋から雷門はコースが複雑なので、それを気にしている内に時が過ぎる。 この辺りから、東京マラソンのコースを下見、試走している人が多くなる。 ★…30キロ地点:浅草橋・2時44分:5h39m 天気予報と違って、午後になっても晴れ渡り暖かい。 湾岸地区に入り、橋を渡るたびに水面と高層ビルの壁面が輝いている。 ★…40キロ地点:東雲アパート・4時30分:7h25m 五時前にゴールしたいと思い、最後は少し飛ばす。 ★…午後4時52分:7h47m ビッグサイトにゴール。      ……とても良いコースなので、今度は皆さんと連れ立ってNWをしたいですね……

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Comment by:
menjo
Home
スオミンさん、ご投稿ありがとうございます。 よろしければ日頃どんなことをやっておられるのか、自己紹介をしていただけませんか?(めんじょう)
2008/02/14 01:13:02
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Comment by:
スオミン
Home
めんじょうさん…始めまして…          …スオミンと申します。 NWを始めてから13ヶ月程になりますが、ほぼ毎日、生活の中に取り入れて行っています。 (駅までNW…ではなく、電車の代りにNWで移動…と云う感じで) 普段は長めのポールを使い、身体を柔軟に保ちながらスイングさせ、力が体幹部に伝わるように歩きます。 腕もリラックスさせ、ストラップに力を預けるようにし、グリップは(地面をキャッチする際も含め)全く握りません。 こうすると、全身を弾ませるようなフォームになり、体幹部の筋肉が有効に使われます。 よりパワフルなトレーニングを望めば、ウォークからランへ自然に移行する事も可能で、その境界も無くなります。   …と、日頃こんな感じのNWをやっています。  …元気学校のイベントには参加したことが無いのですが、NWの世界は(残念ながら)未だ狭いですから、めんじょうさんとも直に御逢いできるでしょうね…
2008/02/14 19:35:04
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Comment by:
menjo
Home
スオミンさん、返信いただきましてありがとうございます。電車の代わりにNWで、しかもほぼ毎日とは! 私はいたって軟弱で飽きっぽいのですが、それなのに1年半も続いているということに自分でも驚いています。 こんごともどうぞよろしくお願いいたします。(めんじょう)

2008/02/20 21:56:42

引用終わり***********************



♪♪♪皆様のご意見をお聞かせくださいまし♪♪♪