みなさま、水上におけるノルディックウォーキングというのはいかがでしょうか。それは当然ながら専用の船をあしらえて、両手両足を使った四肢歩行。なんだ、まるでノルディック・ストックウォーキングのような全身運動をしながら歩いている。すると、知らず知らずその船は前に進むというわけですね。ですからネーミングもTu Fin - Nordic Walking On Water。こりゃうんとこさ奇抜なアイディアじゃありませんかね?♪
http://www.yankodesign.com/index.php/2008/04/08/tu-fu-nordic-walking-on-water-by-ikiryakov-sballmeier-keichelberg-mdressler/
これはニュートンの第3法則であるところの作用・反作用の法則を応用したもので、船には櫂(かい)が付いていて、それは日本の船、つまり和船の櫓(ろ)のようなものが船底に、スクリューの代わりに装備されている。それで水を掻いて(かいて)前進する力学を応用しているのですね。そのことについてはこのホームページのなかで動画や写真でいろいろ解説していますのでそこんところが大変に興味深いです。前回書き込みしたスノウシューも、日本では雪国の輪かんじきで知られていましたが、ここでも和式の櫂が活躍するとは。日本人の知恵というものは心底驚きに満ち溢れています。
http://www.lares.dti.ne.jp/~doi-a-md/Ro-scull03.mov
http://www.amateurboatbuilding.com/articles/howto/sculling_oar/history.html
この櫂。真っ直ぐなだけではなくこのつなぎが微妙で複雑な設計になっているのですね。
これも長い時間をかけて進化してきたものなのでしょう。今は消滅している船頭さんたちも、このようなかたちでそれが復活するとは。よもや想像することとてなかった事でありましょう。それにしてもまさにこれは漕ぎ歩きですね。漕ぎ歩きと言えば過去に書き込みしたこれを参照してみてください。→2008年1月22日№6)ノルディックウォーキングは「四足歩行」、同時に「ストック漕ぎ歩き」でもある
♪♪♪ 次は空中ノルディック・ストックウォーキングですか???
…
0 件のコメント:
コメントを投稿