2008年11月12日水曜日

№137) 社会の深刻な罹病率と次世代型生涯スポーツの必要性


厚生労働省ホームページに、本年H20.4.30掲載「平成18年国民健康・栄養調査結果の概要について」というものがあります。これは既にメディアで報道されているものとはいえいまさらながらに我々の社会が日常的な運動不足に陥っていること、結果としての生活習慣病有病者数の深刻さが伝わってきます。(以下この内容を抜粋)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/04/h0430-2a.html
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平成18年国民健康・栄養調査結果の概要について

生活習慣病有病者の状況について

(1)糖尿病が強く疑われる人は約820万人。糖尿病の可能性が否定できない人
は約1,050万人、合わせて約1,870万人と推定される
(p.29)
▼「糖尿病が強く疑われる人」、「糖尿病の可能性を否定できない人」の判定基準▼
①「糖尿病が強く疑われる人」とは、ヘモグロビンA1c の値が6.1%以上、または、質問票で「現在糖尿病の治療を受けている」と答えた人。
②「糖尿病の可能性を否定できない人」とは、ヘモグロビンA1c の値が5.6%以上、6.1%未満で、①以外の人。(参考)(平成14年糖尿病実態調査)
糖尿病が強く疑われる人約74 0 万人
糖尿病の可能性が否定できない人との合計約1 ,620万人
(2)高血圧症有病者は約3,970万人。正常高値血圧者は約1,520万人、合わせて約5,490万人と推定される(p.31)
▼「高血圧症有病者」、「正常高値血圧者」の判定基準▼
・高血圧症有病者:収縮期血圧140mmHg 以上、または拡張期血圧90mmHg 以上、または血圧を
下げる薬を服用している者。
・正常高値血圧者:収縮期血圧130mmHg 以上140mmHg 未満で、かつ拡張期血圧90mmHg 未満
の者または、収縮期血圧が140mmHg 未満で、かつ拡張期血圧が85mmHg 以上90mmHg 未満
の者(ただし、薬を服用していない者)。
(注)高血圧のレベル及び背景要因等を考慮の上、生活習慣指導や薬物治療等が行われる。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況について

40~74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシン
ドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者又は予備群と考えられる者
(p.34)
40~74歳でみると、強く疑われる者の比率は、男性24.4%、女性12.1%、予備群と考え
られる者の比率は、男性27.1%、女性8.2%であり、40~74歳男性の2人に1人、女性の5
人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者又は予備群
と考えられる者であった。


身体活動・運動の状況について

(1)運動に関する意識では、男性の20~39歳及び70歳以上と女性の15~29歳及び70歳
以上では、「実行していないし、実行しようとも考えていない」者が3割以上
(p.10)
(2)日常生活で体を動かすことを、「実行していない」者は、男性の20~50歳代、女性の20~40歳代で4割以上(p.14)
注)「実行していない」は、「実行していないし、実行しようとも考えていない」「実行していないが、実行しようと考えている」と回答した者。

食習慣の状況について

(1)朝食の欠食率を年次推移でみると、男女共に高くなる傾向
(p.20)
朝食の欠食率は、男女共に20歳代で最も高く、男性30.6%、女性22.5%であり、30歳代
以降は、年齢が高くなるに従い、低くなっていた。
(2)夕食の開始時間は、男女共に20~60歳代において、午後9時以降に食べる者
の割合が増加
(p.21)
夕食の開始時間については、男性では、20歳代~60歳代において、午後9時以降に食べ
る者の割合が増加していた。特に、平成18年は、男性の30歳代、40歳代においては、午後
11時以降の者が7.0%以上であった。

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問題はその対策ですが、最近NHKの「ためしてガッテン」などで単なるウォーキングやラジオ体操の双方は、骨格筋系統に対してはほとんど効果が無い、とされています。したがって国も自治体もWストックノルディックウォーキングに、すばやく取り組んでほしいと思います。Wストックノルディックウォーキングは運動強度がいかようにも調整できる次世代型生涯スポーツです
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♪♪♪全身健康運動ストックノルディックウォーキング!!!
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