2008年11月7日金曜日

№136)「馬の四足歩行と人間の四足歩行:比較」-3 [人類のための偉大なステップ(7)]

ラスコー洞窟の壁画:15,000年前の旧石器時代後期のクロマニョン人によって描かれていた。
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................ ..... ................. ................< 状ストック設計図

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回、馬の四肢中央部関節が人間とはその前後が真逆である。と、このブログにて書き込みいたしました。またこの馬の前脚・後脚における関節の曲がりはそれが対照関係にある。ということを動画の観察で明らかにいたしました。これは馬のみではなく陸上哺乳類の多くは、四足歩行発達進化の結果、後脚→ < > ←前脚の関係になったのであります。(進行方向右の場合)
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振り返るにこの設計は、推進力を生む強力な全身力が、後脚関節の鍵型バネで最大限発揮出来る構造の < 状になっている。そして前脚はバランスを取る、と同時にいかなる方向にも瞬時に対応できる機能を持つ。そして前脚の > 状はもうひとつ重要な役割があってそれはきわめて重要なブレーキ・制動装置ですね。したがってそれぞれ < > 状に曲がったこの形状によってこそ、馬・四足歩行哺乳類は生き残ることができ、現在の形に発達進化したのだと思います。(中央部一つだけでなくジグザグ状各関節の効果による)
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馬の歩き方の長所は、急な崖の上り下りにも対応できる。長距離を猛スピードで駆け抜けることが出来る。また驚異的な持久力をもって何日間も歩ける。それは哺乳類の中で群を抜いているとされその証明に古来より軍用にもされた。が、しかしながら草食・肉食を問わずまさに陸上の四足歩行動物こそは全骨格筋系統を使った歩行運動を選択するという、なによりも全身で移動することを必要とした陸上哺乳類進化発展の秘訣がここに存在するとも言えるわけですね。
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ところがです!. 実は人間もこの馬や犬や猫と同じように四足歩行ができるのです♪ .何も四つんばいにならなくとも、そうです! 進化した < 状ストックを使えば、直立四足歩行のスタイルそのままで陸上哺乳類のような四足歩行が出来るのです。ではそれを 下記でご説明いたします。


<上の設計図面を参照してください>
    .........................<  ← 手  .. (進行方向右の場合)
  人 : .ストック→ < >  ← 足 ..............................
      ........ ↑    ║ ║    ↑
  馬 :  後脚→ < >  ←前脚 ..(    〞 ................


前回のこのブログの動画において人間の足は馬の上肢(手)に動きが似ていると記しました。で、馬の後脚(足)中央部の関節は人間の肘関節 < の構造と同じことも前回その動きで観察いたしました。したがってその手の延長として、進化した < 状ストックを使えば、すなわち人間も馬の四足歩行の場合と同じに、全身の強力な推進力を歩行に使うことのできる設計となったわけですね♪!

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念のためこの設計図面においてぜひとも見逃せないのは、この人間の足は馬の前脚に匹敵し、この場合手に持った進化したWストックは馬の後脚に匹敵することです。つまり、最初手に持ったストックは身体重心をクロスして足より後方をキックする。したがって手足前後の位置関係を <  状ストックでまさに逆転させているのですね。

このことによって初めて手と足を真逆に、馬の四足歩行と同じく < > 状の設計になったことがわかります。ここに、進化したWストックによって直立四足歩行ながら哺乳類四足歩行を実現させ、全身の骨格筋系統を働かせることのできるWストック歩行法、進化したノルディックウォーキング・ストックウォーキングのストック&ポールとして完成するのであります
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♪♪♪ 進化した < 型ストックノルディックウォーキング !!!

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