写真はコンパーデル社HPより
近代スキーの発祥地オーストリア、ここで1922年からスキーストックを製造し続けてきたコンパーデル社。今般、そのホームページに新しい動きが認められます。それはドイツ語で革命的な(revolutionäre)ものと書かれており、本日はその内容を検証というかどんなものなのか、ちょっくら眺めてみようと思います。
http://www.komperdell.com/de/stock/touring/snap_lock/175_3601_10.php
第一は、このブログ冒頭写真左にあるように「SNAPLOCK」という装置。直訳すると「バネ錠」とでもなるのでしょうか。これはこの解説によると新しく特許を取ったもので、ストックorポールを握ったまま長さ調節ができる装置であります。図解とか詳細構造はまだわかりません。わかりませんが、プレーしながら長さ調整が確実にできるとありますので、そうであれば確かにそれは業界的規模で画期的なものですね。下記の第二問題と併せて採用されるのであれば、それはほんとうに鬼に金棒といったところです。
第二に、このブログ冒頭右図面のごとく、パワーロックシステムを今般採用したことですね。前回の書き込みで問題にしたごとくテレスコープ方式は使い勝手がいまいちでした。この問題をコンパーデル社は解決しようと決めたのですね。パワーロック方式は、梃子の原理でロックし、その箇所のシャフトは円形ではなく例えばD型、もしくは溝をもうけてあるのでどんなことがあってもけっして緩むことのないロックシステムです。現在までそれを採用している業者は世界でも3社のみでした。が、これで合計4社がパワーロック方式を取り入れたことになります。コンパーデル社ではこれも近々にノルディック用ストックに転用していくことになるでしょう。
♪♪♪コンパーデル revolutionäre は目が離せない!!!
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