2008年8月27日水曜日

№123)ノルディックストックウォーキングは将来何処に行き着くのだろうか?








本日はドイツのOtmar Oehさんが発明したパワーウォーキングというものをご紹介申し上げます。

http://www.power-walking.com/html/power_walking.html

http://www.power-walking.com/S048_049_TuP_Powerwalking.pdf

これがはたして市場性があるかないか。それは皆様にお任せするとして、とにかくまぁたくさんの遊び心に満ち溢れた楽しい発明ではないですか。私はこのような独創的なアイディアを、市場性とは関係なく高く評価いたしますね。創意を凝らしたこのギアからは発明者の熱いハートを感じます♪ このパワーウォーキングというものをひとまずここで検証というと大げさですが簡単に考察してみましょう。

第一に私が評価できるのは、既存の一般的なポールもしくはストックは軽いことがウリですが、彼は重ければそれだけエクササイズ効果が増すと考えたのだと思います。[ 集中かつ効果的、トレーニング時間は20分で充分 ] と、このHPには書いてあります。それが彼の新しい発想ですね。先入観が支配する世の中、逆転の発想は早々できるものではありませんから。

第二は、ポール&ストックの先端に車輪を装備したことです。これは今までにない独創的なものと評価できます。回転する車輪は世の中のありとあらゆる移動手段に取り入れられており、それはもっとも優れた部材であることが証明されているのですからね。

第三に評価できるのは、側面の写真やロゴにあるように、ポールもしくはストックの角度です。約30度ぐらいですね。この角度を低くすればするほど推進力が増すことを彼は知っているのだと思いますよ。事実、ポール&ストックは水平に近づけば近づくほど、上肢の力が効率よく前進力に置き換わるのですから。

第四は、デスク状の車輪2個を突くときに、ブレーキ装置を設けてストップしていることです。これがなければ車輪は後方に回転するのみで前進は求められない。引きずるときにはこのブレーキはスプリングが外れて前に回転する。つまり、一方向のみ回転する設計になっているのですね。彼、これにはずいぶんと苦労したのだと思いますよ。

第五、既存のノルディックウォーキングポールをそのまま転用できるようにしたことですね。先端の部材のみ交換することで、さまざまなエクササイズになるという発想です。いままでのノルディックウォーキングユーザーがそのまま取り込める、それはとても面白い発想だと私は評価いたします。

以上のようなわけで、Otmar Oehさんの発明で楽しませてもらいました。ちょっとアドレナリンが出ましたですよ私。ま、欠点はいくらでもあげられますがこのようなことが重なって、将来のノルディックストックウォーキングに発展していくことができれば大変に面白いと存じます。HPにはこのアイディアは2006年に考案したとありますね。それにしても彼の周辺にはどうしてこうも木材がたくさん並んでいるのでしょうかね? いつかまたもっと続けて読んでみますね・・・。










♪♪♪ Where will Nordic Pole walking arrive in the future ?!!!













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