2008年5月6日火曜日

№77)モチベーション(motivation)を生むノルディック・ストックウォーキング

№77)モチベーション(motivation)を生むノルディック・ストックウォーキング

いま世界各国800万人がノルディックウォーキング・ストックウォーキングを楽しんでいますね。ダブルストックを使って歩くと、誰もがその楽しさに感動してしまう。それはいったいなぜなのでしょうか。そこにはどういう意味が隠されているのでしょうか。本日はそれをあらためて検証いたします。

人間は二足歩行があたり前で、生まれて以来このかた他の歩き方があるなどとは考えてもみなかったわけですね。だがその常識を破ってストックを使って歩き、なんと腕の力が推進力になることを体験する。足からでなく上肢から得た力でスピードが加わり、それが理屈ぬきに脳に伝わるその不思議な感覚。このような未体験の驚きを持つとともにほとんど疲れずに歩ける。それが全身を動かすことの楽しさにつながり、誰しもそこに深い感動を覚えるのでありましょう。

ノルディックウォーキング・ストックウォーキングに取り組んでいる世界中の映像を見るとき、私はその骨格や動きから年齢・階層・スポーツ体験の有無などを観察します。そこには今日まで日常生活で運動習慣がなかなか得られなかった人々までが参加している姿を多く見ます。つまりそれは健康のための運動に縁の無かった人々に対して、上述のごとくノルディク・ストックウォーキングを楽しいと思う感動が人々を動かす最も重要な動機づけ(motivation・モチベーション)となっていること。そこにこのノルディックウォーキング・ストックウォーキングの健康増進における戦略性が込められていると私は考えるのです。

運動不足に悩む現代社会にあって、一日一万歩というスローガンは実に明確なものであります。が、社会全体はそれがなかなか実行できないのが現実であります。そればかりか昨年、影響力のある複数の統計によると、我が国の運動習慣はさらに後退しているのが実態で、先進各国より大きく遅れを取っている。成すべきことは、ここに新しい運動処方と運動用具の開発が必要な時代に我々は突入しているということを社会は今自覚しなければならないのではないでしょうか。それも人的な管理や一切のコストを必要としないもの。個人主体の確固とした動機づけ(motivation・モチベーション)に基づくものとしなければならないと思う次第であります。

♪♪♪ 健康増進をノルディック・ストックウォーキングで達成!!!


参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E6%A9%9F%E3%81%A5%E3%81%91








end

0 件のコメント: