今日までノルディックウォーキング発展に貢献してきたエクセル社(INWA)が、特別に設計したというノルディックウォーキング・専用ポールは、グーパーテクニックなど一般大衆には使い勝手がはなはだ悪い。そもそもその運動方法自体に矛盾があり、このため一般の人々にとっては取り組みに混乱が生じ、舗装道路では弱々しく歩くなど、ストック歩行本来の効力が発揮できていない。したがいそのnordic walking人気は長期低落の一方で、このままでは短期的流行に終わる傾向を見せている(googleアクセスデーター・過去7年/限りなくゼロに近づく折線グラフ参照)。 残念ながらそれはレキ社のウォーキングポールも同様で、現在INWA推奨のジムスティックもおおむね同じ設計である。このため私ウエルネスウォーカーはこの設計の欠陥をあらゆる角度から検証し、改良に着手するよう具体的な構造設計・提案を行い、このままでは健康のための運動処方であるノルディックウォーキングというムーブメントは、衰退するだけであろうという懸念を表明してきました。
拙ブログのタイトルに「進化」という言葉を使った意味はここにあります。本日から開催される INWA Annual Convention 2010に期待するのは、この「進化」を設計に取り入れることを検討していただきたいということに尽きます。人体健康に実行力のない設計のポールを使ったインストラクター制度ほど無意味なものはこの世にありません。われわれは誤った設計とそれに基づくテクニック理論から一日も早く脱却する必要があるのです。
<過去記事URL>
http://httpjiro-murakumo.blogspot.com/2009/11/inwa.html

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