2010年3月15日月曜日

№238) ノルディクウォーク前の[ 関節モビリゼーション]



加齢による身体能力低下を贖うために私ウエルネスウォーカーは毎朝ストレッチングと筋肉トレーニングを欠かしません。五年以上体験しますがこの場合私が最も念を入れて意識していることは常にモビリゼーションを行うこと、つまり関節モビリゼーションのことです。毎朝私はこれに真っ先に取り組んでいて、中間でも必ず関節モビリゼーションいたします。これを意識してから身体は実に調子がいいです。

関節を大切に扱うということは関節周辺のことに詳しくなくては始まらない。ということで、本日はこの関節モビリゼーションとその周辺のことをちょっと調べましたので書き込みさせていただきます。これはストレッチング&筋肉トレーニングに取り組む前の基本中の基本だと考えていて、ストック歩行を行う前にも大切なこと。激しくお勧めのトレーニング方法ですヨ

***引用************

スポーツと関節モビリゼーション


プレー前の関節モビリゼーション

ウォームアップの補助として、マッサージやストレッチングなどと合わせて用いるとより効果的である。
特別な症状のない関節であっても、屈伸や回旋時にゴリゴリ音がしたり、こわばりを感じることなどはよく経験することである。これは関節機能異常とは異なる ものの、関節相互の滑らかさを欠いていることによって起こる現象であって、関節包内の動きに微妙なアンバランスが生じている状態である。
関節運動の中心となる関節包内の動きの制限はそれがミリ単位のわずかなものであっても肢節の遠位部で大きな可動域制限、すなわち柔軟性の低下として示される。硬い関節は運動能力の発現を阻害するばかりか、筋や靭帯に過剰な負荷を強いることで、障害発生の重要な危険因子ともなる。すなわち、効率的なプレーと障害の予防を図るためには関節のスムーズな動き(柔軟性)が必要である。また関節包内での円滑な動きが要求される。このような理由から、プレー前における 関節モビリゼーションの有用性は大きい。

プレー中の関節モビリゼーション

長い時間プレーを続けていると、主に使用される関節周囲の筋肉は疲労しスパズムが生じてくる。これが関節包内の運動に微妙な制約をもたらす結果、プレー中の関節の動きに悪い影響を及ぼすことになる。
し たがって、インターバル制のスポーツや野球などにおいて、ゲームの合間に使用頻度の高い関節に関節モビリゼーションを施すことは、次のプレーをより快適に 行う上で重要なことである。また、プレー中に発生するアクシデントのうち、ふくらはぎの痙攣(こむら返り)や関節のひっかかり、痛み、あるいは軽い捻挫などは関節機能の異常が関与している場合が多く、こうしたケースの応急処置の手助けとしても関節モビリゼーションは有効である。

プレー後の関節モビリゼーション

運動した後の関節は、周囲軟部組織の過度の緊張と荷重の反復によって、関節間隙は狭められ血液やリンパの循環は妨げられている。このような状態を繰り返し放置すれば、疲労物質の蓄積と酸素・栄養の供給障害とによって、局所組織に器質的変化がもたらされ、オーバーユースとしての様様な関節機能の障害が誘発される。
したがって、プレーの後にこうした関節状態の改善を図る目的で関節モビリゼーションを施すことはオーバーユースによるスポーツ障害を予防する立場から極めて大切なことである。鍼灸・マッサージ・温熱療法などと併せて用いれば、その効果はいっそう高められる。
(出展URL:http://www.geocities.jp/ocufc_1/mobilization.html)

解説////////////////////////////////////////////////////
関節包
読み方:かんせつほう、かんせつのう
別名:関節嚢
【英】:Capsula articularis,Joint capsule
関節包(関節嚢)は骨膜のつづきで関節腔を完全に包む。関節包は緊張または弛緩することができ、関節体の軟骨におおわれた面の近くに固着している。外層の線維膜(線維層)と内層の滑膜(滑膜層)の2層とからなる。滑膜の内面からぬるぬるした、糸をひくような滑液が分泌され、摩擦を軽減する。
(出展URL:http://www.weblio.jp/content/%E9%96%A2%E7%AF%80%E5%8C%85)
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ウォームアップとクールダウンの生理学的意味

ウォームアップはからだを温めることで、一般に主運動の前にからだの代謝機能をあらかじめ促進させておくことを意味する。血液の循環を促進させて体温を上昇させる必要がある。また、ストレッチングなどの準備運動によって関節や筋・腱の収縮・伸展を滑らかにしておくと障害の予防になる。例えば関節の潤滑油とも言われる滑液は、一定の温度が上昇しないと分泌されない。また、筋収縮をコントロールするカルシウムイオンはからだが温まらないと作用しない。水泳中にみられる「こむら返り」などは、冷たい水中環境と疲労した筋の関係において発生することから、ウォームアップの重要性が裏付けられる。
さらに、ウォームアップは主運動前の心の準備をしたり、運動意欲(スピリット)を高める意味を持つ。トレーニングによって招いた疲労は、必ず回復させておく必要がある。そのまま放置しておくと、疲労が蓄積し障害を招くからである。

クールダウンすることは、からだを冷却することだが、からだの循環を促進し、興奮したからだを鎮静化させる意味を持っている。具体的には、エネルギーに枯渇したからだに栄養を補給し、酸素を補い、トレーニングの前の状態に戻すことが必要となる。したがって、じっと動かずに休息するよりも、むしろ積極的に軽い運動をすることで疲労回復を早めることが出来る。
(出展URL:http://www.geocities.jp/ocufc_1/updown.html)
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(図/出展URL*http://www.tsutsujino.com/ttjn/nennza.html)

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