ノルディック・ストックウォーキングは、人間が行う“直立四足歩行”のことである。
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-“直立四足歩行”の観察-
この新しいストックウォーキング方法は、市民スポーツとして多くの人々の間で親しまれ世界中に広がった。それはあらゆる階層のための生涯スポーツである。この運動法は同時に高度文明がもたらした運動不足病や、さまざまなかたちでの生活習慣病に対する解決策で、心身をバランスよく健康にする21世紀型運動プログラムであって、これまでにない多くの戦略的特性を備えている。
この運動の特徴は、上肢にWストックを使う“直立四足歩行”=“ストック歩行”である。
通常のウォーキングが二足に比べ+2=四足歩行であるから、全ての面で運動効果が優る。これはシングルストックでも充分に運動効果を発揮することが出来、それは2足+1=3足歩行効果である。ウォーキングと同じくアウトドアを特徴とするが、インドアであっても運動習慣が求められ、且つウォーキングよりスポーツ性に富んだものである。したがってこれまでのウォーキング大系を飛躍的に発展させる。
上肢にストックを使い、それを歩行推進力に置き換えるということは、人間がかつて経験したことのない“直立四足歩行”であるから、それには哺乳動物の四足歩行を観察する必要がある。この場合馬や犬猫と同じ四足歩行であるが、その哺乳動物の歩き方と人間との両者には決定的な違いがあって、人の両上肢が動物の場合の両後足に相当し、人間の両下肢は動物の場合の両前足に該当するということである。つまり動物の場合の四足歩行と人間の四足歩行では、運動機能の面から観察すると“前後逆転現象”というものが見られる。
その“前後逆転”現象は、Wストックが約45度の角度で身体後方に伸びているからに他ならないが、下肢より上肢の力が身体後方になることで、動物の両後足と同じく人間の両上肢は“推進力”に重点を置くところとなっている。もちろんこれは人間の意志で、強弱が調整できるものであることは言うまでもない。また動物の両前足は“方向性と制動力”を主につかさどっていると考えられるが、人間の場合も“直立四足歩行”の両下肢は、もっぱら“方向性と制動力”の機能をつかさどる。また関節の曲がり方も動物とは形状の位置関係で“前後逆転現象”が見られ、これは“直立四足歩行”の方がより安全な歩行運動となることを証明している。
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追伸:“直立四足歩行”は、ストックに義足の役割を持たすということでもある。義足であるからには工学的な義足研究と哺乳類の四足歩行というもの双方の研究が必要だと思う。でも、二足歩行の研究自体がまだ充分に明らかになっていないのではないでしょうか、そうなると三方向ですかね。
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♪書き込みしている自分がなんだか可笑しくなってしまいました・・・♪
-Wellness Walker-
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