イングランド中央部、マンチェスター北東に位置するところにイルクリー(ilkley)という街がある。人口13,828人(国勢調査2001年)、遺跡があり温泉も沸くところから今では観光地として知られているが、ここを根拠地としてノルディックウォーキング教室を開いているイギリス人インストラクター・活動家のホームページが公開されている。本日はこれを以下にご紹介申し上げます。
http://www.ilkleyfitness.co.uk
彼女らは、土地の名前であるイルクリー・フィットネス(ilkleyfitness)と標榜し、ノルディックウォーキングだけのスクールではないもののホームページの題名は「ノルディックウォーキング・ヨークシャー」である。有名なヨークシャー (Yorkshire) はイングランド北部にある地域を指し、500万人前後の人口を擁し全体の面積は15000平方キロメートルとイングランド最大である。郡の中心都市はヨーク市で、他にリーズ、シェフィールド、ブラッドフォードといった大都市がある。
ま、いろいろな背景をご紹介すると切がないのでやめますが、とにかく美しい自然の風景が広がっているのがイルクリーという街なのであります。何を言いたいのかと申しますと、彼女らのフィールドはあくまでもアスファルトではなく、野山とか草原の草地だということです。ノルディックウォーキングスクールでは海外にバケーション旅行しますが、そこも全て自然に恵まれた非アスファルト非舗装道路のフィールドを選択していますネ♪ そこのところがわが国と決定的に違うフィールドである、ということを確認します。
そして草地を鋭い金属爪で大地を突き刺しながらノルディックウォーキングすることを好む。自然が多く残された彼らの国では倫理的にそれは許されます。が、日本の野山では、農耕民族であったせいか人口密度のせいかそれはちょっと考えられないほどの無神経な行為で、何時かは誰かに必ず非難されるますネ♪
http://www.ilkleyfitness.co.uk/index.php?topic=nordic&subtopic=equipment
ところで、ヨーロッパの人々は、草地だけではなくアスファルト道路であってもストック(ポール)先端の金属爪を、舗装道路上の硬い路面を鋭く突き刺しながらノルディックウォーキングします。インストラクターも表向きはアスファルトパットを使用としますが、そのアスファルトパットにしても、穴が開いていて金属爪がむき出す設計が多く見られます。たしかにその方が推進力に優れるので、推奨するわけではないけれども実質的にやめられないのですネ! でもこれはちょっとアスファルトジャングルに住む我々にとって、それをどう考えたらいいか理解できない問題だと思いますがネ♪
2009年9月27日日曜日
№200号記念) 2010年は乳母車と共存できる市民スポーツへ
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もっとも彼らヨーロッパの人々にしてみれば、日本のノルディックウォーキングはノルディックウォーキングではない。と、映るのかも知れませんネ?
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