2009年2月11日水曜日

№163) 書評: 「ノルディックウォーキング ウォーキングとストレッチ」


ペトラ・モマード-ヤオホ博士、カーリン・アルブレヒト両氏(P5写真)
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超クールな本です!!!
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http://www.nap-ltd.co.jp/book/NO68.html
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(有)ナップ刊行によるこの本のタイトルは「ノルディックウォーキング」が先になっており、監訳者序文でもそのような傾向がうかがえるもののこれはそのためのいわゆるハウツー本とか実用書ではけっしてない。むしろストレッチングに焦点をあてた、もっともっと範囲の広い知性あふれた健康のための専門書。一言でいえば超クール!!!と私は受けとめましたですネ。むしろ、「知的ストレッチングのすすめ」というサブタイトルのほうがいよいのではないか
この私ウエルネスウォーカーも、実はいわゆるストレッチに関しては日常的な実践者で、本格的に取り組んでからかれこれ5年以上になります。この冬季においても最低週3回、各1時間程度は取り組んでいて自分でもストレッチ道は究めてきたと自負しており、そして自らのQOL向上を獲得するためには欠くことができないトレーニングだとかねがね思っています。で、この著書を読んで、これまたそれを確認させられるとともに「目からうろこが落ちる」がごとくの感を抱いたのであります。

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この著書「ノルディックウォーキングウォーキングとストレッチ」は、ペトラ・モマード-ヤオホ博士、カーリン・アルブレヒト氏の共著で、私が重要であると認識するのは、集中して読めばつかむことができますが全体を通じてその文章の中にある多くの哲学的とも言える「悟りの言葉」ですネそれから「モビリゼーション」*という言葉の意味。これは両氏の専門的な学問知識に基づくものであり、長年の実践経験のみが到達することのできる独壇場ともいえる領域でありましょう。(このなかで博士がストラップを使っているのは、本人の問題ではなく製造メーカー側の責任ですね。)
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世間には違いだらけの健康法があふれています。メディアは間違いだらけのダイエット法であふれ、TVで流されるメタボ対策の短絡的な運動法の数々。ほかにもさまざまな間違いだらけのムーブメントに私がいいたいことは多々ありますが、それは別の機会に譲り、最後に付け加えますならばこの本は健康のためのバイブルと言っても過言ではない。
そしてこの本に使う写真はほんの少しでも間違いがないように全部両氏ご自身がモデルになっていてそれが最も信用できる要素となっていますネ♪ いつの日かこの先生方の講演がありましたら素敵なそのお姿を拝見したいので私ウエルネスウォーカーぜひとも聴講したいです!!
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<参考>
*モビリゼーション(もしくはモビライゼーション)は、理学療法and整体用語として使われることが多く、スラスト**などの瞬間的矯正をかけることなく、関節に細やかな運動を繰り返し与え、硬直した関節部分を動くように回復させたり、痛みを軽減させることを言います。緩やかで優しい矯正法なので、年寄りや子供にも安全なテクニック。また、この手技はスポーツ選手などに大変有効で、関節の柔軟性向上や障害予防、疲労回復などの効果がある。
** スラストとは、関節の歪みを正すために関節に加える力のこと。関節が空隙化(くうげきか)するため「ポキッ」などの矯正音を伴う。

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