2008年5月20日火曜日

№84)モチベーションを刺激するノルディック・ウォーキングストック&ポール


№84)モチベーションを刺激するノルディック・ウォーキングストック&ポール

ノルディックウォーキングが盛んな国を見ると、発祥地のフィンランドをはじめヨーロッパ諸国の中ではオランダ、ベルギー、ドイツ、オーストリア、スイスが活発であることが上げられ、それらの国ではすでにいままでのウォーキングに取って代わって健康増進法としている印象を受けます。しかしそれに比べ一方の大国フランスではあまりパッとした広がりは見られませんでしたね。もちろんメディアは取り上げているし、メーカーもそれなりに宣伝しましたが大きな広がりは見せていなかった。それもこれもフランスという国民性がそうさせているのかと私は理解しておりました。が、自国企業であるTSL社が近年特許を取得しバットン(ストック&ポール)開発に成功して以降、WEBのあちらこちらにマーチ・ノルディック(ノルディックウォーキング)に取り組む姿が散見できるようになったのです。


http://www.athle.com/asp.net/main.pdf/pdf.aspx?path=/pdf/leaflet_def_mn_2008.pdf


そして前回書き込みさせていただいたように、また上述のURLを開くとお分かりのようにTSL社はフランスではもうアデダスや大銀行ケスデパーニュと肩を並べウォーキングイベントのスポンサーになっている。顧みるとドイツでもLEKI社という自国のメーカーがあり、元祖フィンランドはご存知EXEL社・ONE WAY社、アメリカにはExerstrider社がありイギリスにはこの前ご紹介のPACERPOLE社がこれまた独自の開発をしております。そうそう、ノルウエイには有名なSWIX社がありオーストリアにはKOMPERDELL社がありますしスイスはKV+社かな? 中には多国籍企業に成長しているのもあるけれども、それぞれ親しみのある自国のメーカーが存在しているわけですね。でも日本はいまだに本格的なストック&ポールのメーカーは現在存在しない。わずかにメタボリックシンドローム対策あるいは高齢者用のものとしてのストック&ポールを製造するに留まっています。ま、TSL社のように例え後発でも開発力があればそれは問題なく、必要なことはその国独自の発想、確立したコンセプトに基づくものが必要ということではないでしょうか。単なる他国の模倣とか若干の改良ではその国の人々のモチベーションを刺激することにならないと私は考えます。


http://www.athle.com/asp.net/main.home/home.aspx


上記のこのホームページは前回の書き込みと同じURLですが、フランス陸上連盟が運営するもので言わば国家レベルの健康増進における政策、方針を汲んでいます。その意味では画期的で、見ようによっては世界で最も規模の大きいノルディック・ストックウォーキングイベントではないでしょうか?デイリーなニュースもありますが最低一週間ごとに更新されている様子。今月末から来月上旬にかけてマーチノルディック(ノルディックウォーキング)のイベント情報が載ると思いますので、我々ノルディック・ストックウォーキングに取り組む者としては必見ですよね。果たしてどのようなニュースが舞い込んでくるのか?とっても楽しみです。フランスにおけるご成功をお祈りいたします。




♪♪♪自国開発のノルディック・ストックウォーキング・ギアが原動力 !!!


End

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