昨年、エクセル社は、経営難にともない伝統ある屋外スポーツ部門を切り離し、すべてをカルフ社(フィンランド)に売却した。海外展開のエクセル現地法人も、中国はじめそれぞれの国で売却した様子。そこで気になるのがスポーツ本体を買収し、経営権と特許権を取得したカルフ社の動向である。
なぜならば、エクセルスポーツは、INWA=ノルディックウォーキング国際連盟組織を運営し、もって世界各地にノルディックウォーキング協会の組織作りと、テクニック、インストラクター養成などを指導し、国際的上部組織の役割を果たしてきたからであります。今回そのオーナーがカルフ社となったからには、これからのノルディックウォーキングの方向性にきわめて大きな影響を来たすでありましょう。
一方、分割で残されたエクセル社は、素材産業のみに特化し社名を引き継ぎ、健全経営を目指し地道に努力しているので、ノルディックウォーキングならびにスキーなどのアウトドアースポーツには疎遠となっている。(下記:アニュアルリポート参照)したがって、今後このEXELという社名さえもカルフ社はいつまで使うのか気になるところでもある。が、もっとも気になるのはINWAの帰趨である。いまのところINWAホームページに見る限り、そこには関連する目立つ記事は認められない、これも私はちょっとどうかと思いますが、内部では毎日喧々諤々ではないでしょうか?これからのINWAに注目ですネ♪
しかしながらいまここに、カルフ社作成のノルディックウォーキングに関するpdfがある。これを見て、カルフ社がいまのところどのように考えノルディックウォーキングをどう捉えているか、その参考資料になればと、本日はこれを皆様にご紹介申し上げます。
KARHU社:ノルディックウォーキングpdf
http://ewendts.k0v.de/kunde//kunde/common/data/wendt/pix/nordicwalking.pdf
EXEL社(素材部門):アニュアルリポート
http://web.lib.hse.fi/FI/yrityspalvelin/pdf/2008/Eexel2008.pdf
関連記事(ストック歩行の進化/兄弟ブログ):
http://httpjiro-murakumo.blogspot.com/2009/11/blog-post_09.html
私ウエルネスウォーカーの評価は、カルフ社のこのpdfは、ノルディックウォーキングに関して言えば、はなはだ初歩的な段階と受け止めざるをえません。カルフ社の経営陣ならびに開発スタッフが、この拙ブログ[進化するノルディック・ストックウォーキング]にて提案しているアスファルト戦略の内容を、ぜひとも検討してくださることを切に望むものであります♪
http://karhuskico.com/
.
.
.
.
.
.
0 件のコメント:
コメントを投稿