2009年2月28日土曜日

< 参 考 文 献 >

同志社大学HPより:
同志社大学学術リポジトリ/紀要論文/同志社保健体育 第46号 p.89/「日本と世界のノルディックウォーキングの動向」竹田正樹教授
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http://elib.doshisha.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/U_CHARSET.utf-8/BD00011938/Body/027000460007.pdf

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***以下、抜粋引用はじめ*******
(同志社大学学術リポジトリとは、本学の学部、研究科、研究所、センター及び研究センター群に所属する教職員・大学院学生等の研究者及び研究プロジェクトが生成した電子的形態の研究成果・ 教育資源等の学術コンテンツを一元的に収集・蓄積・保存し、無償でネットワークを通じて世界に 向けて情報発信を行うシステムです。)
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3)世界の先駆者たちとノルディックウォーキング普及のための議論
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 ノルディックウォーキングの普及をどうするかについては,筆者の立場が研究者であったことから,商業ベースの話には残念ながら場違いな感があったが,健康科学,健康教育,あるいはスポーツ科学という立場では,多くの収穫があった。例えば,ポールの開発に関する話題では,誰でもが使いやすく,しかも手に衝撃の少ない用具はどうあるべきか,グリップや尖端のチップの形状はいかなるものが望ましいのか,また,中国においては心臓病のリハビリテーションとして心臓病学会との協力の下にノルディックウォーキングを普及させる用意があるという報告があったが,このことも今後の世界および日本のノルディックウォーキングの普及には大変興味深いものであった。我が国においても心臓病のリハビリテーションとしてノルディックウォーキングを普及させようという動きがあるが,一研究者や指導員が単独・個別に行うのではなく,協会や学会との組織間連携がこのスポーツの普及あるいはリハビリテーションや健康教育に大きく貢献するものと考えられた。
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ま  と  め
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 今回は国際ノルディックウォーキング協会の動向とコンベンション2007に参加しての報告を感想も交えて述べたが,総じて,ちょうど10年前にノルディックウォーキングの普及がスタートしてから,健康運動としての優れた効果が確認され,世界中に急速に広まったことが確認できた。その愛好者の数はすでに全世界で800万人を超えていると推測されている。今回のコンベンションに参加して,今後もかなりの勢いで益々愛好者が増えることが予想できた。
 一方,普及に伴って,INWAをはじめとした組織作りも実施されてきたが,INWAが世界唯一の公認団体であるが,組織として完全なる地位にいるとはまだ言えない現状もある。それは今後の課題ということになろう。いずれにしてもこの素晴らしい健康運動を日本においても普及させたいと筆者は願うばかりである。
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***以上、抜粋引用終わり*******

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この文献はすでにこのブログでご紹介申し上げたことがありますが、今回テーマの利便性を考え再び参考文献とさせていただきます。
-ウエルネスウォーカーWellness Walker-

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